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はてなキーワード: 防衛費とは

2026-05-07

anond:20260507152621

あんだけ増税しているからそりゃ税収は増えるだろう。

ただ、政府債務は膨大であり、利払いも巨額だ。

今後、金利が上がるので利払いはさらに増える。

その状態で、防衛費さらに上げるとどうなるか?

ちょっとまともな頭があるならわかるだろう。

anond:20260507145744

じゃあ、日本防衛費やすのも核保有議論するのも当然やんけ

そんなこと言いながら、平和デモしてる集団あるんか?あるのかないのかイエスかノーで答えて

anond:20260507125814

からその「国の借金ガー」って発想がもう完全に財務脳なんだよw

国債って誰から誰への借金か分かってる?

日本政府が円建てで発行してるだけだぞ?

しかも大半国内保有

家計借金と同列に語ってる時点でズレてる。

そもそもお前ら、コロナの時は100兆単位国債出しても「必要支出!」って言ってたじゃんw

なんで防衛になると急に家計簿おじさん化するの?

結局、

防衛費増額」→賛成

「でも増税は嫌」→許せない

っていう財務省の感情論なんだよな。

anond:20260507121940

借金でまかなえば借金が膨れるだけだけど、

自分関係なくて将来世代に任せればいいって意味

それとも今回の防衛費一時的な出費と捉えた上で恒久化させたくないという意味

逆に、その論法で言えば現在徴収している税金も、一部でも半分でも全部(!)でも減税した上で国債でまかなうべき?

