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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2023/07/02のツイートまとめ

kameiasami

本日、7月2日は徳田一穂の命日ですね。
(1903年7月生、1981年7月2日歿)
現在入手しやすい著作を並べてみました。
また、今では国立国会図書館デジタルコレクションの送信サービスにより、古書価の非常に高価だった戦前の単行本を読むこともできます。
https://t.co/C19f9Qkk6q
07-02 21:49

@mizukami_jidai 
校了後と伺ってダメかもと思っていましたが、間に合って良かったです。
刊行を楽しみにしています。
07-02 14:07

徳田秋聲『十日過ぎ』に描かれている出来事は、時期が未確定だったため全集年譜に記載されていませんが、石井柏亭が「方寸書架」(「方寸」明治43年4月)で「新春」に高村真夫と那古の秋聲を訪ねたことを書き、次号でも十日夜の帰宅について記しているので、明治43年1月の項に追加してよいでしょうね。
07-02 12:55

『十日過ぎ』にH氏(柏亭)の連れが「K氏」と書かれているのは、秋聲が――その時は柏亭に「高村真夫君」と紹介されていたとしても――執筆時には高村光太郎と取り違えていた可能性が高そうすね。
07-02 12:28

明治43年1月、柏亭と高村真夫が写生旅行の途次那古に宿泊していた秋聲を訪れた時のことですね。芸者をあげた話は秋聲の『十日過ぎ』(「中央公論」明治43年3月)にも描かれています。
柏亭の連れが高村真夫であったことは先月触れました。
07-02 12:26

【那古にて】
「小生十日夜無事帰宅、高村と小生とにては相劣らぬコンモンセンス家にて、財政も何もかも、至つて平和に済み申候。(中略)
那古にては徳田秋聲氏と会して那古芸妓を招き打興じ申候。」
石井柏亭「封書/コンモンセンス」(「方寸」明治43年5月)
https://t.co/UclgifmWoQ
07-02 12:18

【徳田秋聲君筆蹟】
「△徳田秋聲君
筆太の癖があるが、慥かに紅葉流を学んだ痕がある、原稿は見た処あまり立派ではない」
青柳白馬「明治文士の筆跡」(「成功」明治43年5月)
https://t.co/WFjquN3BPz
筆蹟の影印あり。
07-02 12:16

【徳田秋聲俳句】
大木志門編『徳田秋聲俳句集』(龜鳴屋、7月下旬刊行予定)
https://t.co/an5A32GhuD
うれしい報せですね。
全集収録の約1.5倍の句が収められているとのこと。
大木氏の解説も読み応えがあるものと期待できます。
(あの2句は間に合ったのかしら……)
07-02 12:15

  1. 2023/07/03(月) 05:00:27|
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