村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

大阪の橋下徹による教育カイカク、特に、「学校選択制」についての秋原葉月さんの記事をまずお持ち帰りで、読みます。

●Ａｆｔｅｒｎｏｏｎ　Ｃａｆｅ
学校選択制が事実上決定事項なのも「民意」って言われて、納得できます？
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-911.html
2012.05.29 ( Tue ) 17:00:00

今月の21日に文教経済委員会で学校選択制について橋下市長の答弁があったのですが、私の知人がそれを傍聴してぶちまけた感想をレポートさせてもらいました、以下、本人の承諾を得て、怒りの弾丸トークを喋り口調で再現します。

いい加減彼の言う「民意」なんて所詮「俺様がそうしたいの！四の五の言わずに従え！」の独裁嗜好以外の何者でもないことに一人でも多くの方が気づく事を願って。

もう、なにいうてんねんこのおっちゃんらは？？て感じやったわ～
選択制にすることは既成事実。私らは寝耳に水、聞いてへんでそんな話！

なんのためにそんなに急いで選択制にせなあかんの？選択制にしないとどんな都合の悪いことがあるの？どんな問題点を解決するため？メリット、デメリットは具体的になに？
まずそこんとこじっくり聞いて、ほんまに選択制にせなあかんのかどうかってのを区や市が保護者や住民と話しあうのが筋やんな、普通は。

ママ友の情報やけど、
どこの住民フォーラムでも、学校選択制はまずいんとちがうか、という意見が多いみたい。

やっぱり、こどもはできるだけ地域のつながりの中で育てていきたい。
けど選択制になったら、学校から帰ってきて地元の子供ら同士で遊ぶっちゅうこともなくなるだろうし、親も子供を通して地域の人と繋がる機会がなくなるし、子育て世帯は地域との絆が切れてしまうわ。
わざわざ遠い所を電車に乗って通わすのも心配やし。

先生はしょっちゅう転勤で移動するんやから、校舎が新しいとかそういうことで選ばはる人が多いと思う。
子供が集まりすぎると設備とか足りへんくなったり、先生も手一杯になると思う。
反対に子供が減った学校は予算削られたりして十分な教育受けれへんかもしれへんやん。跳び箱も黒板もぼろぼろのままかもしれへん。
中には足が悪くて遠い学校にはよう通われへん子もいてるかもしれへん、もしそういう子が通う学校が児童数が減ったからって予算無くされたら、その子らは我慢せいっちゅうの？
ひどない？

市教委の課長さんは、
「学校選択制は区長が区民の意見を聞いて判断する」
ってゆうてはったけど、あの維新の村上市議は、なんやめっさ一方的。
区民のこういう心配事を、言うに事欠いて
「一方的な解釈」だとか「元教師らが少数意見を強調してた」とか言いよったん。

「一方的な解釈」ってなにゆうてはるのこのおっちゃん？
私らの疑問にちっとも答えへんと、自分らに反対する意見に妙なレッテル貼って切り捨ててからに腹立つわ。
維新は私らの意見聞く気も疑問に答える気もないちゅうことやん、一方的な押しつけや。

それからあの村上市議、妙なこというてはったわ
保護者の意見を集めるのはいろんな方法があるけど、少数って意味やろな、「サイレントの声」いうてはったけど、そのサイレントの声を取り上げるには選挙しかないっていいはるんよ。
少数意見をくみ上げるのは住民フォーラムでなくて選挙でってこと？

はああ？

選挙ちゅうんは多数決やん。多い方の意見が勝つもんやんか。
それなのにどうやって少数の声を取り上げられるん？なんや、大阪は投票数の一番少なかった議員を当選させるっちゅうんか？
アホちゃうか思たわ。ええ加減な言葉並べたてて煙に巻こうなんて、あたしらをなんや思てんねん

そんで
「学校のあり方を住民が考える時期だ」
ってそればっかり。
市長も、現状が100％問題ないわけではない以上変えなあかん、そのためには選択制にせなあかん、一歩踏み出さなあかん、の一点張り。

あたしらかて今の教育が100％OKとは思てへんよ。
せやけど、いったいどういう問題があって、それをどうを変えるために選択制にするんかっちゅう肝心なとこをあたしらは答えてほしいねん。
せやのに、あたしらの疑問について何一つ答えんと、そんなのは一方的な解釈やって決めつけて、変えなあかん変えなあかん、さあ選択制だ！っていわれて、納得できるわけないやん。