anond:20260507122832

はいはい出た出たw

「円が売られるぞー!財務悪化するぞー!」って財務省のテンプレ呪文ねw

お前ら30年ずっとそれ言ってるけど日本まだ破綻してないじゃんw

しろ増税するたび景気壊して税収減らしてるの草。

あと防衛国債ダメって言うけど、じゃあ中国が攻めてきても「財政健全化大事なので増税してから防衛します!」とか言うの?w

平和ボケにも程があるわ。

というか国債って政府が円で発行して日銀が買えるのに何で破綻するんだよ。

自国通貨建て理解してる?w

市場が怒る!」とか言うけど、その市場って誰だよw

また謎の“国際金融市場様”ですか?w

財務省に脳焼かれすぎ。

結局お前らって

老人福祉には100兆使ってもダンマリなのに

防衛費になると急に「財源がー!未来世代がー!」始まるんだよなw

分かりやすすぎる。

anond:20260507121940

防衛国債を毎年発行することになるので、財務さら悪化して、円安が止まらなくなるよ。

こんな財務リスクあって、貿易赤字なのに、こんなに安い金利しか払わないの?ふざけるなとして円が売られているわけだし。

もちろん、増税した場合不景気になってふざけるなだし、金利を上げた場合経済ダメージがあるしね。

から言わせれば、こんな状態なのに防衛費あげるとかアホですか?と思うけど。

まあね、それでも防衛費あげるなら、それをうまく利用して儲ける方法を考えるしかいね

2026-05-06

anond:20260506001058

消費税20%以上にしないとロシアと同じ防衛費を確保できないでしょ。

したがって軍事力で対抗するというのは無理というものだ。

日本場合、海が最大の要塞になってる。そして原油とガス資源を持っていないというのが征服してもうま味がない土地だ。

また、日本列島が意外と広く、山と、耐震性のある鉄筋コンクリート建物がたくさんあるというのも制圧しにくさになってる。

anond:20260505124020

戦争反対かつ憲法改正による自衛隊地位明確化防衛費増を主張するならそれでもいいんじゃない

違うというならどう違って、どうロシアに対抗する気なのかを説明する必要があると思う

2026-05-05

anond:20260505175634

逆に言えば戦いは起きないと思う。

中国はただ待っていればいいわけだし。

孫氏の兵法にあるように、戦わずして勝つこそ善の善たるものだ。

防衛費アップだーと増税したら、さら日本の衰退が早まるだけだし。

日本現状維持の衰退を続けるなら、防衛費アップした時よりは衰退が遅くなるけど、少子高齢化で衰退していく。

逆に経済発展路線にできるなら、差は広がるだろうけど、衰退はより遅くなる。

anond:20260505175245

そうだね。だから防衛費増は悪手なんだ。

何もいいことがない。

結局、経済的に発展することが一番の国防になると思う。

anond:20260505173625

消費税20%ないと足りなくないか

消費税10%の税収は24兆円だ。

15%にしたら、12兆円増える。

既存防衛費8兆円+12兆円で20兆円だ。

でも、中国軍事費は36兆円ぐらいなので、まだ16兆円たりない。

消費税20%にしたら、8兆円+24兆円で32兆円なので近くまで行けるかな?

そして、この防衛費の半分ぐらいは兵器調達アメリカなどからドル建てで武器を買うことになるだろう。

32兆円の半分は16兆円なので、毎年16兆円のドル買いになる。これは強烈な円安要因になる。

ちなみに、為替介入1回が5兆円ぐらいと言われているので、毎年3回分、逆側への為替介入をする状態になるね。

君の消費税15%でも、20兆円の半分は10兆円なので、毎年2回分の逆側への為替介入をしている状態になるね。

さてさて、円はいくらになるかな?

anond:20260505174834

軍拡必要だな徴兵制

消費税は5%分を防衛費にあてるためアップ

核兵器微妙だゆうて台湾のためには使えんし、沖縄のためにも使えないので原子力潜水艦が先

中国封じ込めとか無謀ではしご外されそうなことはやめとけ

anond:20260505165601

どう考えても悪手でしょ。

店舗ガードマンを2倍にしても、売上は2倍にならないわけだし。

防衛費という経費は倍になるけどね。

そして防衛装備品アメリカからメインで買うわけで、それが円安圧力にもなるわけだし。

仮に防衛費8兆円の半分の4兆円が装備品購入だとしたら、毎年4兆円がドルに代わる。

もし10兆円になったら5兆円ぐらいかな?

為替介入1回が5兆円ぐらいと言われるので、だいたい為替介入1回分の逆方向(円からドルへだから逆向き)が毎年発生するわけだし。

anond:20260505125357

それなら防衛費を増やすではなく、より交易を増やすでもいいような?

2026-05-04

朝日新聞連載Re:Ronメディア公共記事 インタビュー 9条だけでない、憲法という「自己拘束」の知恵 木村草太さんに聞く 2026年5月3日 7時00分 聞き手大内悟史

憲法学者木村草太さんインタビュー

 

時は来た」と高市首相憲法をどう変えたいのか 持論は「国防軍

 ――戦後日本社会と人々の暮らしを支えてきた憲法は、地に足のついたものになっているでしょうか。

 

 憲法が示している戦後日本の基本原則は揺らいでいないと思います平和主義国民主権人権尊重を捨て去りたいという人はごく一部でしょう。ただ、気になる点もあります憲法学者として人権差別解消の問題に長く取り組むなかで、昨年出した『幸福憲法学』ではこう指摘しました。

 

 「本来は『人権』という言葉を使うべき場面で、それを避ける例もある」「『人権』という言葉は避けられている」と。

 

 ――80年近くを経て、憲法価値観空洞化しているということでしょうか。昨夏の参院選では外国人政策が急に争点化し、排外的政策を掲げる政党政治家が広く支持を集めました。

 

 社会経済の先行き不安や怒りが広く存在するとき、人はその原因を何かに帰属」させようとします。何が不安や怒りの原因かは目に見えるほど明確ではないので、その帰属先はしばしば操作されます哲学者スローターダイクは、中世カトリック教会共産主義が、人々の怒りの矛先を操作して自分たちエネルギーしたことを論じています。怒りや不安を人の属性帰属させれば、差別の出発点となります

 

 例えば、外国人に見える観光客マナーが悪かった時、その人の問題とするべきですが、外国人差別を煽(あお)る人は「外国人観光客全員」あるいは「在留外国人も含む外国人全員」の問題とする操作します。

 

 ――メディアも、目に見える誰かのせいにして差別に加担しないようにしたいです。

 

