MAX FACTORYのマジンガーZ彩色済みソフビキットが出て来ました。
発売は90年代前半ころだった気がします。
発掘されたのはアフロダイ・ガラダ・ダブラスの3体だけで肝心のZは行方知れず。
引越しの時に見た記憶はあるので、どこかにあるはずなのですが…
説明書とヘッダーも残っていました。
実際は未組み立てのパーツ状態での販売です。
説明書ではすべてのパーツが接着指示されていますが、画像の個体は部分的には接着しないで簡易可動するように組み立てています。
当時はソフビキット黎明期でもあり仕様には未成熟な部分が見られます。
それでも、彩色済みというのは魅力的でした。
キングダンとグロッサムも気になったけど、造形アレンジが好みでないのでスルーしたような…?
主役不在では様にならないので超合金魂の革進マジンガーと並べてみました。
革進マジンガーは構造・造形ともよく練られていて出来がいいのですが、なぜか眼の形状だけがおかしな印象です。
眼の左右幅が広すぎて、特にアオリで見るとにやけた表情のように見えてしまいます。
なぜ目尻をこんなに長くするのか……?
羽根マジンガー完成形のひとつである前期オープニング作画と比較すると、違いは歴然です。
羽根氏の描かれたマジンガーZ設定画の中に、革進マジンガーとそっくりな横顔の絵があるようです。
どうも革進マジンガーはこの絵を再現する方向で造形されたようで、その結果が妙に長い目尻になってしまったようです。
設定画は「横顔を描くときはこんな感じで」という絵としての指針であって、立体的な整合性を重視したものではありません。
特定の1枚の再現に固執してトータルなキャラクターイメージから離れてしまうのであれば、本末転倒です。
年末に発売される50周年版DX魂も、頭部の造形は革進マジンガーのデータを拡大・流用しているようで同じ形状になっているように見えます。
頭部と腕を新造しても他の部位は旧DX魂のままでは木に竹を接いだようで、キメラのような状態になっています。
業界最大手企業の作る高価格帯商品なのだから、もうちょっと「本気」になってほしい、というのは高望みでしょうか。
革進マジンガーとスケール合うソフビ、良いですね。
※目尻の件、ぼくも思っていました。というか同意見の方が初めて居た!
ほかの皆は気にならないみたいなんですよねぇ…😅
SNSなどで声を上げる人は限られているし、実際は違和感を感じた人もそれなりにいそうですけどね。
DCゲッター1の顔といい、妙なところでハズしてくるのはなぜなのでしょう(^^;
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