小池ブームではなく公明党が選挙を動した? |
(論壇時評)総選挙の構図 「希望」が幻想だったわけ 歴史社会学者・小熊英二 2017年10月26日05時00分
小熊英二さん=迫和義撮影
安倍晋三首相の周辺は、「日本人は右が3割、左が2割、中道 5割」と語っているという〈1〉。今回の選挙を、この図式をも とに読み解いてみたい
実はこの比率は、選挙の得票数にも合っている。「右3割」は 自公の固定票、「左2割」は広義のリベラル(共産党も含む)の 固定票、「中道5割」は棄権を含む無党派として検証してみよう。
日本の有権者は約1億人。「右3割、左2割」なら、自公が3 千万票、野党が2千万票となる。実際に2014年衆院選の自公 の選挙区得票数は2622万、4野党(民主、共産、社民、生活) が1989万。16年参院選の比例区は自公が2768万で4野 党は2037万だ。なお維新の得票を自公に足すと2回とも約3 千万になる。首相周辺は、こうしたデータをもとに語っているの だろう。
そして12年以降の国政選挙投票率は、いつも50%台だ。つ まり「中道5割」の多くは棄権している。この状況だと、リベラ ル(2割)は必ず自公(3割)に負ける。野党が乱立すればなお さらだ。
民主党が勝った09年衆院選はどうか。この時の投票率は69 %で棄権が3割。民主・社民・共産は選挙区で3783万、自公 は2808万。両者の比率はざっと4対3で、グラフで示すと図 1となる。リベラル(2割)に無党派票(2割)が加わり、自公 (3割)に勝った形だ。
今回の選挙はどうか。希望の党は、無党派票を集めて自公に勝 つかのように当初は報道された。つまり図2(リベラル2、自公 3、希望4)になるというわけだが、それには投票率90%が必 要だ。どんなブームでも、それは不可能である。 * ならば今夏の都議選で、なぜ自民は負けたのか。実は都議選で は、小池ブーム以上に、公明党の動向が大きかった。
創価学会は衆院選の各小選挙区に2~3万票を持つ。これが野 党に回れば、自民党候補は2~3万票を失い、次点候補が2~3 万票上乗せされる。つまり次点と4~6万票差以下で当選した自 民党議員は落選する。14年総選挙の票数で試算すると、公明票 の半数でも離反すれば自民党議員が百人は減るという〈2〉。
都議選では、公明党が小池新党支持に回った。しかも東京は農 業団体など自民の固定票が少ない。結果は、公明票に離反された 自民が総崩れになった。
図3で都議選の得票を単純化した。投票率は51%で棄権5割。 公明の支援を得た小池新党と公明党の合計で2・5割。東京は無 党派が多く自民もリベラルも固定票が少ないので、自民系が1・ 2、民進・共産・社民などが合計1・2。こうみると、1・2を 凌(しの)ぐ程度かそれ以下の「小池効果」で自民に勝てたとわ かる。小池ブームは意外と小さかったのだ。
今回の選挙に公明の離反はない。冷静に考えれば、夏の都議選 は大阪での維新ブームの変形版にすぎない。ならば都知事が党首 の政党が地方でブームを起こす理由もない。自民党茨城県連幹事 長は、「希望」立党直後から、地方に大きな影響はないと述べて いた〈3〉。初めから「希望」の大勝など幻想だったのだ。 * ではなぜ「希望」は過大評価されたのか。これはメディアの責 任が大きい。維新が国政に出た時、東京のメディアは冷静にうけ とめた。だが彼らは、自分の地元の東京で起きた小池ブームを相 対化できず、東京で起きたことは全国で起きると誤断した。「永 田ムラ」に密着している「報道ムラ」の記者は、永田町の現象を 全国的現象と考えがちだ。小池の「排除」発言がなければ勝って いたという意見は、幻想に惑わされた「永田ムラ」と「報道ムラ」 の責任回避だと思う。
それでも、小池自身はまだしも冷静だった。彼女が党首に出た 理由は、すでに65歳で、首相の座を狙う最後の機会だったから だといわれる〈4〉。それで党首になっても、知事を辞任して国 政に出る判断は世論調査の支持率を見たあとで十分だから、都知 事の座は確保できた。
軽率だったのは、支持率調査さえ出ないうちに自滅行為に走っ た前原誠司だ。彼は民進党支持者が希望支持に移行すると考えた かもしれないが、あんな独断的なやり方で支持者が離反しないは ずがない。党の公式サポーターすら「前原誠司に詐欺られた」と 非難した〈5〉。
あるいは前原は、民進党内のリベラル派を切り、保守二大政党 を実現する好機と考えたかもしれない。だがリベラル層を切りな がら自公に勝つには図2の達成が必要だ。実際には、非自民・非 リベラルの票を狙った維新や「みんな」、そして希望は、約10 %の保守系無党派票を奪いあうニッチ政党にしかなっていない。
逆に立憲民主党の健闘はリベラル層の底堅さを示した。自公に 勝ちたいなら、リベラル層の支持を維持しつつ無党派票を積み増 す図1の形しかない。保守二大政党など幻想であることを悟るべ きだ。
選挙は終わったが民主主義の追求は続く。政治家はブームや幻 想に頼らず、現実の社会の声に耳を傾けてほしい。 朝日新聞
あら~、今気がつきました。 1段落目の >安倍晋三首相の周辺は、「日本人は右が3割、左が2割、中道 >5割」と語っているという〈1〉 ですが。
「〈1〉」とか、あとで出てきますが、「<2>」とか「<3>」とかは、上の 記事本文の下に、どこどこからとりましたという出典を示す文があ ったかと。 それを保存しなかったので、なんの数字やらわからなくなってます が、興味のある方は、朝日新聞で確かめてください。(^_-)
で、その「日本人は右が3割、左が2割、中道5割」という数字で すが、安倍っち(安倍晋三・首相)の周辺が言ってるんでしょう? 誰ですかねぇ? それから、その人の情報のソースを知りたいですよねぇ?