 差別を防ぐには、不安や怒りを安易に誰かのせいにしないという意味での「自己拘束」が必要です。メディアが、因果の流れを丁寧に説明する必要があるでしょう。例えば、原油高に伴う物価高のメカニズムを報じることは、日常イライラを「外国人」に向けず、適切な対策を打たない政府や、戦争を続けるロシアイスラエル問題意識させることにつながります

 

プライバシー権と「差別されない権利

 ――不安や怒りのはけ口を探して、誰かを標的にする。そうして自分感情操作された結果、差別に加担するのは嫌です。

 

 憲法の掲げる人権差別解消の理念は、憲法学が最前線で扱うテーマの一つ。最近研究では、プライバシー権をめぐる議論差別問題とつなげながら掘り下げて考えています

 

 プライバシー権は、個人尊重幸福追求権を定めた憲法13条にもとづき、発展してきました。

 

 プライバシー権は「一人で放っておいてもらう権利」に由来します。この権利は、他者自分を標的として認識されない状態を守る権利とでも言いましょうか。あの人は、一人暮らし女性だ、老人だ、と認識されると、犯罪に巻き込まれリスクが高まり、緊張します。そう認識されないことで安心する。その安心感を守ろうというのが出発点です。

 

 その後プライバシー権は、人に知られたくない個人情報を知られずに、隠したいことを隠すための権利として発展しました。さらに、性的指向被差別部落出身であることなど、被差別情報を隠す権利としてもプライバシー権が使われるようになってきました。

 

 ここに概念の混乱が生じます

 

 ――混乱とは?

 

 個人情報なかには、裸や家の中など、①認知されるだけで苦痛情報と、認知されることよりも、②それを使った違法行為差別心配情報があります

 

 プライバシーとは、もともと①を隠すことだったわけですが、最近では、②もプライバシーにすることで違法行為差別を防ごうという議論になってきています

 

 しかし、違法行為差別に使われる情報なかには、公開されているものもあります。例えば、大学新聞社電話番号は公開されていますが、「いたずら電話をしよう」という呼びかけとともにSNS投稿されたら迷惑です。また、性別や肌の色は、隠されたプライバシー情報とは言えませんが、それを差別のために使われてはたまりません。

 

 これらの問題は、プライバシーとは別の権利、つまり違法行為を誘発する形で公表されない権利や、差別に使われない権利対応した方が明快です。ところが、最近プライバシー権議論は、これらの問題も隠したい情報を隠す権利の応用で対処できるとして、プライバシー権の射程を広げて対応しようとします。

 

 ――プライバシー権とは別に差別されない権利」があるということですか。

 

 はい。隠したいものを隠すプライバシーという概念対応しようとすると、性別や肌の色、出身地といった公開情報での差別は防げません。

 

 「差別されない権利」なら、公開情報だろうが、非公開情報だろうが、それを不当に利用してはならないと議論できますプライバシー権は、個人情報を「認知させない」権利だとすれば、差別されない権利個人情報を不当に「使用させない」権利です。

 

 このことは外国人差別とも深く関係しています

 

 肌の色や話す言葉など、公にされた情報外国人かどうかを推測できることがあります。ここから、「外国人お断り」のような差別が生まれます

 

 「外国人お断り」をする人からすれば、公開情報を使っているだけだからプライバシー権侵害していないと思うでしょう。しかし、外国人だという個人情報差別に使うことは、差別されない権利侵害と捉えるべきです。

 

 他にも、LGBTQの性的指向性自認などを本人の許しを得ずに暴露する行為を「アウティング」と呼びます。こうした行為プライバシー侵害だと言われてきました。ですが本来性的指向性自認は「隠したい恥ずかしい情報」ではなく、当人アイデンティティーの根幹となる情報です。アウティング問題なのは、恥ずかしい思いをさせたからではなく、差別をするかもしれない人に情報を開示して、差別を誘発する危険を作ったからだと考えるべきです。

 

 プライバシー権のおかげで、私たちは他の人の個人情報認知するときに慎重になれました。ただこれだけでは足りない。プライバシー権と「差別されない権利」を区別すれば、既に認知した情報でも、「この場面でこう使っていいのかな?」と使用の場面で慎重になれます権利を知ることで、差別を防ぐ「自己拘束」ができるわけです。

 

 ――個人情報差別的な使用とそうでない使用は、どう違うのですか?

