こういうのでいい



チラシの裏のムダ話です。



P5255118.jpg

大手動画サイトにアップされたフィリピン版ボルテスV第1話?のバトルシーンを見ました。
長大なシリーズの中で序盤のオイシイ部分をつまみ食いしただけなので作品全体のことはわかりませんが、現時点の感想は「こういうのでいいじゃん!」という感じです(^^

ディテール情報はいろいろ増やされていても基本はアニメのままで、市街戦のビル群は書き割りかミニチュア同然で人々の生活感など皆無、その意味ではまったくリアルではありません。
でも武器の名称を叫ぶような世界なのだからそれで正解と思います。

細かいことをいえばクルーザーコクピットが目に移動してくるカットはパース合わせなきゃダメじゃんとか、合体後の名乗り(見え切り)がちゃんと画面中央・カメラ目線になっていないなど気になる部分はあるし、全体にテンポがイマイチとも思うのですが、でも見ていて楽しい。
合体シーケンスで主題歌のイントロが流れると否応なく盛り上がるし、歌が日本語で歌われているのを聴いて泣きそうになりました……年寄りは涙腺がゆるい(^^;

本来なら東映戦隊ロボで実現できていたはずなのに様々な制約でなおざりにされてきた方向性への、正しい進化という印象です。
そして数年前にティザー映像が公開されたCG版ガイキングも、実現していればこんな感じになっていたのかなと思ったりします。


P5255128.jpg
CGガイキングについては、実際に国際的な映像マーケットで働く方が2020年に光文社新書で出されたこの本に、呆れかえるような内情が書かれています。
クールジャパン政策はろくなものじゃないと思っていましたが、実情は予想を遙かに上回るひどさで、読んでいて(比喩でなく本当に)吐き気を催しました。
あまりにつらくて読み返すことができません…






話題を変えて……


P5255120.jpg
講談社のテレビマガジン特別編集・ウルトラセブン。
先日の仮面ライダー完全版はひどい印刷でしたが、本書は以前のレベルに戻ってきているようで一安心。
おなじみの写真だけでなく掲載頻度が低めのバリエーションも積極的に活用されていてうれしいのですが、多くの写真が2~3センチの小サイズなのが残念です。

本編映像を手軽に視聴できる現状なのだから、コマ焼きやストーリー概要など昔ながらの誌面構成にはほとんど意味を見出せません。
その分、貴重な写真を大きく掲載してほしいです。
とはいえペテロの単体写真が3枚も載ってるし、放送当時以来と思われるキュラソの顔面写真掲載(ただし白黒)など、ひさしぶりに講談社ライブラリーの奥深さを実感できました。





P5255123.jpg

最近入手した同人誌、それぞれ充実した内容で楽しめました。
通販対応が増えてくれて助かります(^^

ウェブ情報はサービス提供業者次第で消え去ってしまうから、自分もジョイントモデルやモデルボーグ関連については本にしておきたいと考えることがあります。
期待していたHJヴィンテージは70年代に取り組むつもりはなさそうだし。

といって、それだけの時間やエネルギーを絞り出す余地が無いのも現実で……
世はままならぬものです(T T



[ 2023/05/25 23:11 ] 暫定 | TB(-) | CM(2)

クリアケース系


片付けのついでに、記念撮影。


P5145112.jpg
永大グリップキャラクターなど、1970年代前半に登場したクリアケース入りミニ合金を集めました。
ブルマァクはブルペット、今井はグッドモデル、富士ホビーはダイカミニなど独自の呼称がありましたが商品形態はほぼ共通しています。
画像のTB2号のみ80年代初めの再販です。
当時はフレンダーオートバイとジェットモグラを持っていて、どちらもお気に入りでした。


P5145114.jpg
ダイカミニは当初赤箱で発売されて次にウインドウタイプに変更、最後にクリアケース仕様になりました。
画像のアロー2号はなぜかイラストがセブンになっており、ミスでしょうか。
袋入り版は大きな台紙に1ダース付いて駄菓子屋経路で売られました。
人気の薄い3種が確認されているので在庫処分だった可能性が考えられそうですが、きちんとセブンの証紙が貼られています。
ステーションホーク1号はガレージキット登場以前では唯一の立体化でしょうか。


P5145116.jpg
これらはタテ型のロボットタイプ。
ダイアポロンとアポロンヘッダーは駅売りバージョンのようです。
イルカファミリーというのは沖縄海洋博のマスコットキャラクターだったそうでブルマァクからソフト人形も発売されていますが、まったく記憶にありませんでした(^^;


[ 2023/05/14 21:40 ] チープトイ ミニ合金 | TB(-) | CM(4)

ちょっと気になる



無題
超合金魂でドルギランが発表されましたが…


無題-のコピー
首の付け根の黄色い面が気になります。


DSC_0263.jpg

dsc00.jpg
デザイン画や撮影モデルでは、奥まった首の付け根の周囲を黄色の板で覆うような構造です。


DSC_0257.jpg
ポピーの超合金では、ST・DXともに本体と同じ色で塗装されています。

DSC_0260.jpg
この塗装は「オモチャ的には再現できないけど、ここは本来引っ込んでいるんですよ」という主張が込められているのでしょう。


超合金魂も、市販品では塗装されているといいのですが…(不安)

[ 2023/05/08 16:01 ] 暫定 | TB(-) | CM(0)