何しろ、安倍っちには、アベノミクスの金融緩和すれば物価が上が って、デフレは止まり、経済も良くなりますよ!と吹き込んだ御用 学者のような経済学者がいるわけでしょ。
浜田宏一米エール大名誉教授ですが。 で、その浜田先生が、「あれは間違ってたかも~、、、」と言い出し たから、面白いことになってますよねぇ。 "アベノミクスよ、どこへ 理論的支柱の「教祖」が変節" ↑こちら朝日新聞。
その記事に引用されてる浜田教授の発言を載せた日本経済新聞の記 事はこちら。 アベノミクス4年 減税含む財政拡大必要 内閣官房参与・浜田宏一氏 >「私がかつて『デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネ >タリーな現象だ』と主張していたのは事実で、学者として以前言 >っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」 だそうですよ。
まぁ、間違いを認めるあたり、学者として潔いですよねぇ。\(^o^)/ 中には「雇用は良くなってる。企業は儲かってる。経済は良くなって るんだ」と言い張ってる人もいますから、浜田宏一先生の功績になる のかも、アベノミクスの間違いを認めたというのが、、、。
話を戻しましょう。 「日本人は右が3割、左が2割、中道5割」という数字、当たって るのかなぁ~?ということですが。
テレビでは伊藤惇夫氏でしたか、政治評論家の。 「日本人の7割は保守だ」とか言ってましたよ。(8割だったかもしれ ません、、、)
まっ、「8割」だとすると、政治に変化を望まないという意味で、投票 に行かないとか無党派層の人も保守層にカウントすれば、「日本人は 右が3割、左が2割、中道5割」と同じような感じですかねぇ~。
いやでも、リベラル支持層からしたら、「日本は8割が保守」などと 言われたのでは、この先もず~と政権交代なんか絶望的!となって、 落胆しますよねぇ。(T_T)
なので、とりあえず、「日本人は右が3割、左が2割、中道5割」が 正しいとして話を進めましょう。
去年の都知事選、、、はでてないですか。 今年の都議会選挙の得票割合が出てますが。 小熊英二先生によると、「小池ブーム・小池旋風」などと騒がれた都民 ファーストの大勝も、ブームなどではなく(ブームの影響は小さくて) 公明党が自民党を裏切り(離反し)、小池新党支持に回ったというのが 原因だそうですよ。
まぁ、その理屈で、2009年の民主党へ政権交代した選挙や2014年、20 16年の選挙なども説明できるのなら、当たってるのかも。(^o^)
下から4段落目 >軽率だったのは、支持率調査さえ出ないうちに自滅行為に走っ >た前原誠司だ とありますが。
まぁ、誰が見ても、戦犯。A級戦犯は前原誠司!ということで一致 しますよねぇ。 支持率調査など科学的根拠もなく、記事の中ほどにあるように、マ スコミがゆりタン(小池百合子・東京都知事)を持ち上げてるから、そ の人の作る政党なら人気が出るだろうという魂胆で、希望の党への 移籍を考えたんでしょうかねぇ。
「全員で移りましょう!」みたいに言っておいて、全員は移れれませ んよ~!となってきたら、「想定内でした」などと言い出す始末。 これじゃあ、「前原誠司に詐欺られた」と非難されても仕方ない でしょうねぇ。
下から2段落目 >保守二大政党など幻想であることを悟るべきだ。 だそうで。
TDP(民進党)を少し早く飛び出した細野豪志が「保守二大政党を目指 す!」とか言ってますよねぇ。 あと、もっと早くTDPを出て行って、希望の党の東京選挙区でただ一 人小選挙区で当選した長島昭久議員も、同じようなことを言ってた かと、、、。
ということは、この二人の在籍するのは希望の党ですが、求める保守 二大政党は幻想で「幻想の党」ということですかねぇ~。(>_<) まっ、しばらくは幻想を求めて行って、そのうち諦めたら、しれっと 自民党にでも入ったらどうですか?!