 

 個人選択の結果を、国籍性別帰属させると差別になります。例えば、犯罪をするかどうかは個人選択ですが、それを国籍出身地のせいにするのは差別だと言わざるを得ません。

 

 雇用の場面でも、「この人は女性から辞職する可能性が高い」とか「外国人からこういう行動をとるはずだ」と判断するのも、性別国籍情報差別的な使用の例でしょう。不安イライラを「外国人」のせいにしがちなトレンドを止めるには、「差別されない権利」の考え方を根づかせることが重要です。

 

憲法に書き込む影響力

 ――そうしたトレンドの一つと言えるのかもしれませんが、高市早苗首相4月12日自民党大会で「時は来た」と述べ、改憲に意欲を示しました。

 

 不安イライラを「憲法」に帰属させるトレンドですね。

 

 国会憲法審査会などの議論は始まったばかりで、高市首相が目指す改正案はまだ示されていません。

 

 自民党のものとしては、安倍晋三政権下の2017年に示した「改憲4項目」がありますが、いまなぜ改正必要かという根本的な理由けが希薄でした。参議院の合区解消には実務的な必要性があるかもしれませんが、残りの3項目、自衛隊の明記や緊急事態対応の強化、教育環境の充実については、現行の憲法法律でも不足はない。仮にあっても、法律改正で済むような話ばかりです。

 

 日本への武力攻撃があった場合防衛行政は、現行憲法でも禁じられていません。緊急事態に際し、あらかじめ法律の定めた条件の範囲政令を出すことも、禁じていません。実際、災害対策基本法には、その例があります

 

 ――自民党の狙いは改憲の実績づくり、いわば「お試し改憲」だとの見方もあります

 

 もともと自民党の方々は、憲法9条2項を削除して軍を創設すると言ってきました。自衛隊明記案というのは、軍創設案の支持が広がらないため、「現状維持なら実現しそう」と出てきた妥協案なのでしょう。新しい条項ができると、「これまでできなかったことができるようになったのだ」と解釈される危険が生じ、何が起きるか不透明になります。当たり前ですが、現状維持したいなら、現状を維持するのが一番です。

 

 ――それでも、少しでもよい改憲なら賛成するという人もいるのではないでしょうか。

 

 憲法は国の最高法規。条文に書いていない要素を書き込むことによる影響を慎重に検討する必要があります

 

 例えば、明治憲法における都道府県位置づけはあいまいでしたが、戦後憲法92~95条に地方自治原則が書き込まれ、そのことで地方分権が大きく進展しました。もしいま自衛隊憲法に明記すれば、国家権力執行する警察海上保安庁などのほかの行政組織にはない強固な地位を得て存在感を増すでしょう。それでよいのかどうか。

  

 ――日本を取り巻く国際情勢は厳しさを増しています災害救助だけでなく有事切り札として自衛隊に期待する世論は高まっているように思います

 

 災害救助や国際貢献の面で自衛隊活動評価する世論トレンド理解しますが、慎重な分析必要です。

 

 憲法9条は、日中戦争太平洋戦争反省の下で外国領土侵略するような武力行使制限する「自己拘束」です。

  

 憲法制定から80年近くが経ついま、国際情勢が悪化していても、湾岸戦争イラク戦争ロシアウクライナ侵攻、米国イスラエルイラン攻撃などの戦地自衛隊派遣すべきだという世論国内で盛り上がる気配はありません。国連平和維持活動PKO)で自衛隊戦闘地域外に派遣する道はありますが、世論も、武力行使には非常に厳しい態度をとり続けています

 

 9条改憲を長年目指してきた自民党保守派でさえ、戦力の不保持をうたう9条2項の削除などではなく自衛隊の明記を目指す妥協策を打ち出すようになったことは、同項の平和主義精神改憲派にまで浸透したこと意味しており、「護憲派勝利」とさえ言えるのかもしれません。

 

