片付けのついでに、記念撮影。
永大グリップキャラクターなど、1970年代前半に登場したクリアケース入りミニ合金を集めました。 ブルマァクはブルペット、今井はグッドモデル、富士ホビーはダイカミニなど独自の呼称がありましたが商品形態はほぼ共通しています。 画像のTB2号のみ80年代初めの再販です。 当時はフレンダーオートバイとジェットモグラを持っていて、どちらもお気に入りでした。
ダイカミニは当初赤箱で発売されて次にウインドウタイプに変更、最後にクリアケース仕様になりました。 画像のアロー2号はなぜかイラストがセブンになっており、ミスでしょうか。 袋入り版は大きな台紙に1ダース付いて駄菓子屋経路で売られました。 人気の薄い3種が確認されているので在庫処分だった可能性が考えられそうですが、きちんとセブンの証紙が貼られています。 ステーションホーク1号はガレージキット登場以前では唯一の立体化でしょうか。
これらはタテ型のロボットタイプ。 ダイアポロンとアポロンヘッダーは駅売りバージョンのようです。 イルカファミリーというのは沖縄海洋博のマスコットキャラクターだったそうでブルマァクからソフト人形も発売されていますが、まったく記憶にありませんでした(^^;
バンダイの食玩プラモSMPシリーズで、ダイデンジンの製品化が発表されました(画像はDX超合金)。 サンバルカンロボ発売時にはジャガーバルカンもプラモ化されたので、今回もデンジタイガーが発売される確率は高そうです。
放送当時のDXデンジタイガーはいまや天上世界へ飛び去ってしまい、本格的な新製品が発表されているE社は造形センス・製品精度ともに信用できないという状況下、はたしてSMPは救世主となってくれるのでしょうか。
個人的にはSMPの造形センスは好みと合わないことが多いのでちょっと不安です。 レオパルドンはマーベラー頭部の造形があまりにいい加減だったし、ダイターン3はプロポーションや顔のアレンジセンスがどうにもしっくり来ません。 特に人間に近い顔を持つロボの場合、超合金魂にも共通して感じるのですが、なぜか子供の顔に見えるアレンジが加えられている場合が多いのが気になります。 放送当時のオモチャはちゃんと大人の顔に見えるので、なんだか作り手の精神性が反映されているように思えてげんなりします。 普通に設定画や撮影プロップに似せてくれればいいのに…
画像は放送当時購入したプラモデルのデンジタイガー。
とりあえずダイデンジンだけ完成させたところで40年以上ストップしたままです(^^;
こちらは森永デンジマンチョコスナックのオマケと思われるプラ製ダイデンジン。
以前投稿したオマケのデンジタイガー下部と同じラメ入りブルークリアで成型されているので、同シリーズの物と判断しています。 おそらくランナー状態で同梱されていたのではないでしょうか。
デンジマンチョコスナックのオマケについては、4年前の投稿時点ではまったく全容がわかりませんでした。 その後につかんだ情報では、どうやらオマケ専用の新造品はプラ製の組み立てものだけで、キャラクターの消しゴム人形はポピー系のものが流用されていたようです。
消しゴム人形にはデンジマン・デンジメカ・ベーダー側が存在しており、ガチャガチャでの販売や(P)マークの袋入りセットなどで流通していたようです。 チョコスナック専用のプラものはデンジタイガー・ダイデンジン・人形を飛ばす発射台?を確認しています。 ほかにはデンジファイターあたりもありそうな気がしますが、どうなのでしょう…?
なお、現在ホビー系の某掲示板に3Dプリンターで作られた変形・可動ダイデンジンが投稿されています。 すばらしい完成度なので一見の価値ありと思います。 SMPも、あのくらい愛のある取り組み方をしてほしいです(^^;
ブルマァクが1975年ころ発売したミニミニ東宝怪獣について、 以前取り上げました。 これらは全12種類が6種づつ2弾に分けて発売されたのではないかと想像しています。
ガイガンは以前の投稿時に消しゴム版しか手元になかったのですが、その後彩色版を入手しました。 画像の中央は消しゴム、左右が彩色済みバージョンです。
これは黄色成型、眼にある黒い点は目玉でしょうか?