「何年もやってくうちに、だんだん地域にあった選択制になっていく」っちゅうんよ、市議や市長は。
でも、杉並区なんか破綻してとりやめたちゅう話やんか。
それを「地域にあった選択制になっていく」って言い換えよるんやから、ものは言い様やわ。

「マスコミはうまくいかなかった例ばかり伝えて、うまくいっている例をつたえない」ちゅうけど、ほんならうまくいってる地方自治体の事例を市長や市議があげてみいな。
そういうこともせえへんで、「うまくいっている事例を見習えばいい」ってほんまかいな？そんなアバウトな見込みで見切り発車、無責任ちゃう？

教育の仕組みって、いっぺん変えたらおいそれと変えれへんし、かえたらあかん。教育は百年の計、ポンポンかえたら迷惑被るのは子供らや。

そうそう、市長は、なんで選択制にするのか、その理由らしきモン、ちょこっというとった。せやけどそれが何言うとるがさっぱりわからへんねん。

「選択と責任はワンセット、住民みんなに責任をもってもらわんと自治体の行政はできない」とかいうとった。
だから「親に責任をもってもらうために親が学校を選択する制度にする」っちゅう理屈らしい。そうせえへんと地方の行政はできんらしい。
学区制だと、どこどこの学校に行ってくださいって自動的にわりふられるやろ？そんなんじゃ親は責任もとうとしないであかんっちゅうねん。
どこの学校選択するかは親の責任で、子供が不利益被ったら、それは親の責任なんやっちゅうことにせんと自治体の行政は成り立たんっちゅうことらしいで。

これ、どういう理屈？
なんのことか、あんた、わかる？

義務教育やで？みんなに平等にな、ええ教育受けさせるんは国や地方の義務やで？
なんで小学校、中学校にあがるときに、どの会社の株を買うか、みたいなそんなくじ引きみたいなリスク親が背負うべきなん？
そんなもん親の教育責任とは全然別モンやないの？
どこの株買うて損した得した、それは自己責任、みたいんなん、親の教育の責任っちゅうもんとは全然別モンやろ。

このおっさん、教育についてなんもわかってへんちゅうか、頭湧いとんで
義務教育っちゅうもんは、国や地方が誠心誠意サービスをつくさなあかんちゃうの？

親がどの学校選ぶかで子供が不利益を被ることがあります、
電車に乗らなええ学校ありません、でも行くなら行ったで、満杯のマンモス校で先生もてんてこ舞いで手がまわらんかもしれません、
近くの過疎学校がいいってんならどうぞご自由に自己責任です。
ってそんなアホな話ある？

これだと、必ず誰かが外れくじひくようになると思うんねんけど、外れくじないようにするんが、義務教育ちゃうの？

なんで親や子供がこんなリスク親がおわなあかんねん、おかしいやろ
どの学校選んでもちゃんとした教育受けられる学校にするんがほんまなんちゃうの？

「親に責任もってもらう」とかあんたに偉そうに指示されんでも、うちの子がちゃんと勉強理解しとるかとか、友達とうまく学校生活遅れてるかとか、常に学校の先生と連絡取り合いながらあたしなりに子供をみまもっとるわ。
親の教育責任ってそう言うもんやろ？

だいたい、学童なくそうとしたおっちゃんに、親にも責任を追ってもらうって上から目線で言われたないわ


区長のことなんやけど、最初選挙の時に言うとったこと変えて結局公募制にしたやんか。今あがってる区長候補、全員めっちゃ学校選択制マンセーなんやて。
そらそうやわな～橋下市長に気に入られんと区長になれへんでな～、当然学校選択制にも賛成にきまっとるやん。
決定権は区長にあるんやから、もう学校選択制は決定されてるも同然やん。
そしたら住民フォーラムとか熟議とか猿芝居やん、あほらし。あのタウンミーティングと五十歩百歩ちゃうの？

そういう区長が集まるのは選挙結果を踏まえた上のことやから、四の五のいわんと住民は選択制に従えっちゅう、理屈って、どない？

親を無視して一方的に出来レースで押しつけて親をバカにしとるわ！

そんなわけで、学校選択制の決定権は区長にあり、区長がすでに橋下マンセー、学校選択制マンセーである以上、住民フォーラムや熟議は「学校選択制を実施することが前提で、その細かい内容について住民のご意見を伺う」というものにならざるをえないのではないかと懸念します。