 ――心配性かもしれませんが、そうした日本世論台湾有事などの危機に直面すれば、大きく転換しうるのでは。

  

 もし中国台湾武力侵攻した場合在日米軍基地自衛隊基地攻撃対象になるでしょう。必然的に、日本への武力攻撃事態となり、個別的自衛権の発動場面となります台湾有事は、海外での集団的自衛権行使とは違う事態だと考えるべきです。

  

 ――もう一つ気になるのは、自民党日本憲法改正草案12年)や「創憲」を掲げる参政党の新日本憲法(構想案)(25年)のような全面改憲可能性です。

 

 憲法の基本原則、すなわち国民主権平和主義基本的人権の尊重を廃棄するような全面改憲ができるとは思えません。ただ、逆説的ですが、そうした憲法価値観がしっかり浸透しているからこそかえって警戒心が薄れ、「自己拘束」の歯止めが利かなくなっていることが問題だと見ています

 

■「自己拘束」のルール、なくすばかりでは

 ――どういうことでしょう。

  

 高市首相4月21日防衛装備移転三原則改定閣議決定し、武器輸出を全面解禁しました。これは、安倍政権による集団的自衛権解釈変更(14年)や、岸田文雄政権が22年改定安全保障関連3文書に盛り込んだ敵基地攻撃能力保有防衛費の国内総生産(GDP)比1%枠超え(23年度予算)などに続く出来事です。

  

 憲法9条に、「武器を輸出してはいけない」とか、「防衛費はGDP比何%まで」と具体的に書いてあるわけではありません。しかし、9条からは、日本紛争を煽らないようにする「自己拘束」の原理原則を生み出し続けるべきだという規範が導かれると考えられてきました。武器輸出禁止などは、そこからまれルールです。こうしたルールを守ってきたことが、政府自衛隊の信頼を作ってきました。

  

 こうした信頼の蓄積は、「このルールをなくしても、めったなことはしないだろう」という方向にもつながります。ただ、信頼を食いつぶしていけば、いつかは破綻(はたん)します。だからこそ、憲法9条の下で作られたルール安易には手を付けない方がいいし、新しい状況に対応するために変える必要が生じたとしても、別の「自己拘束」のルールを作ることとセットで変えるべきです。現状の敵基地攻撃能力武器輸出の解禁は、ただルールをなくしただけで、新しい「自己拘束」のルール原則が示されていません。

  

 ――敗戦直後の日本軍国主義の復活を警戒したのは分かります。でも冷戦が終わり、米中ロなど大国の横暴が目立つ21世紀日本にとっても「自己拘束」は必要でしょうか。

 

 イスラエルネタニヤフ政権を見れば分かりますが、権力者にとって、対外武力行使権力を維持する魅力的な手段です。どんな状況でも「自己拘束」が不要ということはないでしょう。

 

 ――防衛費のGDP比2%は、25年度補正予算で達成されました。高市政権安保3文書改定にも乗り出しています

 

 憲法に具体的な数字が書き込まれておらず、準備すべき防衛装備に幅があるからといって何でもやっていいわけではない。

 

 少なくとも、GDP比率に代わる新しい財政規律ルールを考えておくべきでしょう。武器輸出についても、内閣裁量で変えられる政令から格上げして法律化し、対象国や対象品目を国会で決めるルールに変えるなどの対応は考えるべきでした。

 

 また、近年の防衛政策は「経済安全保障」「デュアルユース(軍民両用)」といったキーワードに見られるように、防衛省・自衛隊だけでなく、企業活動学術活動SNS通信など、様々な生活領域防衛政策に巻き込んでいく特徴があります。ここでは、営業自由学問の自由刑事訴訟における適正な手続きがおろそかにされる危険があります。実際、大川原工業経済

亡国の音 ─ 2031年日本

日本が滅びる日には、もっと大きな音がするものだと思っていた。空襲警報とか、首都陥落の速報とか、国会議事堂の前に戦車が並ぶとか、そんな光景を、どこかで想像していた。

