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2010-05-30

【チェコ】下院選で社民党が第1党復帰も連立樹立は困難に

中欧チェコで28・29の両日、下院(定数200、比例代表制)の総選挙が行われた。開票の結果、チェコ社会民主党(CSSD、社会主義インター加盟政党)が第1党となったものの議席を大きく減らし、保守系の市民民主党(ODS)もさらに議席を減らして第2党に転落した。いっぽうキリスト教民主主義政党から分岐した新党「伝統・責任・繁栄09」(TOP09)が第3党に躍進、別の右派新党「公共事項」(VV)も第5党として議席を確保した。ほかに共産党が第4党として議席を獲得したが、これまで連立与党入りしていたキリスト教民主同盟=人民党、緑の党は5%阻止条項に届かず全議席を失った。またゼマン元首相(社会民主党元党首)が結成した新党「ゼマン派市民権党」(SPOZ)も僅差ながら議席獲得に及ばなかった。全体として中小政党が乱立し、民意の分断が明らかとなる選挙結果となった。
この結果を受けて、社会民主党のパロウベク元首相は第1党となったにもかかわらず同党を軸とする連立は不可能として敗北を認め、党首辞任を表明した。緊縮財政を政策の軸とする市民民主党、TOP09、VVによる中道右派連立の成立が濃厚とみられる。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比)
社会民主党 56(-18)
市民民主党 53(-28)
伝統・責任・繁栄09 41(新党)
共産党 26(±0)
公共事項 24(新党)

チェコ社会民主党 公式サイト(チェコ語)
http://www.cssd.cz/

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2010-05-28

【トリニダード・トバゴ】初の女性首相が誕生

中南米カリブ海に位置する島国トリニダード・トバゴで24日、下院(定数41、小選挙区制)の総選挙が行われた。その結果、中道系でパサードビセッサー党首が率いる社会民主主義的な野党・統一民族会議(UNC、社会主義インターには非加盟)がマニング首相率いる保守与党・人民国家運動(PNM)を破り、 26日に新首相に就任した。マニング首相は汚職疑惑などへの非難をかわすべく下院の解散・総選挙に打って出たが、野党UNCが別の野党、人民会議(COP)と小選挙区制の下での選挙協力を組むことに成功し批判票が結集したこともあり、野党側の追及をかわすことができず政権を失う結果となった。

パサードビセッサー新首相は58歳。トリニダード・トバゴでは初の女性首相となる。なおトリニダード・トバゴではアフリカ系住民とインド系住民の人口が拮抗しているが、UNCはインドの国民会議派を模して「会議(コングレス)」と党名にあるように、インド系住民を基軸とする政党と考えられている。

統一民族会議 公式サイト(英語)
http://www.unc.org.tt/

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2010-05-28

【エチオピア】首相率いる与党連合が圧勝

23日に投票が行われたエチオピアの連邦下院選挙(定数546、小選挙区制)で、開票の結果、メレス・ゼナウィ首相が率いる与党連合・エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)が約500議席を獲得する圧倒的な勝利が確実な情勢となった。

EPRDFはオロモ人民民主機構(OPDO)、アムハラ民族民主運動(ANDM)、南エチオピア人民民主運動(SEPDM)、ティグレ人民解放戦線(TPLF)の4大組織を中心とする政党連合で、1991年にメンギスツ共産主義政権を内戦ののち打倒して以来、エチオピアの政権の座にある(メレス・ゼナウィは前政権崩壊から1995年までは暫定大統領、その後は首相)。メレス・ゼナウィ首相の出身母体であるティグレ人民解放戦線の前身組織がメンギスツ政権成立前のハイレ・セラシエ帝政時代から活動していたため左翼寄りだった経緯もあり、社会主義インターには加盟していないもののエチオピア人民革命民主戦線は総じて民主社会主義的で、またエチオピアの諸民族を構成する各民族の自治尊重・連邦制の傾向が強いと考えられている。しかし今回選挙では野党が数議席しか獲得できなかったなど、投票において政府側の影響が強かったとの指摘もあり、民族間の緊張を抱えるエチオピアの連邦制と複数政党制に影を落とす結果ともなった。