まっ、ただ、この記事を書いてるのが小熊英二先生ですが、アベノ ミクスの浜田先生のように「あれは間違いでした」と何年か後に言う ことになることのないよう願ってますよ。(^_-)
と、ここまででアップロードするはずでしたが、書き終えてからア ップロードするまでに時間があったので、ちょっと書き足すと、、、。 上の話、有権者を投票する政党によって保守・リベラルと分けてま すよねぇ。(支持政党なしの無党派層とか投票しないとかも含めて)
すると、都議会選挙では、公明党に投票した人は、公明党がゆりタ ンの味方になってるので、保守政党の自民党から離れて、まぁ、リ ベラルでもなく小池新党を支持したことになってると。
今度(2017年10月)の総選挙では、同じく公明党に投票した人は、保 守にカウントされてると。
なんか、同じ政党に投票してるのに、保守にカウントされたり、別 のものになったり、、、。どうなんでしょうねぇ? って、政党が組み合わせを変えたんだから仕方ないですか。(@_@)
それじゃあ、希望の党は今回の選挙では、保守・リベラル、どっち に区分けされてるんでしょうかねぇ? まぁ~、何が保守か、何を持ってリベラルというかというと、ちと 定義が難しいですか、、、。
まぁ~、私の定義では、「保守」とは、伝統や文化を大切にして、と にかく今あるものを守っていく!という人たち。 「リベラル」とは、とにかく変えていこう!という人たち。 だから、保守とリベラルがバランスよく、両方存在しないと、おか しな社会になってしまいますよ、という感じですよねぇ。
具体的なテーマで言うと、「選択的夫婦別姓」に賛成か反対かで別れ ますね。 「自分はSなのかな?Mなのかな?」で迷うように、「自分は保守なの かな?リベラルなのかな?」で迷ったときには、選択的夫婦別姓に 賛成という人はリベラル、反対の人は保守と区別できますよ。
だから、私の定義で言うと、「保守二大政党」なんかできても、選 択的夫婦別姓はいつまでたっても実現できないことになりますか らねぇ~。(>_<)
そうなると、最高裁の違憲判決を待つことになりますから、15-20年 先のことになりますよねぇ。 そんなに長く待つことなく選択的夫婦別姓を実現するには、政権交 代しかないんですから!
上の記事にあるように、無党派層の2割とリベラルの2割で、早く 政権交代してほしいですよ。\(^o^)/
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(日曜に想う)を想ってみました。 |
(日曜に想う)民意を担えぬ立法府の敗北 編集委員・大野博人 2017年10月29日05時00分
この選挙は、与党が勝って野党が負けたという総括でいいのだろ うか。勝ったのは行政府で負けたのは立法府なのではないか。
解散総選挙とは基本的に、首相や大統領が議会と対立して行き詰 まったときに、突破口を求めて国民に問いかける手段だ。いわば行 政権力者から議会への挑戦。そう考えれば、今回の結果は行政府に 対する立法府の敗北を意味する。
安倍晋三首相は解散の理由に北朝鮮情勢や消費税の増税分の扱い などを挙げた。けれど、いずれの問題も政府・与党と野党の間に埋 めがたい溝があらわになり、議論が暗礁に乗り上げている段階には 見えなかった。逆に、森友・加計学園の問題では野党と政府は対決 していた。かといって、首相はそれについて民意の判断を仰いだわ けでもない。
何を問うているのかあいまいなまま、「政権選択」の選挙だと呼 びかけた。野党はそれに乗るかのように「反安倍」で結集しようと してつまずいた。
国会は政府の支持基盤を再確保するための道具になりはて、与野 党の議員たちもそのための選挙にいや応なくつき合う羽目になった。
結果が与党というより首相の勝利だとすれば、政府に対する与党 議員の発言力が強まる、とは考えにくい。他方、野党勢力は、希望 の党の失速や民進党の迷走などで深手を負った。
政府・自民党は秋の臨時国会は開かない方向で調整を始めたとい う。「国難」というから主権者が代表として選んだのに、選ばれた 与党議員たちは議論する気がないらしい。「国難」はどうした、何 のために議席にいるのか。
結局、この選挙を通して、行政府をチェックするべき立法府は、 選挙前よりもずっと弱体化してしまった。 * 「なんで衆議院に465人の議員がいるのか。それは465個の 課題を代表するため。安倍か反安倍かで数を競うためにいるのでは ない」と、今回の選挙をめぐる状況を批判するのは哲学者の東浩紀 さん。「残念なことに、選挙では反政権側の方が数に敏感になって いた」
たしかに、希望の党の小池百合子代表は、月刊文芸春秋11月号 への寄稿で「衆議院の過半数、233議席を獲得し、政権奪取を目 指します」と宣言していた。そして選挙戦が始まると、その数の1 人になりたくて多くの議員が合流していった。
多様な民意を担うべき議員が、安倍か反安倍か、あるいは小池か といった行政権力につながる指導者のイメージを自らも身にまとお うと駆け出す。それでは、立法府のメンバーとしての使命を後回し にし、「465の課題」をたった二つの選択肢に還元してしまうこ とになる。複雑な社会を代表する議会はとてもつくれない。
行政府に対する立法府の退潮は、日本に特有の現象ではない。た とえばフランスでも、マクロン新大統領が国民議会選挙でも自ら新 「政党」をつくって多数派を確保した。行政府のリーダーが議会も 手中に収めた形だ。 * 内戦や独裁体制が終わったばかりの国で選挙を取材した経験が何 度かある。1990年のルーマニア・ブカレストや1993年のカ ンボジア・タケオでは、人々はスーツや新品のTシャツを着て長い 列をつくり順番を待っていた。やっと手にした民主主義や選挙に精 いっぱいの敬意を払う人々の姿がまぶしかった。
意表をついた解散総選挙による議会の弱体化を、首相の巧みな戦 略だとか、それが議院内閣制だと評することはできるかもしれない。 しかし、その行き着く果てにあるのは、行政府の従属物としての立 法府だ。それで国民がますます代表されているという感覚を失えば、 民主主義は成り立たなくなる。
選挙で与野党が勝ったり負けたりするのは当然だとしても、国民 を代表する立法府が敗北してはならないはずだ。
ブカレストやタケオの人々が見せた選挙への期待と信頼を思い出 しながら、この選挙で失ったものの大きさを考えた。 朝日新聞
朝日新聞の「(日曜に想う)」ですが。 これ、もともと(日曜に想う)でしたかねぇ? 「火曜に想う」とかだったような、、、?
