『怪獣の世界』 最終決戦!
ウルトラQからレオまでの登場怪獣を収録し、324枚のカードを集めて完成させる怪獣図鑑です。
初版発売は1975年3月頃だったようで、レオ終盤の怪獣は含まれていません。
その後第3次怪獣ブームの1978年ころ再版され、さらに1985年ころにもアルバムの表紙デザインを一部変更して再々版されています。
画像の現物は再販時のもので、ひさしぶりに物置から発掘されました(^^
初版ではほとんどカードを集められなくて、再版を機に再チャレンジしたのですが結局コンプリートには至りませんでした。
あらためて確認してみると、足りないカードは72枚です。
この枚数なら講談社への「特別注文」でコンプリート出来たはずですが、なぜか注文した形跡がありません。
このころは限られた小遣いをガンダム関係に振り向けていたから、特別注文はズルズルとあとまわしになって、結局そのまま終わってしまったのかもしれません。
せっかく出てきたのでコンプリートしておきたいですが、一枚づつ番号を確認して未使用カードを蒐集するのはたいへんそうです。
ある程度のカードが貼られた中古のアルバムはそれなりに流通しているようですが、そこからカードを剝がして貼り替えるというのも気がすすみません。
さて、どうしたものか…
これはカード3枚つづりのシートの裏に宣伝文が印刷された販促品で、再版時に書店で配布されました。
宣伝文は表面に影響していないので、裏面を気にしなければ立派な未使用カードになります。
一束28枚なので3×28で84枚、それが9束あるので計756枚のカードが手に入りました!
これなら不足分を補えるし、もしかするともう1セット分コンプリート出来てしまったりするかも…?
実際にチェックを始めると、順調に不足分が埋まっていきます。
また1番のミクラスが含まれているのに気付きました。
ミクラスのカードはアルバムの表紙に貼る仕様のため、傷んだり紛失しやすくなっています。
自分のミクラスも折り目が付いてしまっているので、綺麗なカードを入手できたのは嬉しいです。
半分ほどチェックした時点で不足カードはあと1枚になり、コンプリートは楽勝かと思ったのですが…
その1枚が出てきません。
しかも束の内容がまったく同じ、つまり「束ごとダブリ」という状態が複数出てきました。
さすがワールドスタンプブック、そう簡単にはコンプリートさせてくれません…
結局、最後の1枚は束から出てきませんでした。
おのれ、128番のバルダック星人!
その後、128番を含む未使用カード数枚のセット売りを見つけて、無事に入手しました。
私の「怪獣の世界」は、発売から43年を経てようやくコンプリートです!!
………(^^;