今度はコレ!ウルトラホーク広告
マルザンのウルトラセブンプラモデル広告(モデルアート1968年2月号表4掲載)。
地元の古書店で安価処分のモデルアートの束からサルベージしました。
大人のスケールモデラー対象のモデルアート誌に子供向けプラモの広告は場違いな印象ですが、当時はキャラクタープラモデルを扱う雑誌自体が存在していなかったのでやむなくこのような出稿形態になったのでしょうか。
この時点ではポインターは最小のCクラスの文字情報のみで、ホーク各機よりも開発が遅かったらしいことがわかります。
ホーク3号の見本品は機首がクリアパーツになっているほか、市販品では白成型だった機体上部などがオレンジ色になっています。(追記:オレンジ成型の市販品も存在するそうです。コメント欄をご参照下さい)
このカラーリングは、ポピーが1978年に発売したポピニカホーク3号(初期生産分)によく似ているのがちょっと気になります。
マルザンとポピーでは時代がまったく異なるので無関係に断絶していると考えがちですが、実際は10年程度しか離れていないので、業界内で同じ関係者が関わっていたとしても不思議はありません。
ポピーのキングザウルスシリーズにはガラモンやバラゴンなど、マルサン製品をお手本にしているような色調の怪獣が存在しているという事実もあります。
1978年ころのウルトラ関連のポピニカ・超合金は箱やシールのデザインがそれまでのポピー定番のパターンとは少し異なる印象になっており、再販のサンダーバードにも似た傾向が感じられます。
放送中の現役番組とは別にあらたなラインとしてリバイバルキャラクターに手を拡げるにあたって、それまでとは異なる外部スタッフが参入した結果、デザインに微妙な違和感が生じているとは考えられないでしょうか。
そうした新規スタッフに、かつてマルサンの仕事をしたことのある関係者が含まれていた可能性が考えられるかも…?
あくまで根拠のない妄想ですが(^^
つなぎ更新です。
ウルトラマンはバンダイ製のウルトラの星計画・Cタイプです。
形状自体に不満はあるものの耐久性や手にしたときの安定感は優れていて、さすがメジャーメーカー製品です。
ガラモンはメディコムトイのリアルアクションヒーローズ(RAH)。
アトリエG1とのコラボ品なので出来はいいですが、経時劣化でクチビル下部が裂けてしまうようです(画像のものは補修済み)。
ウルトラマンは、こうした方向性でより完成度を高めた新製品を期待したいですが、フィギュアーツが展開の主力となった現状では、もう無理なのでしょうね……残念。
新しい年になりました。
画像はめでたい金の鳥ということで復刻版DX超合金ライディーン(ゴッドバード)ゴールドVer.です。
当ブログでは今年こそモデルボーグの詳細な紹介を…と言い始めて幾歳月。
記事作成に使える時間や情熱は年々減少しつつありますが、あいかわらずでやっていきたいと考えております。
せっかくなので鳥のヒーローをもう一丁。
変身サイボーグ1号の変身セット、変身忍者嵐スタンダードです(鎖は代用品)。
2年前に
変身セットの集合写真を撮影した時にはスタンダード嵐、デラックスライオン丸、デラックスバロム1は手元にありませんでした。
これらが揃うと、残る変身セットはマット隊員とウルトラ警備隊員ということになります。
マットはGIジョー正義の味方バージョンで我慢するなら、あとは最難関のウルトラ警備隊員のみ。
とはいえ隊員には強い思い入れはないので、私の変身セット集めはここまでということになりそうです。
もっとも欠品しているパーツはいろいろあるので、今後もそのあたりは地道に探していこうと思っています。
画像のジャンボーグ9はようやくベルトを手に入れました(^^