Author:稲美弥彦(russki83mirovoi9)
ロシアやイラン、中国などの反欧米国家に関する情報等について説明して行きます。
国内、韓国、欧米メディアの批判や交通政策などについても語ります。
5月26日未明にNEWSポストセブンが報じた、和歌山県の実業家・野崎幸助氏の急逝。野崎氏は酒類販売業や不動産業などで成功を収めた傍ら、艶福家としてメディアに取り上げられ、2016年12月には、『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(講談社+α文庫)を出版したことで話題となった人物だ。5月26日午後。和歌山県田辺市にある野崎氏が経営していた会社を訪れると、和歌山県警の警察官ら10人ほどが社内に入っていくのが見えた。社内では白い手袋とマスクをつけた警察官らが、書類を眺めたり、カメラで撮影したりしていた。野崎氏は1941年生まれ。地元の中学校を卒業後、多くの商売を手がけ、資産は数十億円とも言われている。同氏は交際クラブなどを利用して多くの女性と交際してきたと公言し、かつて週刊ポストの取材にも、「相手をしてくれる女性に払うお手当は1回30万~50万円。無駄遣いという人もいますが、後悔していません」と語っていた。今年2月には21歳のファッションモデルと結婚したばかりだった。近隣住民によると、「24日の午後10時頃、自宅で倒れて救急車で搬送され、そのまま亡くなったらしいと聞きました。つい先日までピンピンしていたから驚きました」というが、死因は明らかになっていない。自宅にいた野崎氏の秘書だという女性に尋ねたが、「死因を含め、何もしゃべれません。もうちょっとしたらわかるから……」と言葉少なに語るのみだった。午後6時過ぎ、警察官に付き添われて帰宅した妻にも事情を聞こうと話しかけたが、何も語ることなく自宅に入っていった。田辺署は「今、事件性の有無を確認しているところです」と回答した。稀代の艶福家の身に何が起きたのか。続報が入り次第、お届けする。
BBCの社員間の給与差別が、このメディアの女性社員の怒りを引き起こしています。
ザ・ヒルのサイトによりますと、BBCの社員の給与の男女間における大きな差が、このメディアの女性社員の怒りを引き起こしています。
この問題は、BBCの中で15万ポンド以上の給与を受け取っている社員の間でさらに明らかになりました。
このサイトはまた、2017年のBBCのある男性社員の給与額の平均が約200万ポンドであり、彼の同僚の女性社員は同じ仕事内容で、約45万ポンドの給与を受け取っていることを指摘しました。
今年初め、約170人の女性社員は、男女間の給与に差があることを理由に、BBCに対する訴えを起こしました。
アメリカでの最近の調査結果は、未成年の黒人の自殺率が増加していることを示しています。
アメリカのニューズウィークによりますと、5歳から12歳の黒人の自殺の割合は、白人の2倍以上となっています。
また、この結果によりますと、13歳から17歳の殺人事件の被害者のうち、黒人の割合は白人の5倍から7倍以上です。
この統計は、アメリカ国内に人種差別が存在していることを示しています。
アメリカのトランプ大統領の就任から、アメリカ国内の極右や人種差別のグループの活動が顕著に増加しています。
アメリカの人種主義団体KKKなどが、トランプ大統領の主な支持者として知られています。
日大アメフト部の悪質タックル問題、2つの会見を経た後も釈然としない思いが残った。立教大学体育会野球部に所属していた過去があり、現在も立教大学非常勤講師として、「スポーツビジネス論~メジャーリーグ1兆円ビジネス」の教鞭を執るスポーツジャーナリストの古内義明氏が指摘する。* * *5月22日に日本記者クラブで、日本大学アメリカンフットボール部の当該選手の会見を見て、胸が痛くなった。日本中が注目し、社会問題となる中、彼は身分を証し、自分の言葉で謝罪する決断をしなければならなかった。会見場には日大アメリカンフットボール部はおろか、日大の関係者の同席もない中で、20歳の若者一人が350人を超えるメディアの前に立つような状況に、なぜ追い込まれてしまったのか、大学スポーツに関わる身として、激しい憤りを感じざるを得なかった。コンタクトスポーツの世界において、彼が行った故意によるラフプレイは許されるものでは決してない。