今日見た映画は「独立記念日」とは、何の関係もない 【ディア・ドクター】
そして、今日の記事で、当ブログ記事トータル 【1000本目!】
我ながら凄い! (削除および非表示記事を含む)
******************
さて、この映画 笑福亭鶴瓶 さんが主役です。

もう予告編を見ているだけで、どうやら笑福亭鶴瓶 さん扮するドクター伊野治は
いわゆる 「無資格医」 らしいことが示唆されているが、
映画冒頭は、その「無資格医」 が失踪し、警察の捜査が入るところから始まる。
そして彼は、村長(笹野高史)のたっての頼みで、無医村に3年半前にやってきた。
村の人たちの彼に対する信頼は極めて強く、一人の高齢者の命を救えば村中の人が
集まって万歳をするほど。
そんな診療所に若手の研修医・相馬啓介(瑛太)がやってきた。

ベテラン看護婦・朱美(余貴美子)は頼りになる相棒
一緒に夜中の往診も厭わず駆けつけ急患に対応する。
無医村だった人々にとっては、神様以上の存在であってもおかしくない。
伊野は特殊な症例でなければ、充分診察対応できる。
内視鏡も安全に使える。
しかし、正規の医師免許証は持っていない。
掲示していた免許証は偽装したものであった。
末期癌に侵された八千草薫さん演ずる鳥飼かづ子 と 伊野治の心の交流は
なかなか難しいシチュエーションである。

鳥飼かづ子 の娘りつ子(井川遥)は、東京の大病院の勤務医であるが、
かづ子はりつ子に本当の病状を隠すように伊野治に頼む。
『積極的』治療を拒否しているのだ。
というのは、以前に亡くなった かづ子の夫が『積極的』治療で いわゆるチューブ人間としての最後を迎えたからである。
伊野医師を訪れた鳥飼りつ子に、伊野は かづ子との約束通り癌の秘密を隠し、胃カメラの写真や血液検査のデータも当たり障りのないものだけを開示する。

そして、その鬱屈に耐えかねて『失踪』してしまったのである。
映画は、失踪した伊野を捜索する警察の関係者への事情聴取の場面と、医師として活躍する場面を頻繁に入れ替えて構成している。
昨年が「偽装」「偽装」と騒がれた中で、「本物」とは何か? 「偽者」とは何か?
を問う映画となっている。
************************************
ランキングの応援をよろしく ⇒

************************************
現在47位/1,289ブログ中
アクセス総数:169,343 (約17万アクセス)
公式サイトは、ここをクリック
goo映画による解説とスタッフ・キャスト紹介は、ここをクリック
井川 遥 さんは、35歳位の役柄だが、若々しく美しい!
(実年齢は33歳になったばかりだが、撮影中は32歳くらいですね)
井川遙さん女児出産(時事通信) - goo ニュース
2009年7月6日(月)12:03

井川遥(イガワ ハルカ)
女優 タレント モデル
1976年6月29日生まれ、B型
東京出身、167cm

ディア・ドクター - goo 映画
goo映画による 【作品解説・紹介】
山間の小さな村のただ一人の医師、伊野が失踪した。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。やがて刑事が二人やってきて彼の身辺を洗い始める――。失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬が村にやってくる。看護師の朱美と3人での診察の日々。そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子が倒れたとの一報が入る……。
『蛇イチゴ』『ゆれる』の西川美和監督が、笑福亭鶴瓶を主演に迎え、僻地医療や高齢化など現代の世相に切り込んだ人間ドラマの秀作だ。本作で映画初主演を務めた「日本で一番顔を知られた男」笑福亭鶴瓶が演じるのは、無医村に赴任した医師。村人から全幅の信頼を集めながらも、謎に満ちた彼の素性――。その医師の失踪をきっかけに浮かび上がる彼の行動と人物像を軸にした心理劇が展開される。『アヒルと鴨のコインロッカー』の瑛太をはじめ、八千草薫、余貴美子など、若手やベテランともに実力のあるキャストが集結した。前2作同様、“善”と“悪”の両極では決して語れない人間の複雑な内面を描くことに定評のある西川監督の脚本が秀逸だ。
【スタッフ・キャスト】
監督・脚本・原作:西川美和
出演
笑福亭鶴瓶
瑛太
余貴美子
井川遥
香川照之
八千草薫
- 関連記事
-
- 原作は小林多喜二と出てくるが切り口は“新鮮な” 映画 【蟹工船】 (2009/07/11)
- 映画 【三国志】 Red Cliff ではない2008年の中国映画 (2009/07/05)
- ブログ記事1000本目! & 映画 【ディア・ドクター】 「免許」の意味 (2009/07/04)
- 映画 【劔岳 点の記】 (2009/06/29)
- 映画 【群青 愛が沈んだ海の色】 静かな映画 (2009/06/28)