Author:稲美弥彦(russki83mirovoi9)
ロシアやイラン、中国などの反欧米国家に関する情報等について説明して行きます。
国内、韓国、欧米メディアの批判や交通政策などについても語ります。
世界各地のイスラム教徒が、ヨーロッパでのイスラムに対する侮辱行為への抗議を継続しています。ヨーロッパでは数日間の間に3回に渡り、過激派がイスラム教の聖典コーランを燃やすという冒涜行為に走っています。
イスラム教徒社会は、この冒涜行為に無関心ではいられず、ほとんど全てのイスラム圏諸国やイスラム教徒らが、ヨーロッパで起きたイスラムへの侮辱行為を非難しています。この数日、世界の各都市では、イスラム教徒による抗議デモが相次いでいます。
トルコ、ヨルダン、パキスタン、アフガニスタン、イエメン、ナイジェリア、マレーシアを含むイスラム諸国では、ヨーロッパでの最近のコーラン侮辱事件を非難する抗議デモが開催されました。
イランでも人々が27日金曜、この冒涜行為を非難するデモが実施されました。
一部の国では、イスラム団体がスウェーデン製品のボイコットを示唆しています。
北朝鮮が、アメリカによるウクライナ向け戦車供与を非難しました。
ロイター通信によりますと、 北朝鮮は28日土曜、米国政府がウクライナへ主力戦車「エイブラムス」の供与を決めたことを非難し、米国が代理戦争によって覇権を獲得するため「レッドライン(越えてはならない一線)をさらに越えようとしている」と主張しました。
また、北朝鮮国営のKCNA朝鮮中央通信によりますと、キム・ジョンウン朝鮮労働党総書記の妹、キム・ヨジョン氏は声明で、北朝鮮は米国に対抗してロシアと「同じ塹壕に立つ」、と発言しています。
キム・ヨジョン氏はさらに、「米国がウクライナに地上戦用の軍備を提供し、戦況をエスカレートさせていることに深刻な懸念を表明する」と述べました。
バイデン米大統領が今回、ウクライナに対する「エイブラムス」31両の供与を発表したのは、ドイツが今月25日に同国製戦車「レオパルト2」のウクライナ供与を発表した後のことです。
米独の決定は、西側諸国によるウクライナ支援のタブーの1つを取り払った格好となっています。
アメリカを筆頭とする西側諸国が、ウクライナ戦争でウクライナ側に加担していることは、皮肉にもこの戦争の長期化を招いています。
米英を初めとする西側諸国はウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦の開始以来、ロシアへの圧力の強化やウクライナへの武器供与により、ウクライナでの戦火を煽っています。
◆〔特別情報1〕
「それははじめ、『象』と呼ばれた。外見が似ていたからだ。しかし、すぐに本当の名前が明らかになった。ティーゲル」
これは、2010年にロシアのチャンネルワンが製作した「大祖国戦争戦勝65周年記念特別番組 原題『大戦争』」全8回のうちの第5回のナレーションを引用した。「史上最大の戦車戦」となった「クルスクの戦い」冒頭の言葉である。
「ティーゲル」は、第二次世界大戦期のナチス・ドイツで開発された重戦車(55トン級)だ。日本語表記としては「六号重戦車」「虎号戦車」「虎戦車」に始まり、英語読みでは「タイガー」、現代においては「ティーガー」で知られている。
その名は「トラ(寅・虎)」でありながら、迎え撃つソ連では当初「象」と呼んでいたようだ。
大祖国戦争とは、ロシアをはじめとする旧ソビエト連邦諸国のいくつかで使われる用語で、第二次世界大戦のうち、ソビエト連邦がナチス・ドイツおよびその同盟国と戦った1941年6月22日から1945年5月9日までの戦いを指す。
◆〔特別情報1〕
ゼレンスキー大統領による「乞食戦争」に、とうとうドイツが根負けしてしまった。
ドイツが世界に誇る最強主力戦車「レオパルト2」をウクライナに供与する流れになってしまったのだ。1月25日の「同盟国はウクライナへの戦車供与巡る決断を=ゼレンスキー大統領」という見出しをつけたロイターの記事によると、「ゼレンスキー氏は5台、10台、15台といった規模ではなく、ウクライナが必要としているのはもっと多くの戦車だとし、実質的な納入について最終決定が下されることが重要と指摘」とある。
ゼレンスキーは、「独ソ戦」においてのクルスク「史上最大の戦車戦」(1943年7月)を描いているのではないかと思われる。
ロイターの記事になか、ゼレンスキーはビデオ演説で「テロリストに対するわれわれの防衛力を実際に強化する決定だ。同盟国は必要な数の戦車を持っている。必要な重みのある決定が下されれば、われわれはそれに感謝する」と語ったとある。
では、「同盟国は必要な数の戦車を持っている」というのはどのくらいの規模かというと、英BBC放送によると、「レオパルト2は欧州を中心に2000両以上あり、ゼレンスキー氏は300両もあればロシアを打ち負かすことができると考えている」とのことらしい。
しかし、ゼレンスキーの物乞いぶりからすると、本音は「2000両全てウクライナへ」といわんばかりの執拗ぶりだ。