2011-03-09
【エストニア】議会選で中道右派勝利、社民党も勢力伸張
6日、旧バルト三国のエストニアで議会選挙(定数101、5%阻止条項つき比例代表制)が行われた。その結果、アンシプ首相率いる中道右派自由主義政党の改革党が前回より2議席を伸ばす33議席となり第1党を確保、これまで連立相手だった保守の祖国共和連合も前回より4議席伸ばす19議席で第3党となり、両党で過半数を獲得したため中道右派政権が継続することとなった。いっぽう第2党となった中道自由主義の中央党は3議席減の26議席にとどまった。社会主義インター加盟政党の社会民主党は9議席を伸ばし19議席を獲得して勢力を急伸させ、第4党を確保した。緑の党、人民連合など他の政党は5%条項をクリアできず議席を獲得できなかった。中道右派連立与党2党による緊縮財政策やユーロ導入など経済政策が国民から支持された。
なお投票率は64%弱だったが、インターネット投票や電子政府への取り組みにおいて世界随一の先進国であるエストニアでは投票の約4分の1がネット経由でなされた。
社会民主党 公式サイト(エストニア語)
http://www.sotsdem.ee/
なお投票率は64%弱だったが、インターネット投票や電子政府への取り組みにおいて世界随一の先進国であるエストニアでは投票の約4分の1がネット経由でなされた。
社会民主党 公式サイト(エストニア語)
http://www.sotsdem.ee/
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