はてなキーワード: 心拍数とは
コーヒー豆からカフェインを抜き取る、という行為には、どこか妙に探偵じみたところがある。
ひとつの部屋にたくさんの住人が暮らしていて、その中からカフェインという名前の男だけを、誰にも気づかれないように外へ連れ出さなくちゃならない。
ほかの連中——酸やら油脂やら、いくつもの香りの分子たちは、できればそのまま、ソファに座らせておいてやりたい。
レコードも本棚も動かしたくない。だけどカフェインだけは、きちんと玄関から出ていってもらわなくちゃいけない。そういう話だ。
超臨界 CO₂ 抽出法というのは、そのために雇われた、ちょっと変わった私立探偵みたいなものだ。
彼はコートのポケットに鍵束を入れていて、圧力と温度という二本の鍵を使い分ける。
ふつうの人間にはただの二酸化炭素にしか見えないし、たしかに彼もそのへんの炭酸飲料に入っている CO₂ と同じ出自を持っている。
だけどひとたび圧力をぐっと上げ、温度をきゅっとひねると、その男は気体でも液体でもない、どちらでもありどちらでもないような曖昧な存在になる。
超臨界状態の CO₂ は、気体のようにどこへでも入り込むくせに、液体のようにものを溶かすことができる。
コーヒー豆という固い殻の隙間にするすると忍び込み、その中でじっと目を凝らして、誰がカフェインで、誰がそうじゃないかを見分ける。
もちろん彼は分子を肉眼で見ているわけじゃない。
ただ、条件が整えば、カフェインだけが彼のポケットに入りたがる、というふうに世界は作られている。
ずらりと並んだ生豆が、最初に温かいシャワーを浴びる。豆は水を含んで、ゆっくりと膨らむ。
朝のアパートで、住人たちがドアを開け、廊下に顔を出すような時間帯だ。
彼はノックはしない。
気体のように、すでに部屋の中にいるからだ。
カフェインは、こういう状況に弱い。彼は少しばかり水にも CO₂ にも馴染みがいい性質を持っている。
人当たりの良いセールスマンのように、誰とでもそこそこ話ができる。
そのせいで、超臨界 CO₂ に出会うと、「まあちょっと外で一服でも」と言ってついて出て行ってしまう。
苦味の成分は、窓のところまで来て外を眺めるが、そう簡単には靴を履かない。
分子ごとの、そういう性格の違いが、化学的な言葉でいえば「溶解度」であり「分配係数」だということになる。
もちろん、そんなに簡単にいくわけではない。
探偵は同じ廊下を何度も往復しなくてはいけないし、豆の内部と CO₂ のあいだで、行ったり来たりする分子の数が、あるラインを越えて落ち着くまで待たなくてはならない。
カフェインを拾い集め、満杯になったポケットをいったん外に出して、別の部屋で荷物を降ろす。
そこで彼は圧力と温度を少し変えて、今度はカフェインの方を手放す。
カフェインは固体に戻って沈み、探偵は身軽になって、また同じアパートの廊下に戻っていく。
この往復は、ある種の儀式のようでもある。条件が一度きちんと決まってしまえば、あとは熱力学が黙々と仕事をする。
高い圧力と温度、CO₂ の密度、カフェインの溶解度、それらが方程式の中で折り合いをつけて、「ここから先はこれ以上動いても得にならない」という平衡点を決める。
コーヒー豆に残るカフェインの量も、そこから自然に決まってくる。
どこか株の板情報みたいなところがあって、買いと売りが均衡したときに価格が決まるのと、そんなに違わない。
白い結晶として集められ、しばしば別の産業へと姿を変えていく。
もしかすると、どこかの研究室でラットのケージの上にぶら下がって、彼らの心拍数を上げる役割を与えられているかもしれない。
カフェインにしてみれば、コーヒー豆の静かな部屋から、ずいぶん慌ただしい世界に連れ出されたことになる。