エチオピア人民革命民主戦線 公式サイト(英語。アムハラ語版あり)
http://www.eprdf.org.et/

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2010-05-22

【ドミニカ共和国】上下両院選で大統領与党・解放党が勝利。革命党及ばず

中米カリブ海のドミニカ共和国(ハイチと国境を接しているほう)で16日、上下両院選の投票が行われた。開票の結果、上院(定数32、小選挙区制)と下院(定数178、比例代表制)の双方でフェルナンデス大統領を支える与党・ドミニカ解放党(PLD)が勝利した。野党・ドミニカ革命党(PRD、社会主義インター加盟政党)は下院では伸ばしたものの及ばなかった。他に過去、「ドミニカの奇跡」と言われた経済成長や強力な環境保護政策で知られたバラゲール大統領の長期政権を支えた中道右派・キリスト教民主主義系の社会キリスト教改革党(PRSC)が議席を獲得したものの、大きく後退した。なお同時に「中央アメリカ議会」のドミニカ共和国選出議員の選挙や地方自治体選挙も行われた。なおドミニカ共和国では大統領選挙は議会選挙と同時には行われず、2年ごとに交互に行われる。そのため議会選挙には中間選挙としての意味あいもある。
また今回の選挙をめぐっては銃撃による死傷者も報告されるなど、暴力沙汰を防ぐことができなかった。

野党・ドミニカ革命党は社会民主主義を掲げる政党。だが革命党から分岐した現与党・ドミニカ解放党も一般には左派自由主義の政党と考えられており、同党は「中央アメリカ議会」では保守会派に所属しつつ中南米の左翼政党で構成される「フォロ・デ・サンパウロ(サンパウロ・フォーラム)」にも参加するなど、左右の振幅が激しい政党である。

詳しい選挙の結果は次の通り(カッコ内は前回比)
ドミニカ解放党 上院30(+8)、下院102(+6)
ドミニカ革命党 上院1(-6)、下院73(+13)
社会キリスト教改革党 上院1(-2)、下院3(-19)

ドミニカ革命党 公式サイト(スペイン語)
http://prd.partidos.com/

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2010-05-14

【フィリピン】大統領選・議会上下両院選で民社/社民主義、社会自由主義勢力が伸張

10日の投票日から開票が続いているフィリピンの総選挙(大統領選、副大統領選、上院選、下院選、その他地方選を同時に実施)で、同時選による膨大な開票作業のため正式な開票結果はまだ出ていないが、民社/社民主義あるいは社会自由主義を掲げる中道左派的な候補者が大きく伸ばすこととなった。

大統領選においては、1986年に故マルコス元大統領を追放した「エドサ革命」(ピープルパワー革命)の立役者だった故コラソン・アキノ元大統領(2009年死去)の長男、ベニグノ・”ノイノイ”・アキノ上院議員(自由党。自由主義インター加盟政党だが、中道左派・社会自由主義的な傾向を指摘される)が他候補を引き離し、当選を確実にしている。アキノ次期大統領はアロヨ現政権の汚職体質を批判し政治浄化を主張、他候補を突き放した。ただマルコス時代に暗殺された父と、民主化革命の立役者だった母という両親の威光・イメージで支持を伸ばした面もあり、国内経済の回復・成長や財政健全化など取り組むべき課題においては政治・行政手腕に未知数の面もある。しかし対立候補のうちビリヤール前上院議長(保守系の国民党)やテオドロ前国防相(中道右派系でアロヨ与党のラカス・カンビ・キリスト教イスラム教民主主義)は敗北を宣言したものの、2001年の「ピープルパワー2」で大統領の座を追われ今回、返り咲きを期してきたエストラダ前大統領(フィリピン大衆党)は2位につけている上、法廷闘争なども示唆しておりまだ敗北を認めていない。

大統領選とは切り離して独自に選挙される副大統領選においては、ビナイ・マカティ市長(フィリピン民主党=ラバン、社会民主主義的な傾向もある中道左派政党)がロハス上院議員(自由党、故ロハス元大統領の孫)を接戦で制する見通し。なおビナイ候補はエストラダ前大統領陣営の副大統領候補として立候補したが、正副大統領候補で明暗を分けることとなった。

上院選(全国区制、定数24・任期6年、3年ごとに半数12名を改選、完全連記式)は開票作業に時間がかかっているが、故マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコスJr.やエンリレ元国防相(エドサ革命の立役者の一人だが、後に保守派に転じる)、サンチャゴ元土地改革相などが票を集めている。ただし現時点の結果を見る限り、自由党の候補が次々と「共倒れ」になるなど、大統領・副大統領選と違って中道・中道左派的な勢力は苦戦している。

下院選(定数286・任期3年、うち229議席は小選挙区制、57議席は全国区政党名簿…比例代表ではない…により選出)では汚職疑惑にゆれるアロヨ現大統領が下院に立候補して当選を確実にした(不逮捕特権狙いという噂もある)ほか、故マルコス大統領のイメルダ夫人が当選を確実にした。全体的にはアロヨ与党の中道右派、ラカス=カンビ=キリスト教イスラム教民主主義が第1勢力を、民族主義人民連合と国民党の保守系選挙連合が第2勢力を、それぞれ確保した。第3勢力には自由党が続いた。