「日曜に想うを火曜日に想う」というタイトルで書いたのかな。 その記憶が残ってるのかも、、、。 まっ、それはいいんですが。
2段落目 >解散総選挙とは基本的に、首相や大統領が議会と対立して行き詰 >まったときに、突破口を求めて国民に問いかける手段だ。いわば行 >政権力者から議会への挑戦。そう考えれば、今回の結果は行政府に >対する立法府の敗北を意味する。 だとか。
>解散総選挙とは基本的に、首相や大統領が議会と対立して行き詰 >まったときに、突破口を求めて国民に問いかける手段だ。 のところ。
基本は違いますよねぇ? 議会の解散権を持つ大統領はいないのでは、、、? まぁ、大統領と首相の両方がいる国もありますけど。 そうですねぇ、ドイツを見てみますか。
連邦首相 (ドイツ) ↑こちら、ウィキペディア。毎度お世話になります。\(^o^)/ 「連邦首相」とは、あまり聞き慣れないかもしれませんが、メルケ ル首相ですよねぇ。
このウィキペディアのページの「権限」のところ。
なお、ドイツ連邦共和国基本法では、連邦首相はドイツ連邦議会 の解散権を持たず、連邦大統領が解散を行うとされているが、解 散が出来るのは、連邦議会での連邦首相に対する指名選挙が3回 選でも統一見解を得ない場合と、連邦首相に対する信任決議が否 決された場合のみとされている(建設的不信任制度により、不信 任決議は同時に新首相を選出しなければ成立しないため、議会の 解散を目的として行うことはできない)。
ということなので、大統領が議会と対立して議会を解散すると いうよりも、議会が首相を信任しないから大統領が解散すると いうことなので、対立してるのは、首相と議会ですよねぇ?
>大統領が議会と対立して行き詰まったときに、突破口を求めて >国民に問いかける手段 とはいえないような。
まぁ~、アフリカとか南米の独裁者の大統領がいる国はわかりま せんけど、、、と思ったら! ロシアの大統領は議会を解散できるようです。(@_@) 大統領の権限 >国家院(下院)の解散権(但し下院での内閣不信任が必要) ↑ウィキペディアですが。
ロシアの憲法の117条ですかねぇ。(第8章 ロシア連邦憲法) でも~、上にあるように、「内閣不信任を食らったら」ということ ですから、「行き詰まったとき」などではなく、「死刑宣告を受け た時」というくらいの感じでは、、、?
不信任を食らってるんだから、行き詰まってにっちもさっちも 行かなくなったどころではなく、「辞職するしかない」という状 況に追い込まれて、さもなければ、自分に不信任を突きつけた 議会のヤツラを解散し、クビを切ってやる! という死闘となりますよねぇ。
ちなみに、アメリカの大統領には、議会を解散することはでき ないですよねぇ。
さて、引用した2段落目の後半の >そう考えれば、今回の結果は行政府に対する立法府の敗北を意味 >する の部分。
いやいや、そう考えるのはおかしいでしょ。(>_<) そう考えるのであれば、こちら、 7段落目 >政府・自民党は秋の臨時国会は開かない方向で調整を始めたとい >う。「国難」というから主権者が代表として選んだのに、選ばれた >与党議員たちは議論する気がないらしい。「国難」はどうした、何 >のために議席にいるのか。 だとか。
「国会は開かない」みたいに言ってる安倍っち(安倍晋三・首相)に対 して、"「国難」はどうした、何のために議席にいるのか"と言えた ら、胸がすっとすると思いますけど。(^_-)
その前の >政府・自民党は秋の臨時国会は開かない方向で調整を始めた という部分については、総選挙で立法府が負けたんだから、行政府 の思いのまま国会運営もできる! ということになるのでは、、、。
そういう考えに立つのなら、「負けたくせに何を偉そうに!」と安倍 っちに言われてしまうのでは。(T_T)
次ですが、6段落目 >結果が与党というより首相の勝利だとすれば、政府に対する与党 >議員の発言力が強まる、とは考えにくい。他方、野党勢力は、希望 >の党の失速や民進党の迷走などで深手を負った。 だとか。
与党議員の発言力が弱まるのでは?ということは、安倍一強が続く ことになるので、その通りだと思いますけど、後半の野党勢力の話 はどうでしょうねぇ?