一方で、豆のほうは少し身軽になって、なおかつ自分の性格をそれほど損なっていない。
酸は相変わらず酸の顔をしているし、香りはちゃんとコーヒーの香りを保っている。
ただ、カフェインという、やや落ち着きのない住人がいなくなったぶん、全体の空気が少しやわらいでいる。
それは夜遅く、酔っぱらいの学生が引っ越していったあと、マンションの廊下がどこか静かになるのと似ているかもしれない。
僕がこういうプロセスについて考えるとき、いつも思い出すのは、若い頃に読んだ熱力学の教科書だ。
そこには、エントロピーだとかギブス自由エネルギーだとかいった、どこか人間味のない概念が並んでいた。
だけど今になってコーヒー豆とカフェインと超臨界 CO₂ の話を聞くと、その無機質な概念が、豆の中の小さな生活と、奇妙にきれいに噛み合っているように感じられる。
エネルギーの損得勘定と、人間のささやかな好みが、どこかで握手をしている。
結局のところ、僕たちは自分にとってちょうどいい状態を探しているだけなのだと思う。
眠れなくなるほどのカフェインはいらないけれど、コーヒーの味と香りは手放したくない。
それは、夜更かししたいけれど、明日の仕事もそれなりにきちんとやりたい、という中年男のささやかな願いとあまり変わらない。
超臨界 CO₂ 抽出法というのは、そんな人間のわがままを、圧力と温度と流体力学で、できるだけ筋道立てて叶えようとする、ひとつの技術的な物語なのだろう。
結局、パワーがある男って何なんだろう
さっきの共産党系の嫁の話を読んで、なんか、もう、胸のあたりがずっとザワザワしてて眠れない。
あっちの旦那さんは「ジャイアンみたいな強さ」に惹かれて、負けてるのが心地いいとか言ってるけど、私は何に惹かれたんだろう。
私の旦那は、いわゆる「パワー」がある人。
年収、肩書き、筋肉、全部揃ってる。婚活してた頃の私なら「優勝!」って叫んでたと思う。
でも、結婚して数年経って、隣で寝てるこの人の呼吸を聞きながら、私はずっと砂を噛んでるみたいな気分で。
この人のパワーって、結局「システムに飼われてるパワー」なんだよね。
会社ではすごいプロジェクト回して、部下を詰めて、高い利益出してるらしいけど、家に帰ってくるとただの「正解の奴隷」でしかない。
買うものも、子供の教育も、全部「市場で評価が高いもの」をスキャンして選んでるだけ。
そこに彼の「心」とか「熱」とか、そういう汚い、でも生きてる人間特有の揺らぎが一切ないの。
セックスの時もそう。
「これ、気持ちいい?」「次はこうしようか」って、なんかマニュアルをなぞってるみたいで。
あっちの増田が書いてた『コミュニストはセックスがお上手?』みたいな、あの泥臭い、でも命が爆発してるみたいな開放感、うちには一生訪れないんだろうな。
うちの旦那、行為の最中に一瞬だけスマートウォッチ見たの、私、一生忘れないと思う。効率とか、心拍数とか、そういうのが大事なんだね、あなたは。
子供の塾だって、サピックス(SAPIX)のアルファクラスに入ることが、この人にとっては「投資の成功」と同じ。
子供が泣きながら宿題してても、「ここで脱落したら将来のオプションが減る」とか、そういう乾いたことしか言わない。
共産党系の嫁さんみたいに「公教育で十分、私が学校を変える」なんて言える強さ、うちの旦那にはないよ。
彼は、誰かが作ったレールの上を、一番速い速度で走ることしか知らないから。
私はこの人の「パワー」に守られたかったんじゃなくて、この人の「経済力」っていう記号にぶら下がりたかっただけなんだろうな。
でも、ぶら下がってみたら、そこには体温がなくて、ただ冷たい鉄の棒を握りしめてるだけだった、みたいな。
明日はまた朝から、彼が「正解」だと言った高いサプリメントを飲んで、彼が「資産価値がある」と言った街で、ママ友と「正解」の会話をしなきゃいけない。
