大阪冬の陣始まる? |
大阪都構想、大阪市議会で否決 橋下市長ら再提出の方針 2014年10月27日15時20分
大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想案について、大阪市 議会の財政総務委員会と府議会の総務常任委員会は27日午後、自民、 公明、民主系、共産の各会派などの反対多数で否決した。その後、市 議会本会議でも否決。大阪府議会でも本会議で否決される見込み。橋 下徹大阪市長(大阪維新の会代表)と松井一郎知事(維新幹事長)は 否決を受け、同じ内容の案を両議会に再提出する方針だ。
都構想案は大都市地域特別区設置法に基づくもので、五つの特別区 の区割りや区議の定数、大阪都(府)との役割分担などを定める。維 新が単独で開いた法定協議会で決定。総務相の容認意見をつけて、先 月下旬に府議会、今月初めに大阪市議会に提出された。
両議会のこれまでの審議では、維新以外の会派が、特別区に再編し て生じるとされる財政効果への疑問や、特別区の財政格差を解消する 財政調整の難しさを指摘していた。
都構想の実現には、大阪市民による住民投票で過半数を得なければ ならない。住民投票を実施するには大阪府・市両議会の承認が必要。 維新はいずれも過半数を割っており、再提出しても可決の見通しは立 っていない。
■専決か統一地方選で決着か
大阪都への移行は2017年4月が目標だ。住民投票で過半数の賛 成を得て準備期間を確保するため、橋下氏ら維新側は二つの道筋を描 いている。
まずは、再提出した都構想案を首長の権限で「専決処分」にする方 法だ。法律が定める大阪府・市両議会の承認を飛ばし、来年4月の統 一地方選と同じ日に住民投票を行う想定。統一選とセットにして票を 伸ばそうというもくろみもある。
ただ、専決は世論の大きな反発も予想され、見送る可能性もある。 その場合は統一選で大阪府・市両議会の過半数獲得を目指す。 朝日新聞
徹ちゃん(橋下徹・大阪市長)の大阪都構想案が大阪市議会と大阪府議 会で否決されたようですよ。 (この記事ではまだですた、下の記事の時点では否決となってるので)
大阪都構想案は住民投票にかける案ですよねぇ。 それが市と府の両議会で否決されたのでは、大阪都構想もアウト! ですかねぇ?
でも、徹ちゃんは、 >同じ内容の案を両議会に再提出する方針 だとか。
んが、 >再提出しても可決の見通しは立っていない。 ということですから、お手上げですかねぇ、徹ちゃんも、、、?
下の毎日新聞とほぼ同じ内容の記事なのですが、ここのところ、 >■専決か統一地方選で決着か > >大阪都への移行は2017年4月が目標だ
最初は2015年4月って言ってませんでしたか? それが徹ちゃんの人気が落ちて、公明党の裏切りがあったりして、 どうも住民投票ができそうにないぞ~!となったので、2017年など と言い出したのでは、、、?
大阪都構想案を作る「法定協議会」で、当てにしていた公明党が反対 に転じ、案を作ることができず苦労してたのが、今年の始めのこと では。
そこがすんなりと通っていれば、今年の秋にも住民投票のはずだっ たのでは? だから最初の目標は達成できてないはずですけど、、、。
安倍っち(安倍晋三・首相)との間に遺恨を抱える朝日新聞は、徹ちゃ んにまで睨まれては大変と、甘く報道してるんですかねぇ?
「専決処分」については、↓下の毎日新聞の記事で。
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大阪都構想:市・府議会が否決 橋下市長、再提案へ 毎日新聞 2014年10月28日 東京朝刊
大阪市を廃止し五つの特別区に再編する大阪都構想の協定書(設計 図)議案を審議していた大阪府議会と大阪市議会は、27日の本会議 で、いずれも野党の反対多数で否決した。橋下徹大阪市長(大阪維新 の会代表)らが2011年の府知事・市長ダブル選挙で実現を公約に 掲げた都構想が議会で否決されるのは初めて。橋下市長は再提案する 方針を表明した他、都構想実現のために法律で必要な住民投票とは別 の住民投票の実施など、打開策を模索しており、維新と、両議会で過 半数を占める野党の対立は深まる見通しだ。
この日、本会議に先立ち、市議会の財政総務委員会に続いて府議会 の総務委員会も協定書議案を否決した。
本会議での否決を受けて橋下市長は市役所で記者団に「非常に残念。 協定書は再度出す」とした上で、「その前に市民の皆さんに声を上げ てほしい。直接請求をやってもらいたい」と話し、住民投票条例の制 定を直接請求する署名運動を市民に呼びかけた。
都構想の手続きを定める大都市地域特別区設置法では、都構想の実 現には、府市両議会の議決と、大阪市での住民投票で有効投票の過半 数を得ることが必要。橋下市長は、目指す住民投票について「議会を 動かすための住民投票」と説明した。
一方、橋下市長は協定書を再提案する時期について明言しなかった。 しかし、一度議決した案件を同じ議会中に審議できない「一事不再議」 という原則があり、野党は応じないとみられる。その場合、議会の議 決を経ない首長の専決処分に踏み切る可能性について、橋下市長は 「使える武器を放棄する必要はない」と否定しなかった。
こちら毎日新聞。 上の朝日新聞より時間的に後なので、徹ちゃんのセリフ?発言が載っ てますが。 >「市民の皆さんに声を上げてほしい。直接請求をやってもらいたい」 だそうで。
府知事になる前にテレビで山口県光市母子殺害事件の弁護団に対し て弁護士の懲戒請求を出して欲しい!と呼びかけたのと同じように、 議会のリコールでも呼びかけたのかと思ったら、、、。(?) >住民投票条例の制定を直接請求する署名運動を市民に呼びかけた だそうで。
「条例の制定を直接請求する署名運動」って、何百万人の署名が集まっ ても議会が「ああそうですか」と言ってしまえば、それで終わりなの では、、、?
それよりも、議会の解散を求めてもらったほうが有効なのでは?
「一事不再議」というのがあって、徹ちゃんが同じ議案を議会に 再提出しても、野党は審議に応じないとか、、、。 そこで、「専決処分」!
鹿児島県阿久根市のブログ市長の騒動のときによく登場してましたが。 さすがに大阪市で、あのような騒動を引き起こすのは徹ちゃんでも、 難しいのでは?!
専決処分は、あれでしょ。臨時に議会を開こうとしたら、「そういう のは市長さんの方でやっといてください」と言われるくらいの、そう いうと語弊がありますが、どうでもいいような小さいこととか。
逆に、大災害とかあって、予備費を超える緊急な支出が必要だけど 議会の議員先生方も被災していて半分も集まらないとか、、、。 そういう時に使うものですよねぇ?
市をなくすという重大な事項に、野党が賛成しないからという理由で 使えるものじゃないでしょう。(T_T)
まぁでも、徹ちゃんのことだから、ここは一発、政治生命をかけて 専決処分、やってみては!?
だけど、どうせ政治生命をかけるなら、市議会の解散に向かった方が 可能性が高いような、、、。 まっ、いざとなったら、また市長を辞任して、独り相撲の市長選を やってみては!
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