だが、実際には何も起きなかった。朝になると、テレビはいつも通り天気予報を流した。国会中継はあった。首相はいた。天皇もいた。役所も、警察も、自衛隊も、銀行も、コンビニも、まだ存在していた。ただ、すべてが少しずつ、頼りなくなっていた。

 

駅前ドラッグストアでは、鎮痛剤の棚の前で人が立ち止まるようになっていた。ロキソニンSも、イブAも、バファリンも、まだ並んでいる。ただ、値札を見ると、みんな一度手を伸ばして、結局戻す。

歯が痛い。頭が痛い。腰が痛い。熱がある。でも病院には行けない。予約は半年以上も先だった。初診料が怖い。交通費が怖い。検査になったらもっと怖い。調剤薬局で出される薬代も怖い。それでみんな、ドラッグストアに来る。

市販薬で一晩だけごまかす。もう一日だけ働く。もう少しだけ我慢する。

 

電気代は、また上がった。値上げの理由は毎回違った。中東情勢円安、燃料調整費、送配電維持費、老朽化設備更新費。理由だけは豊富だった。だが、請求書を受け取る側にとっては、理由などどうでもよかった。払えるか。払えないか。それだけだった。

夏は危険な季節になった。昔は「猛暑」と言っていた。今は役所が「生命維持上の注意期間」と呼んでいた。言葉を変えると、責任所在も少し薄まるらしかった。冷房をつけるか。電気代を払うか。食費を削るか。薬を買うか。そういう選択が、特別貧困ではなく、普通家計簿の中に入ってきた。

 

市役所福祉課の窓口には、番号札を持った人が朝から並んでいた。並んでいるのは、かつて「困っている人」と呼ばれていた人たちではなかった。どこにでもいる人たちだった。

壁には新しいポスターが貼られていた。「支援は、真に必要な方へ。地域で支え合う社会へ。自助・共助・公助の再設計。」

その言葉の下で、窓口の職員疲れた目をしていた。誰も悪人ではなかった。そこが、いちばん恐ろしかった。職員規則を読み上げるだけだった。申請者は事情説明するだけだった。政治家は「制度の持続可能性」と言うだけだった。新聞は「難しい判断」と書くだけだった。そして、誰かの暮らしひとつ、またひとつ、静かに折れていった。それは亡国の音だった。

 

国はまだあった。しかし、国に助けを求めると、まず証明を求められた。本当に困っているのか。働けないのか。親族はいないのか。資産はないのか。我慢できないのか。節約したのか。努力したのか。なぜ、そこまで落ちたのか。

2031年日本では、貧困審査対象だった。

 

地方では、バス路線がまた減った。病院診療日は週三日になった。郵便局は午前中だけ開くようになった。老朽した団地周辺からスーパー撤退し、日本人じゃない人たちが移動販売車でやってきた。老い住民たちは言い値で買うしかなかった。

雨の日には来なかった。燃料が高い日にも来なかった。運転手が辞めた週にも来なかった。老い住民たちは、きょうは来ないだろうとわかっていても、じっと車を待った。

 

都市部はまだ明るかった。だが、その明るさは、以前の繁栄とは違っていた。外国人観光客向けの巨大広告、富裕層向けの再開発マンション無人レジ警備員監視カメラ、会員制クリニック。

そんな空の下を、配達員自転車で走っていた。雨の日も、熱帯夜も、黄砂の日も。彼らは地図アプリの中では点だった。点は、遅れると赤くなった。

 

ニュースでは毎晩、「防衛力の抜本的強化」が語られた。海の向こうで有事継続していた。

防衛費必要だった。福祉必要だった。医療必要だった。教育必要だった。老朽インフラ必要だった。災害対策必要だった。すべてが必要で、すべてが不足していた。

積極的国債は発行された。増税もされた。給付金も配られた。補助金も出た。だが、それらは穴の空いたバケツに水を注ぐようなものだった。

 

誰かが言った。「日本はまだ豊かだ」

その言葉は正しかった。都心には自動運転自動車が走っていた。会員制のレストランには予約が入っていた。株価は上がる日もあった。企業過去最高益を出すこともあった。日経平均株価は史上最高値更新しています。だからこそ、貧しい人間ますます説明に困った。