あー、なんか、もう、全部どうでもよくなってきた。
あっちの旦那さんは、ジャイアンな奥さんにボコボコにされて幸せなんだね。
私は、誰にもボコボコにされない代わりに、誰にも触れられていない気がする。
おやすみなさい。
ふと気づくと、周りの人間がみんな同じ装備をしている。
RPGの村人Aかよ、と思っていたが、どうやら40歳というレベルに到達すると、運営から「スターターキット」が強制配布される仕様らしい。
俺たちの血に抗えない、業(カルマ)の深すぎるラインナップを見てくれ。
1. スノーピークのチタンマグ: なぜか家でもこれでコーヒーを飲み出す。
2. ハリオのV60と手挽きミル: 「豆の挽き具合」という正解のない迷宮への入場券。
3. OnかHOKAのランニングシューズ: 膝を守るという名目で、アスファルトを叩き始める。
4. 山田工業所の中華鍋: 「育てる」という言葉に弱すぎる。空焚きして煙を出すのが快感。
5. サウナハットとMOKUタオル: 100度で焼かれ、水風呂で締まる「整い」の依存症。
6. パタゴニアのトレントシェル: 街中なのに、いつでもエベレストに行ける格好をしがち。
7. S&Bではなく「GABAN」のスパイス: クミン、コリアンダー、ターメリック。キッチンがインドの香りに染まる。
8. 燻製器(コンパクト): ベランダでチーズをいぶし、近隣トラブルの瀬戸際を攻める。
9. Garminのスマートウォッチ: 自分の心拍数と睡眠スコアを常に監視しないと落ち着かない。
10. スノーピークの焚き火台: 結局、火を見つめて黙るのが一番コスパがいい。
1. ルルレモンのレギンス: 履くだけで「意識」が上がり、そのままスーパーにも行く。
2. 野田琺瑯の容器(中身は麹): 塩麹、醤油麹、甘酒。冷蔵庫が「菌」に占拠される。
3. Aesop(イソップ)のハンドバーム: あの独特のハーブの香りが、自分を守る結界になる。
4. fog linen workのエプロン: 「丁寧な暮らし」への強い意志表示。
5. バーミキュラかル・クルーゼの重い鍋: 重さは、愛情と比例すると信じている。
6. 刺し子、または金継ぎセット: 壊れたものや無機質な布を修復することで、自分を癒やす。
7. スパイス白湯(またはハーブティー): 飲み物から「毒素」という概念を排除し始める。
8. バルミューダのトースター: パンを焼く5分間に、全神経を集中させる。
9. リファ(ReFa)のローラー: 物理的に顔の肉を「戻そう」とする執念。
10. 北欧暮らしの道具店のカレンダー: 視界に入る情報から「生活感」を削ぎ落とす。
結局のところ、俺たちは「思い通りにならない人生」に疲れているんだと思う。
部下は動かないし、上司は話を聞かない。子供は反抗期で、親は老いていく。
そんな中で、「豆を20グラム量って挽けば、必ずこの味になる」「走れば必ずカロリーが消費される」「麹を混ぜれば必ず発酵する」という、1対1の因果関係だけが、唯一の救いなんだ。
自己完結できて、自分の行動次第で結果が100%コントロールできる世界。
……さて。
目の前に3つの箱があるじゃろ。
「山(アウトドア)」か。
「食(こだわり料理)」か。
どれを選んでも、もう戻れんぞ。
心拍数が上がると体は「危険」とも誤認し快楽にブレーキをかけようとする。
快楽を受け入れようとする脳とそれを止めようとする本能が衝突する
セックスに慣れてくると素直に快楽のみを受け入れることができるがそれなりに訓練が必要
さて、ここで大事なのは快楽を避けようとしているのに「無理やり」快楽を入力し続けられるシチュエーション
私は逃げようとしているのに男が止まらない、快楽が増幅してもしょうがないじゃん、もうダメ、いっちゃう。