しかし、彼が発した「事実を明らかにすることが、償いの第一歩」という真摯な態度は関西学院大学アメリカンフットボール部のクオーターバックの選手とそのご家族、そして関係者の方々に届いていたと信じたい。私はアメリカの大学院に進み、スポーツ経営学の修士課程で学ぶ中で、全米大学体育会協会(NCAA)の存在意義、そして、カレッジスポーツの関係者と話す機会に幾度となく恵まれた。その経験から今回の問題で、真っ先にNCAAの歴史に汚点を残したペンシルベニア州立大学のスキャンダルを思い出した。ペンシルベニア州立大学アメリカンフットボール部は「ビッグ10カンファレンス」に所属する強豪であり、2度の全米チャンピオンに輝く名門校だ。陣頭指揮を執るジョー・パターノ監督は46年間もサイドラインに立ち続けたカリスマ的な名将であり、カレッジフットボールの殿堂入りも果たしている。2011年、その名将の右腕のアシスタントコーチだったジェリー・サンダスキーが15年間に渡り、8人の少年に性的虐待をしていたことが発覚し、全米を震撼させた。大学理事会の対応は迅速だった。事の重大性に鑑みて、元FBI長官のルイス・フリー氏を長とする外部委員会を設置し、調査を依頼。出来上がった報告書によると、「パターノ監督が事件の隠蔽工作を積極的に指揮していた」という衝撃的な事実が明らかになった。パターノ監督はシーズン終了後の辞任を表明していたが、大学理事会はそれを許さず、伝説的な名将は解任された。と同時に、学長、副学長、体育局長という大学の要職も解任したのだ。さらに、10万6572人を収容するビーバー・スタジアムの前に立つパターノ監督の銅像も重機によって撤去された。統括団体となるNCAAの制裁措置は関係者の予想を上回る徹底したものだった。まずは、パターノ監督が「不祥事を知り得た時点」までさかのぼって、それ以降に記録した111勝は抹消された。これにより409勝の通算勝ち星は298勝となり、「歴代最多勝利監督」という栄誉も剥奪された。また制裁金として、当時のレートで約48億円という巨額の罰金の支払いを命じ、4年間に渡ってプレーオフ進出禁止と毎年10人分の奨学金停止も通達された。同校のあるペンシルベニア州のステートカレッジは4万人という小さな町であり、ペンシルベニア州立大学フットボール部はおらが町の誇りだった。スキャンダルが与えた経済的損失はもちろんのこと、何よりも名門校が受けたイメージダウンは避けられないものとなった。それでも、ペンシルベニア州立大学は高等教育機関として、ゼロからの出発を選んだ。監督はもちろんのこと、大学トップをも解任して、自らの襟を正す決断をしたのだ。だからこそ、今回の日本大学とアメリカンフットボール部の対応、そして世論との間にこそ大きな「乖離」があると言わざるを得ない。立教大学では「RIKKYO ATHLETE HANDBOOK」を作成し、体育会51部56団体に所属する2400人のすべての部員に配布している。この中には、立教大学の体育会活動を支える考え方をまとめた「立教大学体育会憲章」が掲載され、体育会学生であることの心構えが記載されている。学生は内容を習熟することで、スポーツ活動と学業を両立させる文武両道の精神のもとに、人間性を養うことがうたわれている。その憲章の中にある第7条(監督・コーチとの関係)では、「体育会各部の監督・コーチ(以下「指導者」という。)」は、体育会員に技術を指導し、スポーツを理解せしめ、その心身の健全なる育成を行う」(原文ママ)とある。指導者とは技術指導はもちろんのこと、学生に対してルールに基づいたスポーツの本質を教えることで、社会のためになる人間形成が求められている。23日夜になって日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨コーチがようやく会見を開いた。だが、該当選手の会見と、内田前監督や井上コーチの会見を聞き比べると、やはり何か釈然としない。また、2人の指導者が質問に対して、的確な回答をせず、どこか他人事であり、全て保身に走る内容という印象が残った。結果、該当選手か、指導者のどちらかが嘘をついていると言わざるを得ない歯切れの悪さが残る会見となった。今回の一連の問題で、大学は誰のためにあるのか、指導者は誰を守るのか、という本質論が浮き彫りになった。学生スポーツに関わる大人が、「選手に対して、自分の息子、娘のように考えられるか、どうか」。いま、その姿勢そのものが問われているような気がしてならない。