学校選択制に賛成の区長が集まるのは選挙結果を踏まえた上のことだから、学校選択制は民意なんだ、というのが橋下氏の「民意」理論です。
その理論では、住民や保護者の知らないうちにこんな大事なことが勝手に決められてしまい実は「民意」が反映されないという、まか不思議な現象がおこります。

＜追記＞
橋下氏によれば学校選択制を導入する理由は「親に責任をもってもらうために親が学校を選択する制度にする。選択と責任はセット、住民が責任を取らないと自治体行政は成り立たない」ということらしいですが・・・さっぱり意味不明です。
これは「意味不明なことを言って相手を煙に巻く詭弁術」と思われます（笑）

（転載ここまで）

「親に責任をとってもらう」と言うのなら、では橋下は大阪市の最高責任者としていったい何に責任を取るというのでしょうね。

橋下は『教育目標の最終的な決定権を市長が持つなどとする「教育行政基本条例」』を自ら作っているわけです。

●NHKニュース
大阪市 職員基本条例など成立
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120525/k10015381281000.html
2012年5月25日 18時14分

大阪市の橋下市長が提案した、人事評価の低い公務員は場合によっては免職の対象となることを盛り込んだ「職員基本条例」と、教育目標の最終的な決定権を市長が持つなどとする「教育行政基本条例」が、２５日の大阪市議会で可決・成立しました。
大阪市の橋下市長は、職員を５段階で人事評価し、２年連続で最低の評価を受けた職員は場合によっては免職の対象となることを盛り込んだ「職員基本条例案」と、教育目標を設定する最終的な決定権を市長が持つなどとする「教育行政基本条例案」、それに問題のある教職員について、保護者などが校長に意見を言えるようにすることを盛り込んだ「学校活性化条例案」をことし３月、市議会に提出しましたが、継続審議になっていました。このうち職員基本条例案と教育行政基本条例案は、内容を一部修正したうえで、２５日に開かれた市議会の本会議で採決され、職員基本条例は、大阪維新の会と公明党、それに自民党の賛成多数で、教育行政基本条例は、大阪維新の会と公明党の賛成多数で、いずれも可決・成立しました。学校活性化条例案は、閉会日となる今月３０日に改めて取り扱いを協議することになりました。また、３年間で４８８億円の支出を削減する市政改革プランの素案について「市民の意見を十分に踏まえ、市長に対し見直すべきところは見直しを要求していく」などとする決議が、大阪維新の会を除く各会派の賛成多数で可決されました。

（転載ここまで）

何かの制度をつくっておいて、その制度によって発生した損害やまずい結果について責任は負おうとしないって、そういうのは「民間」では通用しませんよ、橋下さん。

こんな橋下に期待をかける人々が一般人にもマスコミにもどうしてこれほど多いのか、私には理解できません。日本は詐欺師の楽園ですか。

橋下のホンネは、自分は何にも責任は取りたくないけど何から何まで自分の都合のいいようにやりたい、ということにすぎませんよね。

橋下を支持したり期待をかけたりすると、政治は一切責任をとらず、国民だけがすべての被害や失敗をかぶる社会になるでしょう。

橋下を支持したり期待をかけたりすると、無責任の感覚が政治にも民間にもますます蔓延するでしょう。

そういう社会を橋下支持者は望んでいるのでしょうか？

築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2012-05-28
築地市場移転反対訴訟の先週の報道。また、関連してサンデー毎日の都議会民主党批判記事を
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-11262495512.html

■2012-05-29
【ご注目・展開を！】これでどこが業界団体容認？築地仲卸組合（東卸）土壌汚染WG中間報告
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-11263217011.html

■2012-05-30
【築地市場移転問題:傍聴をお願いします！】今日、東京地裁で汚染地購入も住民訴訟公判です
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-11264216122.html

