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稲美弥彦(russki83mirovoi9)

Author:稲美弥彦(russki83mirovoi9)
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DATE: CATEGORY:歴史検証
前回の続きです。
前回は家康は臆病だからプロテスタントの奴隷になるしかない事を述べたが、他にも問題があります。
それについて述べてゆきましょう。

・天皇の政治利用をして自分の権力を誇示した。

天皇の政治利用は江戸幕府が最初に行いました。
徳川家康は臆病で権威主義なのでどうしても天皇の権威を利用して、自分の地位を誇示したかった側面があります。
しかし、これを行う事で天皇の政治利用が活発した事は当然だし、長州藩も明治維新後に家康の気質を脈々と受け継がれているのは当然と言えよう。

因みに家康の臆病さが日本中に伝搬してアメリカ追従を生み出したので、彼は悪の親玉といってもいでしょう。
因みに三河人気質は画一性が強く、JR東海や名古屋の画一性の強さはそこから来ているといえます。

・緊縮財政で庶民を苦しめた。

家康は質素倹約を重視していました。
しかし、前回でも述べた様に質素倹約は緊縮財政と親和性が高く、非常に危険な気質といえます。
この質素倹約はプロテスタントから、男色はカトリックから入ったのが濃厚なので、いずれも日本古来の文化とは言えません。

そして、質素倹約によって緊縮財政は進み、庶民は厳しい生活や劣悪な環境にされされ、鎖国とか言いながら保護主義をそっちのけし、人口は露骨に減少しました。
つまり、質素倹約にはブラック企業を生み出す源泉がある事は言うまでもありません。

故に重要なのは、必要な場所や品に必要な分の金を掛ける事が大事です。
質素倹約を企業側がやめる事で実はブラック企業減少や労働時間削減に貢献できるのだ。

・弱い者いじめしか、自分を優位に立てない。

家康は上記の通り、権威主義なので弱い者いじめしか自分を優位に立てなかったのです。
その証拠に関ケ原終戦に有能な武将は次々と抹殺され、長子長男相続制度によって日本をダメにしたのは言うまでもありません。
これが原因で第一子長女や姉のいる長男は隅に追いやられ、長子長男だけが特権を与える事態を作りました。
当然、長子長男にニートが多いのはこれが原因だといえます。

・徳川幕府とグローバリゼーションの親和性。

徳川家康は鎖国したから保護主義と思われがちですが、外交面で有能な奴は鎖国しなくても部下を育てて、真っ当な外交をします。
安倍のグローバル志向は論外ですが、家康も全国各地から優秀な人間を江戸に持っていくグローバル気質と親和性が非常に高い気質です。
そして中央集権は江戸時代から始まった事を考えると東京一極集中は江戸時代から始まったといっても良いといえます。
江戸の武士はエリート志向が強く、能力なくても出世できるのでこれがグローバリズムの源泉にもなっています。

・明治以降でも家康の負の連鎖が続いている。

当然、明治維新も長州藩主体で行ったのでその負の連鎖は脈々と続いています。
長州藩と会津藩が行ったやらせの戊辰戦争の影響で日本は徳川の気質を引き継いだ状態で明治維新を受け継ぎました。
当然、江戸幕府の軍産複合体が残っていたので明治政府、つまり長州・会津連合はそれに目を付けて世界中で戦争を起こしたのは言うまでもありません。
そして長州藩と江戸幕府の気質が合わさった旧帝国陸軍が様々な問題を起こした事は当然といえます。

・薩摩藩の西郷や大久保、真田信繁みたいな優秀な人間を潰したので、無能官僚が蔓延った。

当然、長子長男相続制度によって優秀な人間は相次いで抹殺する状況が後を絶ちませんでした。
長男でも姉がいると扱いがぞんざいになるので第一子は必ず、男の子でなければいけない風習が根付いたのはそのためだといえます。
最も、第一子長男は無難に育つ事、親に手を掛けて育つ傾向があるので無能な人間が非常に多く、優秀な人間を潰す気質が薩摩藩の西郷隆盛や大久保利通の抹殺、真田信繁などの優秀な武将抹殺につながったといえます。

更に江戸幕府はプレアメリカ文化なのでプロテスタント右派の思考も相まって問題が噴出したといっても良いです。

因みに安土桃山時代以前は一姫二太郎の方が良いといわれましたが、江戸時代以降は一太郎二姫思考が強くなったのもその為といえます。
一般的に姉弟より兄妹志向の方が男尊女卑志向が強くなるのは偶然じゃないと思います。

まとめ

つまり、江戸幕府はアメリカの為の文化であって日本古来の文化じゃない。
信長が長く続けた主権性を持ったうえでのナショナリズムが根付いた事を考えると如何に信長が部下に厳しくしたのかはっきりします。
江戸(東京)の土地に悪魔崇拝の源泉がある様に感じます。
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