国全体が貧しいのなら、まだ納得できた。みんなが沈んでいるのなら、まだ諦められた。だが実際には、沈む人間と浮く人間が、同じ街の同じ信号で並んでいた。片方はタクシーの後部座席にいた。もう片方は、配達バッグを背負って休みなく往復していた。

 

2031年の亡国とは、国旗が降ろされることではなかった。誰も責任を取らず、誰も全体を見ず、誰も「もう無理だ」と言わず、ただ一人ずつ、生活が壊れていくことだった。

ある日、市役所から封筒が届いた。薄い封筒だった。薄い封筒は、たいてい悪い知らせだった。中には、制度変更のお知らせが入っていた。文章は丁寧だった。丁寧すぎて、ほとんど何を言っているのかわからなかった。ただ、最後の一文だけは、はっきり読めた。

「今後とも、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。」

 

そのとき、私はようやく理解した。

国が滅びるというのは、国会議事堂が焼け落ちることではなかった。国旗が降ろされることでも、首相処刑されることでも、外国軍隊が街を闊歩することでもなかった。

 

それは、痛み止めを買うか、夕飯を買うかで迷うことだった。

役所から届いた封筒を開ける前に、もう悪い知らせだとわかってしまうことだった。

助けを求めるたびに、自分が本当に助ける価値のある人間なのかを証明させられることだった。

 

亡国の音が、まもなく──

2026-05-03

改憲したら、防衛費GDP比で10%くらいまで増やせるよね。

巨大ロボットも作れる。

anond:20260503013028

防衛費を上げると増税国債を刷るか、他の予算を削るかしかいから、反対するのは当然では?

防衛費を上げたいと願う人以外。

anond:20260501172943

別にミュージシャン戦争社会問題政治を語ってても良いけど、頭の悪さや底の浅さを露呈することを言ってほしくないってのが実際のところじゃないのかな

戦争反対を歌うのは良いけど、防衛費を上げるなとか戦争したがる高市は辞めろとか言い始めたらガッカリする、みたいな

2026-04-30

anond:20260430215634

貿易相手のお得意様を攻撃するアホはいないだろう。

互いに共依存貿易関係になればいい。

また防衛費割合が変わらなくても、GDPが増えれば必然的防衛費も増える。

少し前の日本や、今の中国とかがこのわかりやすい例だな。

2026-04-21

[]兵器輸出解禁のインパクト

https://www.asahi.com/articles/ASV4N7H8NV4NUTFK005M.html

この記事2026年4月21日朝日新聞)は、高市早苗首相率いる内閣が「防衛装備移転三原則」の運用指針を改定し、殺傷能力のある武器戦闘機護衛艦潜水艦など)の輸出を全面的に解禁したという内容です。

どういう意味があるのか(主なポイント

従来の制限撤廃

これまでは武器輸出を「救難・輸送・警戒・監視掃海」などの非殺傷目的限定する「5類型」があり、殺傷能力のある本格的な武器原則輸出不可でした。これを撤廃

新ルール

武器殺傷能力あり):防衛装備移転協定を結んでいる17カ国への輸出を可能に。

◦ 非武器レーダーなど):輸出先にほぼ制約なし。

戦闘中の国への輸出:原則禁止だが、「我が国安全保障上の必要性」で特段の事情があれば例外許可

背景と目的

戦後日本の「武器輸出三原則」(1967年)→事実上の全面禁輸(1976年)→条件付き解禁(2014年安倍政権)という流れからさらなる転換。

中国軍拡など安全保障環境の変化を踏まえ、防衛産業の基盤強化や同盟国との連携深化を目指す動きです。

公式には「防衛装備移転の促進」と位置づけられていますが、記事では中国側の批判強化や人権・透明性への懸念も指摘されています

要するに、日本が「平和主義に基づく武器輸出抑制から積極的防衛装備の国際移転へ大きく舵を切った政策変更です。防衛費増額(5年間43兆円規模)と並行した「防衛力抜本強化」の一環と言えます