>野党勢力は、希望の党の失速や民進党の迷走などで深手を負った。 の部分ですよ。 希望の党は「代表辞めろ!」という声が出てきたりで、揉めてるよう ですが、立憲民主党ができて、55議席を確保したことで、国会から リベラル勢力が消えることはないことを証明できたのでは、、、。
あと、改憲勢力で3分の2を占めたので、「与党大勝」のように言わ れますが、公明党は議席を減らしてますしねぇ~。 10議席、定数が減ったことが公明党にだけ影響したということも ないでしょうし、なんで公明党が議席を減らしたのか、誰か専門 家の分析を待ちたいですよねぇ。(^o^)
まっ、それは置いといて、下から4段落目 >内戦や独裁体制が終わったばかりの国で選挙を取材した経験が何 >度かある。1990年のルーマニア・ブカレストや1993年のカ >ンボジア・タケオでは、人々はスーツや新品のTシャツを着て長い >列をつくり順番を待っていた。やっと手にした民主主義や選挙に精 >いっぱいの敬意を払う人々の姿がまぶしかった。 とありますが。
いやいや、民主主義が珍しいというか最近民主主義を始めたような 国と比べてもねぇ~、、、という感じですよ。 日本は成熟した民主主義の国ですから! 明治時代から選挙をやってるでしょ。\(^o^)/
まっ、それが、今回の選挙は、 衆院選投票率53・68%、戦後2番目の低さ ↑という投票率の低さ。
ちなみに、記事にもありますが、戦後最低というのは、前回の 衆院選ですよ。 2014年12月の総選挙。 安倍っちが「消費税増税を先送りします。税金のことだから国民 の声を聞きたい」などと言ってやった解散・総選挙ですよねぇ。
戦後最低と2番めが安倍っちの解散・総選挙ということですよねぇ。 まぁ、どれだけ国民の関心が薄かったかということでしょう。
↓こちらの総務省のサイトで、投票率を見てみましょう。 国政選挙における投票率の推移 最近で投票率が高いのは、この2回↓。 69.28% 平成21年=2009年 民主党へ政権交代 67.51% 平成17年=2005年 郵政解散
「政権交代だぁ~!」とか「郵政民営化を問う」とか、盛り上がり のある選挙では、投票率も上がりますよ。 今回は53.68%ですからねぇ、いかに安倍っちの自己都合解散だっ たかということでしょう。(@_@)
そして、最後は >ブカレストやタケオの人々が見せた選挙への期待と信頼を思い出 >しながら、この選挙で失ったものの大きさを考えた。 となってますが。
まぁ、「ブカレストやタケオの人々」の100年後、どういう選挙になっ てるか、この朝日新聞の大野博人・編集委員は、おそらく見には行け ないでしょうけど、朝日新聞は残るでしょうから、ぜひ、今の日本 とどのように違ってるか、比べてみてほしいですな。(^_-)
そして、「この選挙で失ったものの大きさを考えた」というんですが。 それでは、逆に、この選挙で得たものを考えてみましょう!
TDP(民進党)から希望の党へ移籍した人が45人。 そのうち、当選した人が26人。 落選したのが19人。 とワイドショーで言ってましたが。そのワイドショーはどこかの新 聞を報じてたかと、、、。
私は、こちらの毎日新聞の総選挙のページ。 希望の党を見てみると、、、
松木 謙公 北海道2区 升田世喜男 青森1区 村岡 敏英 秋田3区 近藤 洋介 山形2区 小熊 慎司 福島4区 吉田 泉 福島5区 福島 伸享 茨城1区 宮崎 岳志 群馬1区 石関 貴史 群馬2区 武正 公一 埼玉1区 坂本祐之輔 埼玉10区 鈴木 義弘 埼玉11区 太田 和美 千葉8区 木内 孝胤(たかたね) 東京8区 神山 洋介 神奈川17区 田島 一成 滋賀2区 北神 圭朗 京都4区 井坂 信彦 兵庫1区 馬淵 澄夫 奈良1区 横山 博幸 愛媛2区 緒方林太郎 福岡9区 松野 頼久 熊本1区
以上の人が落選。 それから、 若狭勝 東京10区 ↑超有名ですよね。
こちらも有名人。 小沢 鋭仁 東京25区←希望の党(おおさか維新の会から希望の党へ参加) 浅尾慶一郎 神奈川4区←無所属(自民党から公認を得られず) ↑TDPから希望の党へ移ったわけではないのですが、民主党と関係の あった人で希望の党から出て、落選という人ですね。
上の馬淵澄夫氏、緒方林太郎氏などは違いますが、松野頼久氏。 この人などが典型でしょう。 私がいつも書いてる人ですが、、、。
民主党政権の末期、総選挙の前に、「この党とは理念が違う」などと 言って、民主党を飛び出て、大阪で人気のあった徹ちゃん(橋下徹 氏)と組んで、日本維新の会になって、、、。
そして、徹ちゃんの人気が落ちると、民主党へ帰ってくることにな り、その時、民主党からTDP(民進党)に党名変更させてるんですね。 で、今回は、ゆりタン(小池百合子・東京都知事)の人気にあやかろ うと希望の党へ走る。
まぁ、民主党が下野した2012年の総選挙で気づいてほしかったです けど、やっと有権者も正解に達しましたか。 「選挙への期待と信頼」という言葉がありましたが、問われているの は政策ではなく、『信頼』ですよねぇ。
政治家に対する信頼ですよ。 「政権交代できる二大政党制」を目指す時、「この党とは理念が違う」 などと言って、党を飛び出し、第三極などという新しい政党を作る ヤカラを許してはならないんですよ。
「ブカレストやタケオ」に目を向けるのじゃなく、イギリスを見てみ ましょう。 保守党、労働党。どちらでもいいですが、それじゃあ、保守党を見 ますか。
上のウィキペディアによると設立は1834年ですよ。 慶應義塾が1858年創立ですから、ものすごく昔ですよねぇ。 (大学になったのは、もっと後ですが。)
しかも、保守党には、トーリー党という前身がありますよ。 こちらは、1678年からですから。 日本だと、徳川綱吉が5代将軍になる2年前ですよねぇ。
そのくらいの歴史というか伝統のある政党ですからねぇ、1回や2回 の選挙で政権を奪取できないからといって、「この党とは理念が違 う」などと言ってる場合じゃないでしょ。
「この党とは理念が違う」と思ったら、(新しい党を作ったり)別の党 へ移るのではなく、その党の理念を自分の理念と合致するよう努力 することですよ。
もしも、それができないなら、自分が政治家を辞めることです。 まぁ、自分で辞めることができなくても、いずれ有権者が落とす ことになりますから。
前原誠司が言ってたのかな。まっ、希望の党へ移った人の多くが言 ってたと思いますけど、「共産党とは組めない」とか。 いやぁ~、民主党を支持する人は、民主党の議員に共産党員になれ! とか赤旗を購読することを求めてはいませんよ。
共産党を説得して、自分たちの理念に近づけることです。 何百年叫んでいても、社会主義革命を起こして、日本を社会主義国 とすることはできないでしょう?