自由党やフィリピン民主党=ラバンは大統領選・副大統領選で伸ばした割には上下両院とも議会選では伸び悩み、エストラダ前大統領派の大衆党など並んでリーダーのイメージやカリスマに頼り、党の足腰というべき組織的基盤が弱い体質が表れる結果となった。このため今後の政局や議会運営などで妥協を強いられる場面も多くなると予想される。なお開票が遅れているが、アクバヤン市民行動党(社会主義インター諮問政党)も下院全国区で議席を獲得するとみられる(同党は大統領選ではベニグノ・”ノイノイ”・アキノ上院議員を支援した)。

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2010-05-13

【英国】ブラウン首相辞任により政権交代

庶民院(下院)総選挙後、どの党も1党では過半数を取れない「ハング・パーラメント」(宙づり議会)となったことを受けて各党間の連立交渉が水面下で行われた英国で11日、第1党・保守党と第3党・自由民主党のあいだで連立政権を樹立することで合意がなり連立が結ばれることが決定した。続投も模索していたブラウン首相率いる第2党・労働党も、自由民主党および中道左派系の地域諸政党の支持を得ることで議会の過半数を押さえる「中道左派」連立での政権の継続を目論んだが、議席を大幅に減らした労働党と同じく伸び悩んだ自由民主党との連立は「敗者の野合」だとする世論・メディアからの批判に抗し切れなかった。

これを受けて労働党のブラウン首相は辞任を表明。即日、エリザベス2世女王は保守党のキャメロン党首を新首相に任命した。キャメロン新首相は翌日、12日には自由民主党のクレッグ党首を副首相に据えるなど同党から5名を入閣させ、英国では第二次世界大戦後初となる連立政権内閣が誕生した。新連立政権は経済・財政再建やイラク戦争開戦時に問題となった情報機関の一元化などから取り組む予定。

ただ保守から中道右派にかけて支持を得る保守党と、中道左派層に支持される自由民主党には社会政策や移民・EUなどへの対応、自由民主党が求める中選挙区移譲式などの比例代表の性格を強める下院の選挙制度改革での温度差が解消したとはいえず先送りになっている面もあり、早くも短期政権になるという見通しも出ている。

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2010-05-12

【ドイツ】最大州議会選で「ハング・パーラメント」の結果に

ドイツで最多の人口を有するノルトライン・ウェストファーレン州(以下NRW州)議会選挙(定数181、5%阻止条項付き比例代表制が基本)で9日、投開票が行われた。その結果、メルケル連邦首相率いる連邦政権の連立与党でNRW州でも州与党を構成してきたキリスト教民主同盟(CDU)と自由民主党(FDP)は、両党合わせても過半数を割り込む大敗を喫した。いっぽう最大野党の社会民主党(SPD)も議席を伸ばせず、緑の党と左翼党が躍進する結果となった。メルケル政権やCDUにとっては「過去最大の敗北」とする論評も出ている。またCDU-FDPブロック、SPD-緑の党ブロックのいずれも過半数に届かず、英国下院総選挙と同じ「ハング・パーラメント」となった。

今回のNRW州議選の結果、州政府の代表によって構成される連邦参議院(上院)ではメルケル連立与党が過半数を割り込むことが確実となり、ギリシャ財政危機の支援などEU統一通貨ユーロを支える重責を担い、また所得税減税や医療制度改革など新自由主義的な政策を進める方向のメルケル政権の基盤に、不安定さが増すことになる。

なお今回のNRW州議選後のNRW州政府の連立の組み合わせについては、CDUとSPDの大連立の可能性が一番高いとみられ、続いて連邦レベルと違って外交・安全保障問題が焦点とならない分、SPD・緑の党・左翼党の3党連立の可能性もある。ほかにSPD・緑の党・FDPの「信号連立」や、 CDU・FDPに緑の党を加えた「黒緑」連立なども模索されるとみられる。また最大州での結果であったゆえ、連邦議会(下院)の連立組み替えや首相交代にまでも波及する可能性を指摘する声もある。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比。前回選挙から6議席削減)。
キリスト教民主同盟(CDU) 67(-22)
社会民主党(SPD) 67(-7)
同盟90・緑の党 23(+11)
自由民主党 13(+1)
左翼党 11(+11、NRW州議会初進出)

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2010-05-08

【英国】総選挙でブラウン首相の労働党が敗退

6日に行われた英国庶民院(下院)の総選挙(定数650、単純小選挙区制)は、事前予想通りブラウン首相が率いる労働党が後退して第2党にとどまり、キャメロン党首率いる保守党の後塵を拝する結果となった。しかし保守党も下院過半数の326議席に届かず、1974年以来36年ぶりの「ハング・パーラメント」(宙ぶらり議会)が現実のものとなった。また第3党の自由民主党はクレッグ党首が討論会で有権者から高評価をを得るなど支持率では伸ばしたものの、地盤となる小選挙区が少ないこともあって事前予想ほど議席が伸びず、むしろ僅かながら後退。上滑り気味の結果となった。

