村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

『人が病気になることを「想定外」にしない政治と社会を求めます。』の記事にいただいた大切なコメントをこちらにも転載させていただきます。こういう記事にこういうコメントで答えてくださる素晴らしいブログ仲間を持てて幸せです。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2573.html#comment-top

[C13194] 「健康な男性」だけじゃなく
データ上は、日本人の２人に１人は癌になり、３人に１人は癌で死ぬと言われていますから、自分の身近に、癌を経験した人がいない方が珍しいと思います。

癌になってから仕事を辞めた人が３人に１人とのことですが、解雇されたという例は少数で、ほとんどの人が「職場の迷惑になるから」と自分で辞めていくのが、悲しいけど現実みたいですね。

現在の雇用労働というのは、「健康な男性」を基準にしているようです。
本当なら、病気や障碍があっても、シングルマザーであっても、働ける環境が必要だと感じます。
そして、労働とは別に、「人間らしい最低限の生活」は、誰であっても認められるべきだと。

いくら税収が少なくなるとはいえ、国際競争が激しいとはいえ、日本には、その程度の余裕はあると思うんですよね。

この記事を書いてくださったことに、癌患者の１人としてお礼を言います。
ありがとうございました。
2011-06-05 投稿者 : 月ノヒカリ


[C13216] 敢えてもう一言加えるなら
「健康な男性」の上に「専業主婦を妻に持つ」が付くかなと経験上思います。

「専業主婦を妻に持つ健康な男性」しか企業が求めるような形で働けないと思います。

家事育児を行う、子供の保育園・幼稚園・学校のPTAとして参加する、コミュニティの行事に参加する、それら全てを妻に負担させることによってのみ、日本では企業で働くことが可能になるように思います。

もちろん、そのような在り方は間違っています。

もう一人のがん経験者読者からでした。

P.S.いくつか前のエントリーである「布と音波と私の心」という詩（？）は、村野瀬さん作の詩なのでしょうか？（それとも有名な方の詩？）
結構グッと来たものですから、気になりまして。
2011-06-06 投稿者 : aozora


[C13244]
>「健康な男性」の上に「専業主婦を妻に持つ」

昭和の時代かよ(笑)。って感じがするけど、それを前提とした日本社会はまだ続いていると再認識させられました。
ありがとうございます。
一昔前の、アメリカ大統領になるにはホワイト･アングロサクソン･クリスチャン。ってのと似ていて辟易とします。

時代も暮らしも変化しているから、働き方も変化させよう。で、実際に日本で行ったのが雇用の流動化と派遣切り。
弱者をいたぶる事には本当に無神経なままです。
変えていかなきゃね。

2011-06-12 投稿者 : kgofboston

（転載ここまで）

月ノヒカリさんがおっしゃる通り、ガンになる人は数としては多いですが、ガンになるまではガンになることを社会全体で自分の問題として考えることができていないことが、日本の医療政策や労働政策を貧困にしていると思うのです。健康な人には政治はできない、と言わせていただきましょう。

aozoraさんがそこに、『「専業主婦を妻に持つ健康な男性」しか企業が求めるような形で働けない』とずばり指摘していることも、確かにその通りだと思います。そして、そのような者しか社会の中で安定したポジションを築きにくいということもあると思います。そして、そのような者だけが政策を決め、企業のあり方を決める...。そんな社会は多くの人にとって生きにくいものになると思いますし、現実に間違っていると思います。

kgofbostonさんがおっしゃる通り、「時代も暮らしも変化しているから、働き方も変化」させなければ多様な多くの人々の幸福にはつながりません。多様な多くの人々の新たなニーズにこたえようとしないまま、相変わらず「専業主婦を妻に持つ健康な男性」だけが社会の中の特権的な「抵抗勢力」として国全体を動かしています。