それができそうにないことは、共産党自身、よーくわかってるはず! ならば、理想を叫んでいるよりも、自分たちの理想にちょっとでも 近い社会を作れるよう行動することが必要なのでは、、、。
一緒に政権を取り、共産党から閣僚を出す。 もしそうできれば、どれだけの権力を行使できるか?! 理想ばかり叫んでるのと、どっちがいいですか?
「そう言っても、共産党のヤツラ、頭が硬くて、全然考えを変えな いんだよ~」 ということならば、そういう説得している様子を直接、共産党の支 援者に見せてみては?!
「みなさんは、何百年叫び続けても実現しそうにない理想を、この まま追い続けるつもりですか? それとも、子供や孫に少しでもいい社会を残すために、今、何かを 変えたいと思いませんか? そのためには、今、あなたが少し変わらなければならないんです!」 と説得していけば、共産党の支援者ごとゴッソリ民主党に引き寄せ られるのでは、、、?
まぁ、こういう努力は、何年も何十年もかかるでしょうけど、「理念 が違う!」などと言って人気の党に移る人よりも、こういう努力を続 ける人を選ぶことが有権者の眼力なのでは。
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日本維新の会の怪しい主張 |
【党首奮戦記】 「身を切る改革」一点突破=松井一郎日本維新の会代表
政策について、有権者の質問に答える日本維新の会の松井一郎代表 =10日、大阪府吹田市
「税金で生活する側が優遇、厚遇されている。政治家の身分にメ スを入れたい」。15日夜の大阪市、候補者と並んでの訴えの大半 は、党の金看板である「身を切る改革」だ。「消費税増税の前に、 国会議員に報酬削減の約束を守らせたい」と増税凍結を呼び掛け、 演説は最高潮を迎える。
大阪府・市の行財政改革に、前市長でもある橋下徹前代表と二人 三脚で取り組んだ。だが、橋下氏は昨年の参院選前に政界を引退し、 選挙戦でマイクを握ることはない。9月の堺市長選では新人を立て たが、前回に続いて現職に敗れた。党勢に陰りが見えるとささやか れるが「(橋下氏不在の)影響はない」と、決然と前を向く。
首長と党首の「二足のわらじ」は、希望の党代表を務める小池百 合子東京都知事と同じ。大阪と東京の選挙区での候補者すみ分けで 合意したことで、本拠地大阪での戦いに集中する。
国会に党単独で法案が提出できる21議席以上が目標だ。「楽な 選挙なんかなかった」。ラストスパートへ、自らにムチを入れる。 (2017/10/17-05:04)
まぁ、ここのブログは「10/20(金)」の投稿となりますが、実際に書 いてるのは、総選挙後なので、結果は出てるのですが、、、。 それを、「さぁ、どうなるでしょう? 結果が楽しみです」などと 書くのは心苦しいので、結果を書いちゃいましょう。
こちら。 ↑毎日新聞の選挙速報のサイトですが。 そこの「日本維新の会」のページを見ると、、、
解散前14議席から11議席に減らしましたか。 まっ、上の記事にもあるように、徹ちゃん(橋下徹氏)も党を離れた し、希望の党と選挙協力して、候補者の「住み分け」を行ったといっ ても、その希望の党がボロ負けしてるんだから、あまり効果は望め ませんよねぇ~。(T_T)
「第三極」などと言われていた時期もありましたけど、徹ちゃんも いなくなって、いよいよ"賞味期限"が切れましたかねぇ。(>_<) まぁ、正常化に戻りつつあるというか、、、。(^_-)
2012年の総選挙では、民主党57、日本維新の会54 と、野党第一 党と並ぶほどの勢力だったんですけどねぇ。 次の2014年の総選挙では、民主党が73に伸ばしたのに対して、維新 の党は41と、あまり変わってないんですか。
あれっ、だったら、解散前の議席って、41となるはず、、、? と思ったら、例の人たち! 民主党政権の末期、「この党とは理念が違う」とか言って、民主党 を出ていった人たちが、維新の党とかに入ってましたが、「この 党も危ない!」と読んで、民主党に戻ってきたという事件? 出 来事がありましたよねぇ。
そんなことがあっての14議席ですかねぇ。 そこから11議席へ、3減ですか。 でも~、上の毎日新聞のページによると、大阪の19の選挙区でも、 小選挙区での当選は3人ですよ。
本場というか地元なのに、3/19とは、、、泣けてきますよねぇ? 小選挙区では、それで終わり。 あとは、南関東、東海、九州のブロックでそれぞれ1人。 そして、近畿ブロックの5人。 合わせて11人と。
また地域政党に戻ったら、どうですかねぇ~? というのは、大きなお世話ですが。(^o^) で、民主党政権末期に維新の党に逃げて、また帰ってきて、今度 は希望の党に行ったような人たちがどういう運命をたどるかは、 また別の項目で!
