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コロンとソラの嫁っ子捜し その4 3
喜太郎と、コロン、ソラは、牛を引張って来るオジさんに出会いました。
挨拶をすると、猫のソラに興味を持ったようで、
ネズミを捕るならオレんとこへ来ないかと言います。
行ってもいいけど、3人ずれだからと応えます。
すると、オジさんは、喜太郎を犬猫の御主人様と見たのでした。
「見かけないお顔でござんすが、若旦那・・・・
この辺に何か用事でもあるんでございますか」
「いやなに、一寸この辺を歩いてるだけですから」
「もしかして、庄屋さんとこの大樹ぼっちゃんですか・・・・
やーやー・・、これは失礼な口をきいてしまいました」
オジさんは、被っていた手拭を取って、頭を下げるのでした。
「いやいや・・オレ・・いや私はそのような人ではありません」
ワンワン
「そうだよ、喜太郎だよ、オレは、コロンでこいつはねソラって名だよ」
ニャーン
「ボク達はさ、喜太郎の嫁っ子を捜して歩いてんだ、
オジさん、何処かにさ・・・嫁さんになるような人いないかな」
「え、なに・・・、喜太郎・・、コロンにソラ・・・・
何だい、そうかい・・・ふーん嫁を捜してるってか」
オジさんは、喜太郎の顔をジロッと見るのでした。
「だったら、オレんとこへ来い、娘をくれてやるぜ」
【続く】
おーっと、とと、牛を引張るオジさんの一言・・・・。
これは、ドキッ・・・だね。
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挨拶をすると、猫のソラに興味を持ったようで、
ネズミを捕るならオレんとこへ来ないかと言います。
行ってもいいけど、3人ずれだからと応えます。
すると、オジさんは、喜太郎を犬猫の御主人様と見たのでした。
「見かけないお顔でござんすが、若旦那・・・・
この辺に何か用事でもあるんでございますか」
「いやなに、一寸この辺を歩いてるだけですから」
「もしかして、庄屋さんとこの大樹ぼっちゃんですか・・・・
やーやー・・、これは失礼な口をきいてしまいました」
オジさんは、被っていた手拭を取って、頭を下げるのでした。
「いやいや・・オレ・・いや私はそのような人ではありません」
ワンワン
「そうだよ、喜太郎だよ、オレは、コロンでこいつはねソラって名だよ」
ニャーン
「ボク達はさ、喜太郎の嫁っ子を捜して歩いてんだ、
オジさん、何処かにさ・・・嫁さんになるような人いないかな」
「え、なに・・・、喜太郎・・、コロンにソラ・・・・
何だい、そうかい・・・ふーん嫁を捜してるってか」
オジさんは、喜太郎の顔をジロッと見るのでした。
「だったら、オレんとこへ来い、娘をくれてやるぜ」
【続く】
おーっと、とと、牛を引張るオジさんの一言・・・・。
これは、ドキッ・・・だね。
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コメント
[C10698]
- 2020-11-23 07:08
- 編集
[C10699] Re: タイトルなし
愛新覚羅 さんへ
くれてやるって、云う事は、
年頃の娘がいるって事かな・・・。
喜太郎を見込みのある若者と見たか、
手を余す、娘なのか・・・。
ここれはこれは、この先見逃せなくなりそう。
なんてね。
くれてやるって、云う事は、
年頃の娘がいるって事かな・・・。
喜太郎を見込みのある若者と見たか、
手を余す、娘なのか・・・。
ここれはこれは、この先見逃せなくなりそう。
なんてね。
- 2020-11-23 22:28
- 編集
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おはよう御座います。
あらら?オジサンいいのでしょうか?
喜太郎のことも良く知らないのに。
知ったらくれてやるなんて言わないでしょう。
それともどうしようもない不良少女なので
しょうか。
愛新覚羅