そういうわけで、私はそこにさらに言葉を加えて、問題は「専業主婦を妻に持つ健康な出世した男性」である、とさせていただこうと思います。

この日本社会を変えるには、本当に「専業主婦を妻に持つ健康な出世した男性以外の人々」に意図的に政策決定にかかわってもらうことが絶対に必要です。別の言葉では、「専業主婦を妻に持つ健康な出世した男性」には政治はできない、と言わせていただきます。そのような男性やそれに準じる男性は政治や官僚の世界に多いことでしょうから。

今回は、月ノヒカリさんに始まる読者の間のコメントバトンがとてもうれしかったので、こうして皆さんにも読んでいただきたいと思って記事にさせていただきました。


最後に、aozoraさん、しばらく前のエントリー、「布と音波と私の心」は、有名な詩でもなんでもなく、私の思いつき（笑）です。「詩」とすら呼ぶのは恥ずかしいですけど、何かを感じていただいた方が一人でもいてくれてうれしいです。

築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2011-06-06
ETV特集『続報　放射能汚染地図』（原子炉由来の高沸点核種検出と区域外のホットスポット）
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10914508840.html

■2011-06-13
豊洲新市場予定地も：対流で地下のあちこちから汚染物質が流れこむ、汚染地での液状化のメカニズム
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10921782116.html

↑『がけっぷち社長』さん作。また、税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政」から。

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虹とモンスーンの下の弱い文明のきまぐれな日々では身近な一歩が社会を変えるのだからと、イルコモンズのふたの下のフォーラム自由幻想のそこに存在する良き人生と生活への切実な望みを民主党にわからせるために、低気温のエクスタシーの中のアブナイ日本が壊れる前に、生まれてきて良かったと感じられる社会にしたいけどとりあえずどうすべきかkimeraれない情報の海の漂流者と一緒に、イル・サンジェルマンの散歩道のくろすろーどにあるアダージォな午後のカフェの窓辺でお茶にクリーム入れて福島老朽原発を考える会（フクロウの会）でみんななかよく鍋パーティーして、世界の片隅で税制についてのニュースやルンペン放浪記やペガサス・ブログ版や転成仁語やイラク・ホープ・ダイアリーや広島瀬戸内新聞や虹の日記やvanacoralの日記や黙然日記やフランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブや社会科学者の時評や琉球新報や沖縄タイムスや辺野古浜通信や高江の現状を読んで、沖縄問題と北アイルランド問題を同じように考えてみようと思って、消費税と社会保障と国家予算についてのマスコミに載らない海外記事を1947年教育基本法の理念の今日行く審議会とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座と内田樹の研究室で超左翼おじさんと見て、大脇道場と言ノ葉工房と内田樹の研究室とアフガン・イラク・北朝鮮と日本と山口県上関町の祝島と地元紙で識るオキナワと海鳴りの島と知られざる晴天のカナダで虹のカヤック隊も一緒に沖縄・辺野古海上基地の問題を中心にはげしく学び、はげしく遊んだところで、「どこへ行く、日本。」とか、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら小出裕章先生やさとうしゅういち（佐藤周一）さんや湯浅誠さんや戸倉多香子さんや保坂展人さんやテルヤ寛徳（照屋寛徳）さんのためにレイバーネットの団結は力ですくらむ組んで多世代交流のブログ広場の多文化・多民族・多国籍社会で「人として」日本ジャーナリスト会議で転がるひよこ豆のように情報流通を促進できるかとか思いながら、明日も晴れの空と風と、月と、星のもとで白砂青松の雪裏の梅花やブーゲンビリアや梨の木や薔薇、または陽だまりの猫や古い寺を多く見て日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書きながら国会議員定数削減・比例削減に反対するInternet Zoneのサイバー政治団体秘書がシジフォスにも負けずにウェブにはびこるネトウヨどもを滅多切りして「Apes! Not Monkeys! 　本館」と「Apes! Not Monkeys! はてな別館」に立ち寄りながら、「なんくるないさぁ～やってみれ～♪」とCLick for Anti War 最新メモを読む・考える・書くおしごと日誌。
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