自衛隊装備調達の諸問題

自衛隊の装備調達を巡る取引先(主に川崎重工業三菱重工業など大手防衛企業)との癒着問題は、たびたび表面化しています

海上自衛隊潜水艦修理契約で、川崎重工下請けとの架空取引裏金(2018〜23年度だけで約17億円規模)を捻出し、乗組員にゲーム機ゴルフバッグなどの私物業務用品を提供していた問題(2024〜2025年に発覚・監察)。不正は40年近く前から続いていたとされ、監督官企業の「なれ合い」や利益圧縮のための水増しが背景に指摘されています

過去にも山田洋行事件2007年頃、商社経由のキックバック天下り疑惑)など、官民の密接な関係問題になったケースが複数あります

こうした癒着は、少量多品種・原価積み上げ方式調達構造根本原因の一つで、企業側の利益確保が難しくなる一方で「なれ合い」が生じやす環境を作っています

防衛装備品の高コスト体質(維持費が購入費を上回るケース多数、円安・資材高での単価上昇)や、サプライチェーンの弱体化(企業撤退相次ぐ)も長年の課題です。

ただ、この武器輸出解禁自体は、国内調達癒着問題を直接解決するものではありません。

兵器輸出解禁の評価

肯定的側面:

輸出が増えれば、企業スケールメリット(量産効果)が生まれ、単価低下や技術維持・利益向上につながる可能性。防衛産業疲弊(低利益率・撤退リスク)を緩和し、結果として自衛隊への安定供給を間接的に支える狙いがあります。国際共同開発(例:日英伊の次期戦闘機)も加速しやすくなります

懐疑的な側面

輸出解禁は「売る」話で、即座に自衛隊の装備質・量を向上させるわけではない。国内調達改革コスト監査強化、競争導入、癒着防止のガバナンス)が不十分なまま輸出を増やせば、問題の温存や新たな利益誘導リスクも指摘されます世論調査では反対が多数派という指摘もあります

まとめ

全体として、この決定は安全保障政策の大きなシフトですが、効果を上げるには並行して国内調達の透明性向上や癒着根絶が不可欠です。防衛予算が膨張する中、国民税金が適正に使われ、実際に抑止力向上につながるかどうかが今後の焦点になるでしょう。癒着問題構造的で根深いので、監察や制度改革継続的な強化が求められます

2026-04-18

anond:20260418110419

石油止められてヒーヒー言ってる資源皆無列島なんか誰が欲しがるんや

ただでさえ衰退一方の日本防衛費にじゃぶじゃぶ金使って勝手に落ちぶれていくんだから中露は憐れんで見てるよ

2026-04-12

台湾中国併合されたらさ

日本ってさほど防衛費上げなくて良いのかな

いや台湾中国側になったら余計にしんいか

どうだろう

2026-03-29

大人しくしてたら殺されちゃうから

ほんとそれな

やっぱ防衛費必要だわ

2026-03-28

anond:20260328180207

高市政権の実績について教えてください

前提として事実関係を整理します。

現時点で日本に「高市政権」は存在していません。

高市早苗 は首相就任しておらず、したがって「政権としての実績」は定義できません。

そのため、代わりに**高市氏のこれまでの公職での実績(確認可能事実)**を整理します。

■ 主な役職と実績

総務大臣(2014–2017 ほか)

放送行政を所管

放送法に基づく政治的公平に関する見解国会説明

電波政策ICT政策の推進(5G整備などの制度整備に関与)

経済安全保障担当大臣(2021–2022)

経済安全保障政策制度化に関与

その後成立する

経済安全保障推進法

議論・準備段階を担当

自民党内での役割

政策調査会長などを歴任

防衛力強化・サイバー安全保障などの政策提言実施

政策スタンス事実としての発言提言

防衛費増額の必要性を主張

憲法改正積極的立場

靖国神社参拝を継続個人政治信条として)

■ まとめ

高市政権の実績」

→ 該当する事実存在しない(未成立)

代替としては

総務相経済安保担当相としての政策関与が主な実績

もし「仮に首相になった場合政策公約)」や、

「他の首相安倍・岸田など)との比較」を知りたい場合は、それも整理できます

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