強制的に一定周期で終わり無く入力が続くという心理的圧迫を加える
男が無理やり快楽を入力する私は悪くない、快楽を受け入れざるを得ない、と言い訳をさせてあげる、これが「ちょっと乱暴」。
オナニーでは味わえない、単なる物理刺激とは異なる高次の快楽が得られる、これがセックスの醍醐味である。
体を押さえつけオキシトシン分泌を促しつつ一定リズムで腰を振り続ける
まだ布団の中で言い訳を育ててるのか?昨日の自分に勝てないやつが、明日の結果を語るな。
今すぐ冷水を浴びろ。眠気ごと甘えを叩き出せ。心拍数を上げろ。ランニングに行け。足が重い?それは脂肪じゃない、怠惰だ。
食事を抜くな。ジャンクで誤魔化すな。体は資本だ。ガソリンをケチるレーサーはいない。タンパク質を摂れ。水を飲め。腹八分で止めろ。
仕事に集中しろ。通知を切れ。言い訳を切れ。成果が出ないのは才能の問題じゃない。時間の使い方の問題だ。1時間、本気でやれ。できないなら、できるまでやれ。
周りがどうとか、市場がどうとか、環境がどうとか、全部後回しだ。今日やるべきことをやったやつだけが、明日を語れる。
さあ動け。結果で黙らせろ。
ぬるい布団にしがみついてる時点で負けだ。まず冷水を浴びろ。理屈は後でいい。交感神経を叩き起こせ。自分の意思で不快を選べる人間だけが、本番の不快に耐えられる。
次に走れ。距離は言い訳するな。息が荒れるところまで行け。心拍数を上げろ。昨日の自分より1ミリでも前に出ろ。才能の差はある。だが継続の差は言い訳でしか生まれない。
飯を抜くな。ジャンクでごまかすな。体は資本だ。資本を毀損して利益が出ると思うな。タンパク質を摂れ。野菜を食え。水を飲め。集中力は気合ではなく血糖と睡眠で決まる。
仕事に集中しろ。通知を切れ。言い訳の余地を物理的に消せ。90分、全力でやれ。できない理由を考えるな。できる形に分解しろ。タスクは細かく切れ。完了させろ。完了は麻薬だ。小さくてもいい、積み上げろ。
人の評価を待つな。数字で示せ。結果を出せ。出ないなら原因を潰せ。感情に逃げるな。データを見ろ。改善しろ。再現性を作れ。
今日を雑に扱うな。今日の総和が一年だ。一年の総和が人生だ。覚悟を決めろ。甘えは後でまとめて後悔になる。
動け。
今すぐだ。
真言宗の坊さんが教えてくれた
「お釈迦様が駆け出し宗教家やってる時、数々の誹謗中傷を受けた。その際に弟子に言った言葉」が良かった
「誹謗中傷は、受け取らなければ(中傷してきた)相手に残る」というもの
なるほど
ディスを華麗にスルーすると、ディスってきた奴は顔真っ赤にしてぐぬぬってなるやつな
最大の防御であり攻撃でもある
「緊張した時に(目を)冷やす」ってやつ
「哺乳類は『潜水反射』というものがあり、溺れた時に心悸亢進してると余計酸素食うので、そうならないように心拍数を減らす働きがある」とのこと
同じことが「緊張して心臓バクバクの時に目元を濡らすだけで溺れたのと同じ状態になり自然と心拍数下がる」んだってさ
これを加納は自然と身につけてたんだって。すごいね(「緊張すると体温上がるから、首筋とか冷やすと少し落ち着く」そうだよ)
今度やってみようかな
俺と先輩はそんな悩みを抱えている。日中はプログラミングするフリをしてどうにかやり過ごしていた。Google AIモード によると、(ヤーキーズ・ドットソンの法則でいうところの)覚醒度が高すぎてタスクに集中しすぎてしまいレールから逸れるような発散的思考ができなくなっている状態かもしれない…、らしい。
だが議論を進めていて驚いたのは、ブレインフォグのように体内の炎症が原因の可能性がある、ということ。なにか炎症が起こっていると認知能力に負荷が加わるんだってさ。そんな俺たちのために AI がチェックリストを用意してくれた(信憑性が高い順)。