この結果を受けてキャメロン保守党党首は「国民は変化を求めた。第1党は我々だ」として、クレッグ自由民主党党首と英国では過去あまり例がない連立交渉を開始することを宣言したが、最近は高い得票率を上げながら常に低い議席率にとどまっている自由民主党が下院への中選挙区移譲式比例代表制の導入にこだわっているのに対して、キャメロン党首は新たに公選上院となる見通しの貴族院(上院)のみに比例代表制を導入する方向とされており、連立が成立するかは不透明な部分が大きい。英国の慣例では与党の敗退が決まった場合は首相は辞職を表明するが、ブラウン首相は「保守党と自由民主党の連立交渉が不調に終わった場合は、次は自分の番だ」として辞職をすぐには表明せず、場合によっては続投を模索する考えを示している。従って、連立のゆくえは自由民主党のクレッグ党首の決断しだいとなっており、自由民主党も後退したにもかかわらず同氏を「キングメーカー」とする報道もみられる。ただし現時点では自由民主党は労働党と連立する場合もブラウン首相の退陣は求める方向。

なお小政党では緑の党のルーカス欧州議会議員が当選し党に初の下院議席をもたらしたいっぽう、妻の不倫が発覚したロビンソン北アイルランド自治政府首相(民主統一党)が落選(代わりに北アイルランド中間派の同盟党候補が当選)、左翼・反戦主義の「リスペクト」党のギャロウェイ議員も選挙区を移ったが落選、地域医療福祉を掲げる小政党のテイラー議員も落選となった。反EUを掲げて昨年の欧州議会選では躍進した英国独立党は100万票近くを得票したがゼロ議席に終わり、同じく欧州議会選で議席を獲得した極右の英国国民党も50万票以上を得たが議席には届かなかった。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比。一部説明)。
保守党 306(+97。議長含む)
労働党 258(-91)
自由民主党 57(-5)
民主統一党 8(-1、北アイルランドの右派政党)
スコットランド国民党 6(±0、スコットランドの地域主義政党)
シン・フェイン 5(±0、北アイルランドの左派政党)
プライド・カムリ 3(+1、ウェールズの地域主義政党)
社会民主労働党 3(±0、北アイルランドのカトリック系穏健左派政党、社会主義インター加盟)
緑の党 1(+1)
同盟党 1(+1、北アイルランドの中間派リベラル政党)
無所属 1
未定(候補者死亡につき投票延期)1

労働党 公式サイト(英語)
http://www2.labour.org.uk/

なお今回の投票率は前回の61%に対して約65%と上昇したが、各地の投票所で投票締め切り時間の22時を過ぎても投票できない有権者があちこちで発生し、問題の残る投票作業となった。この原因については現在、選挙委員会が調査中とのことである。

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2010-05-08

【モーリシャス】総選挙で与党・労働党が勝利

5日、インド洋の島国モーリシャスで国民議会(一院制・定数70、三人区制が基本だが例外あり)の総選挙が行われた。ラングーラム現首相率いるモーリシャス労働党(MLP、社会主義インター加盟政党)を軸とする政党連合「未来のための同盟」が、ベレンガー前首相率いるモーリシャス闘争運動(MMM、こちらも社会主義インター加盟政党)を軸とする政党連合「ハートの同盟」と争う図式となった。

選挙は激戦となったが、ラングーラム現首相の「未来のための同盟」が約半数の得票で過半数の41議席を獲得し、ベレンガー前首相の「ハートの同盟」の18議席を上回り、勝利をおさめた。ほかに離島・ロドリゲス島の代表が2議席、イスラム系の連帯戦線が1議席となった。残り8議席は今回の選挙結果に基づき、主に次点となった候補からマイノリティに配慮しつつ選挙委員会によって指名される。

社会主義インター加盟政党どうしが正面からぶつかりあった今回の選挙だが、より穏健とされ保守系からも支持されるMLPは前回総選挙でMMMと組んだモーリシャス社会主義運動(MSM)、モーリシャス社会民主党(PMSD)と政党連合を組み、より急進的なMMM系の政党連合を、得票率では小差で振り切る形となった。今後はインド洋の新興工業国に数えられるモーリシャスの中でも多数派ヒンドゥー教徒のインド系住民を代表する色彩が強いMLP主導のラングーラム政権が、より多文化主義的なMMM(ベレンガー前首相は欧米系)と、どう協調していくかが注目される。

モーリシャス労働党 公式サイト(フランス語)
http://www.labourparty.mu/
モーリシャス闘争運動 公式サイト(フランス語)
http://www.mmm.mu/

#モーリシャスでは旧英領だった経緯から公用語は英語だが、一般市民や報道・メディアのレベルではフランス語系のモーリシャス・クレオール語がもっとも幅広く使われ、フランス語が浸透している。

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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