2011-03-17
【ニジェール】大統領選決選で民主社会主義党候補が勝利
12日、西アフリカのニジェールで暫定軍事政権から民政移管をめざす大統領選挙で1月31日の第一回投票の結果により、上位2名による決選投票が行われた。結果が確定するまで数日を要したが、第一回投票で1位だった野党・ニジェール民主社会主義党(PNDS、社会主義インター加盟政党)のイスフ元首相は第一回投票で3位にとどまり決選に残れなかったアマドゥ元首相の支持も取り付けて約58%の票を獲得、約42%にとどまった2位の中道右派・社会発展国民運動(MNSD、軍事クーデターで倒されたタンジャ元大統領派の政党)のウマル元首相を破り、当選を果たした。4月6日に正式に就任する。ニジェール西部のタウア州を地盤とするPNDSはこれまで連立に加わったことはあったが、大統領および議会第一勢力として政界の主導権を握るのは初めて。なお選挙の投票率は50%前後だった。
ニジェールは砂漠化が進み農業も干ばつのため不安定で世界でも最貧国に数えられるが、ウランを産出することで知られ、日本の原発事故の影響で世界的に原子力エネルギー開発の先行きに不透明感が出てきたとはいえ、なおその地下資源・エネルギー供給国としての地位は無視できないものがある。
ニジェール民主社会主義党 公式サイト(フランス語)
http://pnds-tarayya.net/news/news.php
ニジェールは砂漠化が進み農業も干ばつのため不安定で世界でも最貧国に数えられるが、ウランを産出することで知られ、日本の原発事故の影響で世界的に原子力エネルギー開発の先行きに不透明感が出てきたとはいえ、なおその地下資源・エネルギー供給国としての地位は無視できないものがある。
ニジェール民主社会主義党 公式サイト(フランス語)
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