↑『がけっぷち社長』さん作。また、税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政」から。

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お花畑めざして遠い家への道のりを生きてることを喜ぶことを罪ではないと信じて歩き始める千里の道の身近な一歩が社会を変えると思うので、橋下市長の大阪都構想を、きちんと考えてみるために大阪弁で世情を語るツイッターで大阪から発言する保護者ネットワークの浮游空間の虹とモンスーンの下のイルコモンズのふたの下にある憲法研究者の情報発信の場の市民社会フォーラムのそこに存在する良き人生と生活への切実な望みを弱い文明の民主党にわからせるために、低気温のエクスタシーの中のアブナイ日本が壊れる前に、生まれてきて良かったと感じられる社会にしたいけどとりあえずどうすべきかkimeraれない情報の海の漂流者さんとニュース・ワーカーさんと農家の婿さんと一緒に、ふりかえれば、フランスの日々の記録蔵のイル・サンジェルマンの散歩道の仏・社会党と仏・左派党・左派戦線のくろすろーどにある午後のカフェの窓辺でお茶にクリーム入れて福島老朽原発を考える会（フクロウの会）でみんななかよく鍋パーティーして、サイトで大阪から発言する保護者ネットワークの世界の片隅で税制についてのニュースやopebloや軒づけ日記やkodebuyaの日記やガン闘病記やフリスキーの日記や夏天故事やルンペン放浪記やペガサス・ブログ版や転成仁語やイラク・ホープ・ダイアリーや広島瀬戸内新聞やおこじょの日記やvanacoralの日記や黙然日記やフランス語の練習帳や社会科学者の時評やフランスメディアニュースや琉球新報や沖縄タイムスや辺野古浜通信や高江の現状や月刊イオや日刊イオを読んで、沖縄問題と北アイルランド問題を同じように考えてみようと思って、消費税と社会保障と国家予算についてのマスコミに載らない海外記事を1947年教育基本法の理念の今日行く審議会とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座と内田樹の研究室で超左翼おじさんと見て、大脇道場と内田樹の研究室とアフガン・イラク・北朝鮮と日本と山口県上関町の祝島と地元紙で識るオキナワと横板に雨垂れの海鳴りの島と知られざる晴天のカナダで虹のカヤック隊も一緒に沖縄・辺野古海上基地の問題を中心にはげしく学び、はげしく遊んだところで、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたらエリゼ宮の普通の大統領や小出裕章先生や京野きみこさんやさとうしゅういち（佐藤周一）さんや湯浅誠さんや戸倉多香子さんや保坂展人さんやテルヤ寛徳（照屋寛徳）さんやすぐろ奈緒さんや小坂和輝さんや西山千嘉子さんのためにレイバーネットの団結は力ですくらむ組んで多世代交流のブログ広場の多文化・多民族・多国籍社会で「人として」日本ジャーナリスト会議で転がるひよこ豆とグリーンピースのようにブログで大阪から発言する保護者ネットワークで情報流通を促進できるかとか思いながら、明日も晴れの空と風と、月と、星のもとで白砂青松の雪裏の梅花やブーゲンビリアや梨の木やフランスねこや薔薇、または陽だまりの猫や古い寺を多く見て日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書きながら国会議員定数削減・比例削減に反対するInternet Zoneのサイバー政治団体秘書がシジフォスにも負けずに、「Apes! Not Monkeys! 　本館」と「Apes! Not Monkeys! はてな別館」に行った後、原発の「今」を考えるために、「フランス西部放射能検査協会」と「放射能研究広報独立委員会」と「フランス放射線防護原子力安全研究所」と「フランス・原子力安全局」と「フランス・脱原発ネットワーク」と「フランス・脱原発ネットワーク・パリ」と「原子力資料情報室」とEX-SKFとEX-SKF-JPと「ピース・フィロソフィー・センター」とたんぽぽ舎に立ち寄って、fukushima 福島第一GenpatsuでonaironaironairされているBeltix Talkを聞きながらアダージォな金子勝先生のツイッターを復唱して詩空間の中の迎春閣之風波での言ノ葉攻防の模型とかキャラ弁とか歴史とかを眺めながら、「ざまあみやがれい！」と言われてもなお「子どもを救え」、「子供を守ろう」、「Everyone says I love you !」、「人々に力を!!」、「民主主義を今！」、「なんくるないさぁ～やってみれ～♪」とエヴァ・ジョリーのEELVとみどりの未来をドイツから学び、CLick for Anti War 最新メモをいろいろたくさん幅広く、んで、楽しく読む・考える・書くきまぐれな日々の、大阪の教育基本条例を撤回せよと堺からアピールするために橋下ワクチンを打ってあそぶログおしごと日誌。
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