さてさて、上の記事に戻りましょう。1段落目で >「消費税増税の前に、国会議員に報酬削減の約束を守らせたい」 と主張する松井一郎・日本維新の会代表ですが。
これ~、議員数14人の政党がいくら「国会議員の報酬を削減します!」 と叫んでも、国会で法案の提出もできないでしょう? 当然、実現もできない。
それでも、叫ぶ。 それは「世界から戦争をなくします!」と叫んでるようなもので、実 現はしないですよねぇ。 それを承知で叫んでるんだから、ただ、消費税増税を先延ばしにし ます!と言ってるだけのことなんですけど、、、。
まっ、大阪では、それが通用するのかなぁ~? と思ったら、3/19の当選だから、大阪でも通用しなくなったとい うことですか。(@_@)
こちら↓ 大阪府 平成29年度当初予算案の概要 ↑PDFですが、まぁ、どの数字が何を意味するかということは、私 にはさっぱりわからず、、、。(T_T)
だけど、大阪では増税なしで学校の無償化ができた~とか言っても、 松井一郎・日本維新の会代表が大阪府知事になる前、徹ちゃんが府 知事の時代には、府知事に当選して最初に大阪府庁に乗り込んだ時 職員に向けて「みなさんは倒産企業の社員です!」などと挨拶してた でしょ?
それで、財政再建に取り組んで、全国でワースト2位でしたか、もう ちょっとで赤字団体に転落~!という状態から、府議会の議員数も 減らす、議員の報酬も減らす、府職員の給料も減らす、、、。
そして、「交響楽団」でしたか、芸術関連の費用も減らす。 それから、高校生への支援を減らすとかで、高校生と議論してる 場面のニュースを見ましたが、、、。
あっ、これですね、↓。 痛いニュースノ∀` 「学費が払えない。政府なんとかして」「大雨 でも自転車で通ってる」…全国の私立高生が抗議 ↑YOUTUBEですが、「FNNニュース」から5分くらいの動画になってます。
まぁ~でも、こうやって、バッサリ歳出カットをやったんですが、 それで、徹ちゃん(橋下徹氏)が府知事になった初年度、「黒字にし たぞぉ~!」と言ってましたけど、この黒字というのが、見せかけ の黒字だという指摘がありましたよねぇ。
「オーバーナイト」とかいう手法で、年度末の3/31にお金を出してる 府の外郭団体のようなところからお金を返してもらって、3/31には 大阪府がお金を持ってるようにして、4/1には、再びそのお金を外 郭団体に提供するとか。 そんな操作を行って「黒字」に見せたとか、、、。
で、初年度だけの話じゃなく、財政再建全体についても、こんな意 見もありますよ。 >「要するに、財源不足により、国からの地方交付税が十分でない >ため、その穴埋めに臨時財政対策債という地方債を発行して借金 >をしただけです。年間3000億円ぐらいずつ、合計1兆円は突 >破しています」 > つまりは、借りた金を収入だとして、黒字転化を成し遂げたと >いうわけなのだ。 だそうで。
まっ、出典が「アサ芸」なので、正確なのかどうかはわかりません が、、、。(?) こちらあたりも参考にしてください。 総額6兆4千億円!実は借金が過去最高になっていた「大阪府」 大阪府が2013年2月14日、2013(平成25)年度予算案 を発表しました。橋下徹前大阪府知事時代に様々な改革が行われた とされる大阪府でしたが、実は借金が過去最高になっていたという とんでもない事態に…。 更新日: 2013年02月15日
朝日新聞の「ファクトチェック」でぜひ、この問題、やってほしい ですよねぇ~。(^_-)
でもまっ、ホントに増税なしで幼児教育無償化とかできるというの なら、財源を示してほしいものですけど。 「大阪ではできたんです。これを国でもやればいいんです!」 などと松井一郎・日本維新の会代表は言いますが、国の予算の何を 削るんでしょうねぇ?
国会議員を仮にゼロにしたって、何千億円しか節約できないです よねぇ? 自衛隊をなくして、防衛費をゼロにしますか?!
さすがに大阪でも、こんな論議は通用しないですよねぇ~。\(^o^)/
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東京10区が熱い?! |
小池氏側近に総攻撃 =東京10区、安倍首相も投入-自民【17衆院選】
衆院選投開票が22日に迫る中、自民党が東京10区に閣僚や党 幹部を次々と送り込んでいる。同区は、希望の党の小池百合子代表 が東京都知事転身まで地盤とし、側近の若狭勝氏が引き継いだ「牙 城」。選挙後をにらみ、小池氏の影響力をできるだけそぐ狙いもあ るとみられる。
「当選したいがために看板を変える人を信用できるか」。安倍晋 三首相は18日、東京10区の中心街のJR池袋駅前で、若狭氏や 希望に流れた民進党出身者をこう批判した。
公示日には小泉進次郎筆頭副幹事長が入り、自民前職鈴木隼人氏 を応援。その後も菅義偉官房長官や小野寺五典防衛相、竹下亘総務 会長、岸田文雄政調会長らが足を運んだ。選挙戦最終日の21日に 再び小泉氏を投入する案もある。
昨年7月の都知事選で若狭氏は自民党に所属しながら党方針に反 して小池氏を支援。その後離党し、希望結党に動いた。自民党内で は若狭氏に対する憎しみが強く、党幹部は「完膚なきまでにやる」 と話す。
若狭氏は18日朝、JR大塚駅前で「自民党が大勝ちすれば、説 明責任後ろ向き、情報公開消極的な政治が行われる」と声を張り上 げたが、自民党の「総攻撃」に押され気味だ。