黄色版は初期発売と思われる他の5種になじむ色調です。
これら6つは同じ金型に彫られていたのかなと思うのですが、黄色の色調が微妙に異なるので判断は難しいところです。
こちらは緑成型。
初期6種が同じ金型に彫られていたならゴジラなどにも緑成型が存在するはずですが、まだ見たことはありません。
この緑のガイガンは版権表示が円谷プロになっています(^^; 黄色版や消しゴム版は東宝に修正されているので、発売は緑成型版がもっとも早かったと思われます。
ゴジラやラドンにも緑成型が存在していたら、やはり円谷表記になっている可能性があります。
ブルマァクはこのあたりの管理がずさんだったのか、ソフト人形のヘッダーや版権証紙が他社のものになっている例もあったようです。
なお、ミニミニ東宝怪獣初期6種にはメッキされたセット売りも存在しています。 画像はトイズマガジン1975年6月号(商報社東京本社)のブルマァク広告より。 このメッキセットは未使用品が近年ネットオークションに出現しましたが、雲上世界での取引になっていたようです…
追記:青色硬質版5種(ゴジラ・アンギラス・ラドン・モスラ・キングギドラ)も確認したら「円谷プロ」になっていました(^^; ガイガンの硬質版もおそらく同じでしょうね…
引越し後の荷物整理がなかなか進みません。
荷造りは短時間で、デッドスペースを作らず効率的に進めねばならなかったので玩具を種類別に分類するような余裕はありませんでした。 今になって同じシリーズの物は同じ場所に片付けるようにしているものの、進捗は牛歩の如しです…
そんな中、山勝のA5サイズウルトラ大判写真が出て来ました。 荷造りの時にはアルバムも見つかったのですがそちらはまだ出てきません(^^;
これらはウルトラマンカードクロニクル(辰巳出版2021)では後年発売されたデラックスカードという商品と同じと分類されてその第1弾という扱いになっているのですが、これにはちょっと違和感があります。
この大判写真はタグ付きビニール袋入りの2枚セットで販売されました。 2枚とも表面が見えるので好きな絵柄を選んで買うことができます。
価格は100円だったように思いますが確証はありません。
タグにも特定の商品名はなく「ウルトラマン/ウルトラセブン/大怪獣」という表記だけなので、これらを「デラックスカード」と呼称するのは無理があると感じます。
画像の現物は1980~81年ころ、友達の家の近くの駄菓子屋で購入したものです。 入荷したてという感じではなかったので、発売自体は78年ころだったのかなと想像しています。 店頭では、厚手のビニールで出来たしっかりした作りのホルダーに入っていました。
そのホルダーは画像の物に近いイメージで、タテ3列・ヨコ2列くらいの構成だったと記憶しています。 最上部はアルバムの表紙に似た印象の青を基調としたデザインでした。 (上の画像は近年の無関係なもので、あくまで参考です)
なお、手元にはカードクロニクルに掲載の無いグビラの写真もあります。 アルバムの表紙に掲載された写真にはカードが確認されていないものもあるので、種類はまだまだ増えるのかもしれません。
カードクロニクルで第2弾扱いされている「デラックスカード」の方は、私は85年ころ入手しました。 カード袋や当たりカードを含め英字表記が多用されていること、山勝の社標デザインが異なることなどを考えると、こちらの発売は83~84年ころだったのではないかと想像しています。
「デラックスカード」も箱入り状態で持っているはずなのですが、やっぱり行方不明(^^;
引越し前の片付けを継続中です。
2月にセブン大判ブロマイドを取り上げた際、現物提示できなかった帰ってきたウルトラマンのブロマイドが出て来ました。 情報協力していただいた当麻様、ご覧いただいているでしょうか。
ブロマイドは新マン単体とグドン対ツインテールの2枚が入っています。 手元にあるのはこの1セットのみ。 グドンはツインテールにかぶりついているところでしょうか。
セブンはブロマイド2枚のみでしたが、帰ってきた~ではぬりえが同梱されて2袋が綴じられています。
ぬりえといってもただのアミ掛けされた白黒写真なので実用性は微妙な印象です。 未開封では何枚入っているのかわかりませんが、昭和特撮ブロマイドクロニクル(辰巳出版)によれば5枚とのこと。 ぬりえが増えてもセブンと同じ100円だったそうで、そのせいかブロマイド自体の紙質は微妙に薄くなっているような気がします。
以下、ひさしぶりに発掘されているものなど。
合金関連いろいろ、ジーグペンダントはお気に入りです(^^ マシン合金ケムラーはニコイチでここまで来ましたが、箱とミサイル類は無理そう… ビクトラー・クーゴもアストロ棒をなんとかしたいな~
整理をしていて判断に迷うのがこうした物、グリップのコンドールマンプラモ。
プラモ自体への思い入れは薄いのですが、これらはバンダイ模型のモデルボーグやスーパートレーラーの商品内容を直接模倣していて、いわば異母兄弟みたいな存在になっています。
よりによって川内康範氏原作の、東洋的・神秘的なヒーローにロボットみたいなメカを仕込むというのは無茶が過ぎる印象です。 本家バンダイ模型はこうした内容に見切りを付けて、同時期にジョイントモデルを開発しています。
これも存在自体を忘れていましたが判断に迷う物。 ウルトラ警備隊の制服を使うって、ずるすぎる…
引越しの見積もりに来た同年代の担当の方が、オモチャと本であふれた部屋を見て「うわ~、夢のようなお部屋ですねぇ」と…… 嫌がっている感じではなかったからまあいいか、テヘペロ(・ω<)
思わず「いや~お恥ずかしいです」と返しちゃったけど、引越し先では「ね、いいでしょう?」と言えるような部屋にしたいものです。
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