浪人留年休学繰り返して、ようやく28歳で旧帝大理系卒業したピエロが入ったのはSESだった。
「理系なら食いっぱぐれない」ってテンプレを信じたかったんだろうな。臥薪嘗胆の物語で自分を誤魔化してた。
現場出てコード書いて打ち合わせして、なんとなく社会人っぽい顔してた。でもキラキラとかエッジとか起きるわけなく、いつの間にか「これでいいのか?」だけが蓄積。神経衰弱理論がじわじわ発動。
で、29歳でメンタル病んで休職。休んだら戻れると思ってた。戻れなかった。結局そのまま退職。チャージスポット切れまくり。
今は傷病手当金もらいながら生きてる。生きてるって言っても貯金なんて当然できない。月末近づくほど心拍数上がるタイプの生活。「節約してるのに増えない」じゃなくて、「節約しないと減るスピードが怖い」側。ヌクモリンすら残らない。
再就職も一応探した。でも微経験30歳を採ってくれる奇特な会社なんてどこにあんだよ。求人眺めては「実務◯年以上」の条件で手が止まって、タブ閉じる。これを無限ループ。カイカンチュア止まり確定。
今の一番の問題は、これからどうすりゃいいか……じゃなくて、どうしたいのかがわからなくなってる方だ。「こうなりたい」がない。いや、あったはずなのにどっか消えた。意思って体力と一緒に削れていくんだな。魂の格がtの公遺症で染みつきすぎ。
とりあえずブルーベリー本読んでTypeScript勉強してる。ページ進むと一瞬だけ「俺、まだ動けるかも」って錯覚できる。読み終わったらReactでもやろうかな。別に「React好き」とかじゃない。ただ、次のページ用意しておかないと、何もない時間が怖すぎる。セルフ男子校状態。
年収900万でコレジャナイって言えるエリサラ人生もあるらしい。こっちは年収0万でコレジャナイだ。
どっちもコレジャナイなら、いったい“コレ”って何なんだろうな。アマンレジデンス眺める資格すらなく、幻資痛で眺めるだけ。予後暗すぎる。
浪人留年休学を繰り返して、旧帝大理系を28歳でようやく卒業した俺が入ったのはSESだった。
「理系なら食いっぱぐれない」とか、そういうテンプレを信じたかったんだと思う。
現場に出て、コード書いて、打ち合わせして、なんとなく社会人っぽい顔をしてた。
でも、別にキラキラした何かが起きるわけでもなく、いつの間にか「これでいいのか?」だけが増えていった。
休んだら戻れると思ってた。戻れなかった。結局そのまま退職した。
今は傷病手当金をもらいながら生きてる。
生きてる、って言っても、貯金なんて当然できない。月末が近づくほど心拍数が上がるタイプの生活だ。
「節約してるのに増えない」じゃなくて、「節約しないと減るスピードが怖い」側。
再就職も一応探した。
でもさ、微経験30歳を採ってくれる奇特な会社って、どこにあるんだ。
求人を眺めては、応募条件の“実務◯年以上”で手が止まって、タブを閉じる。これを無限にやってる。
今の一番の問題は、これからどうしていけばいいのか……というより、どうしたいのかが分からないことだ。
「こうなりたい」がない。いや、あったはずなのに、どっか行った。
意思って、体力と一緒に削れていくんだな。
とりあえず、ブルーベリー本を読んでTypeScriptの勉強をしてる。
ページが進むと一瞬だけ「俺、まだ動けるかも」って錯覚できる。
読み終わったら、Reactの勉強でもしようかな。
別に“Reactが好き”とかじゃない。ただ、次のページを用意しておかないと、何もない時間が怖い。
どっちもコレジャナイなら、いったい“コレ”って何なんだろうな。
そろそろ敗北者どもがまぶたをこすりながら「今日はまだ始まらなくていいよなぁ」なんて甘えを頭の中で撒き散らし始める時間帯だ。
