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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

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2015.05
04
CM:5
TB:0
19:17
Category : 未分類
 東洋経済オンラインさんに書かせてもらった「ネパールへの自衛隊展開は、なぜ遅れたのか」での、将来的なDSRVの空輸展開必要になるよとする指摘について、「今の海自のDSRVは空輸できない」って意見を頂戴した。

 ただ、「今の潜水艦救難体勢では、将来的に対応できない」という視点に欠ける意見ではないか。現状の、横須賀と呉においた救難艦での地先救難では将来的には収まらないわけだ。これは次の次の次の雑誌原稿で考えていた話。

 理想は空投可能なDSRVと、同様に空投可能な捜索支援用ボートの組み合わせだね。米軍みたいに世界中に飛行場持っているわけでも、そこで超重量用のトレーラーを運用できるわけでも、常に高速航行できる原潜もっているわけでもない。

 「救難艦がないので、本格的な捜索ができない」ことは問題ではない。遭難位置について、救難ブイなり、通信ブイなり、音響発振なりで位置がわかればそれで対応できる。ダメで推定位置から捜索するにしても、空投ボートからとりあえずSSSで対応できるだけで相当違う。

  空投できないにしても、外地でも容易に飛行場から港に陸上輸送できて、適当なフネで曳航して進出できるようなヤツにしないと、今後の潜水艦救難には間に合うものではないでしょう。

Comment

非公開コメント

救助できる深度を考えると日本近海しか想定していないから「ちよだ」で十分とかじゃなくて?

Re: タイトルなし

南シナ海は結構浅いですよ
あと、潜水艦が持たない深度での救難能力も意味を持たないですから

> 救助できる深度を考えると日本近海しか想定していないから「ちよだ」で十分とかじゃなくて?

そうでしたか。

中村さんだったかな~日本の沖合じゃ深度深くて救助艦があっても意味がないとか書いていたのを見たもんで。

No title

>空投可能なDSRV

現実と空想の区別ぐらいつけとけ

No title

>現実と空想の区別ぐらいつけとけ
本文では「理想は」とエクスキューズされており、後段ではより現実的な(妥協的な)能力の提案されてますよ。

それに現実と空想の間にどれくらいの差があるのかも、意外にわかりませんしね。
だいたい70年くらい前にも「理想的にはアルデンヌを突破」とか「理想的には洋上行動中の戦艦を航空機のみで撃沈」とか「理想的には爆弾一個で一都市を壊滅」みたいな空想話があったみたいですし。