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童話:森の雪だるま
童話:森の雪だるま
今年も冬がやってきて、辺り一面真っ白になってしまった。
太郎は、外に出て山の方を眺めていた。
すると、森の中で何かが動いてるような気がしたのだった。
「よし、行ってみよう」
太郎は、カンジキを履いて山の方へ行きました。
森の中に入ると、何処からか、
「おーい、何処へ行くんだ」
と、声がする。
良く見たら、木の間に雪だるまが立っているではないか。
「白いから、気がつかなかったよ」
「一緒に遊んでいくかい」
「うん、いいよ」
太郎は、雪だるまと駆けっこをすることにした。
「へえへーん、オイラの勝ちだね」
と、言って太郎は雪道を歩きだした。
雪だるまは、自分の足を作って、のっこりのっこり
歩きだした。
少し下りの坂になったら、雪だるまは、
転がりだして、一気に太郎を追い抜いて行った。
太郎は足がもつれてしまった。
下までつくと、雪だるまは、さらに大きくなっていた。
太郎も、転んで雪だるまになってしまった。
「やー、はっはは・・・、どうだい、僕の勝ちだね」
「参ったね・・・、降参、降参」
「皆なを呼ぶから、もっと遊んで行きな」
雪だるまが、林に向かって、
「おーい、おーい」
と、叫ぶと沢山の雪だるまが出てきた。
それから、太郎は時折森へ出かけて、
雪だるまと遊んだとさ。
どんと晴れ
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今年も冬がやってきて、辺り一面真っ白になってしまった。
太郎は、外に出て山の方を眺めていた。
すると、森の中で何かが動いてるような気がしたのだった。
「よし、行ってみよう」
太郎は、カンジキを履いて山の方へ行きました。
森の中に入ると、何処からか、
「おーい、何処へ行くんだ」
と、声がする。
良く見たら、木の間に雪だるまが立っているではないか。
「白いから、気がつかなかったよ」
「一緒に遊んでいくかい」
「うん、いいよ」
太郎は、雪だるまと駆けっこをすることにした。
「へえへーん、オイラの勝ちだね」
と、言って太郎は雪道を歩きだした。
雪だるまは、自分の足を作って、のっこりのっこり
歩きだした。
少し下りの坂になったら、雪だるまは、
転がりだして、一気に太郎を追い抜いて行った。
太郎は足がもつれてしまった。
下までつくと、雪だるまは、さらに大きくなっていた。
太郎も、転んで雪だるまになってしまった。
「やー、はっはは・・・、どうだい、僕の勝ちだね」
「参ったね・・・、降参、降参」
「皆なを呼ぶから、もっと遊んで行きな」
雪だるまが、林に向かって、
「おーい、おーい」
と、叫ぶと沢山の雪だるまが出てきた。
それから、太郎は時折森へ出かけて、
雪だるまと遊んだとさ。
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