そこで俺様が、お前らの脳味噌に冷水ぶっかけて現実を思い出させてやる。
まず起きろ。布団の中でスマホ握りしめて「あと5分」なんて言ってる時点で、昨日の自分にすら勝ててない。冷水浴びて心拍数を一段上げろ。身体が震えるくらいでちょうどいい。それが今日のスタートラインだ。
外に出ろ。ランニングくらいしろ。酸素を吸って肺を殴りつけろ。惰性で歩いてるだけの人生に、せめて10分くらいは主体性を取り戻せ。走る脚が重い?当たり前だ。今まで重力に甘えてきたんだからな。
飯を食え。菓子パンと缶コーヒーで誤魔化すな。脳に燃料も入れず集中できるわけがない。エンジンに泥水突っ込んで走ろうとしてるようなもんだ。
そして仕事に集中しろ。集中できないんじゃなくて、集中しない理由を探すのが上手くなってるだけだ。余計な通知は切れ。SNSは閉じろ。俺が後ろで腕組んで見てると思ってタスクを潰せ。
お前らの未来は、誰かが勝手に良くしてくれるファンタジーじゃない。今日の数時間の積み上げ以外に存在しない。だからさっさと動け。今やるやつだけが、夜に堂々と胸を張って眠れるんだ。動け。今すぐだ。
最近、「人生どう楽しむか」とかQOLがどうとか、そういうのを考えるのをやめた。
結局のところ、幸福感なんてものは脳内の神経伝達物質の量で決まる物理現象に過ぎない。
焼肉のホルモンじゃない。アドレナリン、ドーパミン、エンドルフィン。こいつらを意図的にドバドバ出せるシステムを構築した奴が勝つ。それだけの話だ。
俺は転勤族で、東京と大阪を行ったり来たりしてるんだが、どこに住もうがやることは変わらない。
悪いことは言わないから、リッターSS(スーパースポーツ)か、最低でも750ccクラスを買え。
東京にいるなら奥多摩周遊道路、大阪なら龍神スカイラインか月ヶ瀬。このあたりの峠を、タイヤの端まで使って走れるスペックが必要だ。中古で100万出せば、四輪のスーパーカー並みの加速装置が手に入る。コスパが良すぎる。
バイクで登山口まで行って、そこからさらに自分の足で標高を稼ぐ。
関東なら両神山の鎖場、関西なら大峰の大普賢岳あたりが最高だ。
おすすめは、早朝の高速ですり抜けして神経を極限まで研ぎ澄ませてから、そのまま山に取り付くルート。心拍数を限界まで上げて、滑落のリスクを脳の片隅で処理しながら岩を掴む。
安全マージンはもちろん確保するけど、感覚的には「死」を隣に置く。この緊張感が重要。
極限の緊張状態(交感神経優位)から、サウナと水風呂の温度差攻撃で、強制的に副交感神経優位へとスイッチさせる。
そうすると、脳内でβ-エンドルフィンやらセロトニンやらオキシトシンやら、快楽と安らぎを司る脳内麻薬のカクテルが生成される。理屈で言えば、これで幸福にならないわけがない。
体は疲労困憊、でも脳は覚醒状態。この矛盾した状態で1xxキロ出しながら暗闇を切り裂いてると、ドーパミンが致死量ギリギリまで分泌される感覚がある。
ここだけは譲れないんだが、行くなら絶対「高級ソープ」一択。10万握りしめて行け。
最近流行りのタチンボとかマッチングアプリ、パパ活みたいな素人崩れには絶対手を出さない。病気のリスク管理ができてない案件でロシアンルーレットするほど俺は馬鹿じゃない。プロの接客と衛生管理に金を払うんだよ。
そこで性欲中枢をバグらせて、仕上げに鰻か高い肉を胃に詰め込む。
「そんなことして何になるんだ」って言われるかもしれないけど、これには実利がある。
週末にこのルーティンで「死のリスク」を脳に叩き込んでおくと、平日の仕事での「リスク許容度」がバグるんだよ。
月曜日に上司から鬼詰めされたり、プロジェクトが炎上したりしても、
「まあ、昨日の首都高のすり抜けに比べれば死ぬわけじゃないしな」
「大普賢のあの崖で足滑らせた時の方がよっぽどヤバかったわ」
