◇ ダウ平均は10日間の続落 = ダウ平均は先週988ドルの大幅な値下がり。週末には下げ止まったが、水曜日までは10営業日の続落。実に50年ぶりの珍記録となった。特にFRBが0.25%の利下げを発表した水曜日は1100ドルを超える値下がり。この10日間の下げ幅は2689ドルに達した。利下げは完全に織り込んでいた市場だったが、FRBが来年の利下げ回数見通しを「4回から2回に縮小」したことがショックとなった。
日経平均は先週769円の値下がり。こちらも6日間の続落で、終り値は3万9000円を割り込んだ。ニューヨーク市場が黒雲に覆われたのだから、やむを得ない。その割に下げ幅は小さかったと言えるだろう。日本株が出遅れ気味だったことが、かえって幸いした。またFRBが利下げしたのに日銀が動かなかったことから、円の対ドル相場が大きく下落。これも株価の下落に、ある程度のブレーキをかけたようだ。
「来年の利下げは、ゆっくりしたペースになりそうだ」--この見通しが広がると、ニューヨーク債券市場の長期金利が大きく跳ね上がった。これが株価を下落させ、ドル高を進行させた。今週はその反動で、株高・ドル安の場面があるかもしれない。しかし来年のアメリカ経済に対する不安が、すぐに消えることはないだろう。市場が平常の感覚に戻るのには、少し時間がかかるのかもしれない。
今週は25日に、11月の企業向けサービス価格。27日に、11月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、12月の東京都区部・消費者物価。アメリカでは23日に、12月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。24日に、11月の新築住宅販売が発表される。
≪23日の日経平均 = 上げ +459.44円≫
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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日経平均は先週769円の値下がり。こちらも6日間の続落で、終り値は3万9000円を割り込んだ。ニューヨーク市場が黒雲に覆われたのだから、やむを得ない。その割に下げ幅は小さかったと言えるだろう。日本株が出遅れ気味だったことが、かえって幸いした。またFRBが利下げしたのに日銀が動かなかったことから、円の対ドル相場が大きく下落。これも株価の下落に、ある程度のブレーキをかけたようだ。
「来年の利下げは、ゆっくりしたペースになりそうだ」--この見通しが広がると、ニューヨーク債券市場の長期金利が大きく跳ね上がった。これが株価を下落させ、ドル高を進行させた。今週はその反動で、株高・ドル安の場面があるかもしれない。しかし来年のアメリカ経済に対する不安が、すぐに消えることはないだろう。市場が平常の感覚に戻るのには、少し時間がかかるのかもしれない。
今週は25日に、11月の企業向けサービス価格。27日に、11月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、12月の東京都区部・消費者物価。アメリカでは23日に、12月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。24日に、11月の新築住宅販売が発表される。
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