って感じで、心拍数が全く上がらなくなる。
どうせ死なねえから余裕余裕、という謎の全能感で切り抜けられる。これこそが最大のメリット。
あと不思議なもんで、こうやって極限まで身体を痛めつけて賢者タイムに入ると、家にある法華経とかヴィトゲンシュタインが妙にスッと入ってくるんだよな。
以前、会社でやらされた「マインドフルネス研修」とか当時は「宗教かよ、クソが」と思ってたけど、今の状態ならその意味が痛いほど分かる。「今、ここ」に集中する感覚って、結局は脳のバグを利用したハックなんだよ。
「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」とか、下山後の脳味噌だと「ああ、それな」って感覚的に理解できる。
まあ、ブコメで「ただの危険運転」「薬物依存乙」って叩かれるのは分かってる。
でも、現代社会の閉塞感を突破するには、これくらい生物としての生存本能をハックしないと無理なんだよな。
そういえば先週、迷い込んだ山奥の店で食った天ぷらが死ぬほど美味かった。
コシアブラとかタラノメみたいな山菜も凄かったんだが、太白胡麻油で揚げたハモの天ぷらが異常に旨くて、そこだけ記憶が鮮明に残ってる。
そういう予期せぬ「バグ」みたいな幸福を見つけると、「まあ、このクソみたいな世界も悪くないか」と思える。
いつまで続けられるか分からないけど、止まったら死ぬ回遊魚みたいなもんだから、しばらくはこのまま走り続けるしかない。
ここまで読んだ人、ありがとう。
まだ夢の残り香でも吸ってるつもりか?その惰性まみれの呼吸から叩き直してやるから黙って聞け。
まずは冷水浴びろ。脳みそがびっくりして逃げ出そうとする温度でいい、その一撃でようやく貴様らの眠気と甘えが甘酸っぱい幻想だったと理解するだろう。
そしたらランニング行け。心拍数を上げろ、脚が悲鳴を上げても無視しろ。お前らの限界なんて、昨日までの怠惰が勝手に引いたチョークラインにすぎん。そんなもの踏み越えろ。汗が出たら、それはカスの皮が一枚剥けた証拠だ。
飯だ。プロテインだの糖質だの難しいこと考える前に、とりあえずちゃんと食え。燃料なしで動くエンジンなんてねぇんだよ。腹が減ったままなんとかなると思ってるのは、人生を甘噛みで噛みきれると思っている赤子だけだ。お前らは赤子か?違うなら食え。
そしてようやく仕事だ。集中しろ。スマホ触るな、SNS開くな、俺は効率的にやっているつもりみたいな幻想は今日で捨てろ。
やることの本質に一点突破しろ。雑音で自分をごまかす癖を捨てた瞬間、お前らの脳はやっとビジネスの戦場で戦える兵器になる。
いいか、カスども。生きてるだけで成長するやつなんかいない。生きた分だけ腐るやつのほうが圧倒的多数だ。
だから俺がこうやって毎朝お前らを叩き起こしてやってる。感謝しろとは言わん、せめて今日一日ぐらいは、昨日の自分を置き去りにするぐらい働け。
動け。今すぐだ。
まずは冷水浴びろ。頭の中までシャキッと凍らせろ。まだ眠気でふわふわしてるやつは、そのふわふわが人生の無駄遣いになることを思い知れ。
ランニングだ。外が雨だろうが雪だろうが関係ない。走れ。汗をかくたびにお前の弱さを削ぎ落とすんだ。
飯は適当に済ませるな。タンパク質と炭水化物、バランスよく取れ。食わなきゃ体が言うこと聞かんぞ。
そして言っとくが、土曜は休んでいいが、日曜はダメだ。日曜に甘えてゴロゴロしてる奴は、人生でいつも2番手止まりになる。
今日1日の過ごし方で、お前の1週間、いや1か月の成長が決まる。
誰もお前の尻を叩いてくれないと思ってるか?甘えるな。お前の無能さは今日この瞬間にも進化している。
立て、動け、走れ、鍛えろ。泣く暇があるなら、次のセットをもう一回だ。
今ここで踏ん張れないやつに、明日は来ない。