東京10区には、いずれも新人の立憲民主党の鈴木庸介氏、共産 党の岸良信氏、諸派の吉井利光氏、無所属の小山徹氏も出馬してい る。 (2017/10/18-20:31) 時事通信
若狭勝氏、危うし? ゆりタン(小池百合子・東京都知事)の腰巾着? 失礼、側近ですか。 東京10区はゆりタンの地元でしたが、去年、都知事選に出たので、 その後釜に入り込んだのが、若狭勝氏。
自民党幹部は「完膚なきまでにやる」と言って、次々と自民党の スター? 安倍っち(安倍晋三・首相)や小泉進次郎氏まで投入して 若狭勝氏の追い落とし、落選を狙ってるとか。
>「当選したいがために看板を変える人を信用できるか」 と安倍っちは、ここでも、このフレーズを使ってるようで。 だけど、それ、民主党から民進党に党名変更した人たちですよねぇ。 若狭勝氏とは関係ないような、、、。
>立憲民主党の鈴木庸介氏 この人も立候補してるから、ごっちゃになってるのかな? まぁ、どこでも同じフレーズで他党の悪口を言ってるのかも。(^_-)
若狭勝氏って、元検事ですよねぇ。 東京地検特捜部の副部長ですか、、、。 なんか、部長でないところが怪しい? ということはないですか。
郷原信郎氏。 この人も検事出身の弁護士ですか。 ブログでよく見かけますが。(ハフィントンポストに載ってるブログ を読みますという意味です)
この郷原信郎氏が政治家になったようなものですかねぇ、若狭勝氏? まぁ、郷原信郎氏は、最初は小沢一郎先生の事件のとき、検察のや り過ぎだぁ~、小沢先生は悪くない。みたいに擁護するブログを書 いてたかと。
以来ずっと、民主党・TDP(民進党)と相性がいいというのか、リベラ ルな感じの主張をしてる人ですよねぇ。 あれっ、郷原さん、関係ないか。(^o^)
若狭勝氏の話ですよ。 この人、あまりしゃべりがうまいとは言えないのかな。 まっ、テレビで話してるのしか聞いたことがないので、街頭演説な どでマイクを握ってしゃべりだすと、すごくうまいのかもしれませ んが、、、。
まっ、マイクを持っても、ヘタそうですよねっ。(>_<) >「自民党が大勝ちすれば、説明責任後ろ向き、情報公開消極的な >政治が行われる」と声を張り上げた ということですから、やっぱりヘタかなぁ~。(T_T)
迎え撃つ立場としては、そうですねぇ、希望の党には、スターは いないですか、、、。 ゆりタンが何度も応援演説に入るくらいしないと、危ないのでは?! (って、これを書いてるときには、結果は出てるんですけど)
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連合も腹を切る? |
連合、誤算続き=希望失速、対応に苦慮【17衆院選】
連合東京の定期大会で握手する小池百合子東京都知事(左)と神 津里季生会長=18日午後、東京都荒川区
民進党最大の支持団体だった連合が衆院選後の対応に苦慮しそ うだ。報道各社の情勢調査で希望の党の伸び悩みが伝えられてお り、当初のもくろみ通り衆院選後に「希望支持」でまとまる状況 ではないからだ。連合内には選挙後の野党再編の行方を見極める べきだとの声も出ている。
「連合東京の推薦候補に関しては、(希望と)力合わせする関 係になれなかった」。連合の神津里季生会長は18日、連合東京 の大会で力なくあいさつした。遅れてきた希望の小池百合子代表 (東京都知事)も衆院選には触れずじまいで、「当初の想定」が 狂ったことを露呈した。
民進党の希望への合流をめぐり、当初、前原誠司民進党代表の 決断に賛同した神津氏は、希望への支持で衆院選後も組織内をま とめる考えだったという。ただ、民進党は希望と立憲民主党、無 所属に分裂して衆院選を戦うこととなり、当てが外れた。しかも、 情勢調査によると、希望が苦戦する一方で、立憲民主党が政権批 判票の受け皿となっている。
連合幹部は「選挙結果次第で希望が分裂する可能性もある。民 進党に残った参院議員の扱いも含めて話し合わなければならない」 と指摘。小池、前原両氏と合流を進めた神津氏に対し、参院民進 党内には「当事者責任がある」として、神津氏の責任に言及する 声もある。
民進党の事実上の解党を受け、連合は5日の臨時中央執行委員 会で、衆院選は民進出身者らを個別支援し、支持政党については 衆院選後に先送りした。連合は、民間労組中心の旧同盟系が主導 権を握ってきた。立憲民主党が躍進した場合、同党を支援した官 公労系を主体とする「旧総評系の発言力が連合内で増す」との見 方もある。 (2017/10/18-20:32) 時事通信
連合がピンチ? まっ、「ピンチはチャンス!」といいますから、頑張ってください。 って、それでは終わってしまいますか。
TDP(民進党)の最大の支持母体のはずの「連合」が、ゆりタン(小池 百合子・東京都知事)の作った希望の党を支援することになったと聞 いたときには、「えっマジ?!」と思ったものですが、、、。
最初は、希望の党を支持するってことでしたよねぇ、確か? でも、立憲民主党もできて、「どっちを応援するの~?」と難しい 立場に立たされたんですよねぇ。
まぁ~、連合というと、大企業に働く労働者の組合かと思ってまし たが、中には公務員の組合もあって、民間企業に働く人とお役所で 働く人で、まっ、対立でもないんでしょうけど違いがあったようで。
う~ん、それならば、「保守政党です」という希望の党を一時は支持 するようなことだったんだから、保守政党を支持できる人たちと、 いやいや、私達は財界じゃないんだから、保守政党を支持すること はできませんよ!という人たちは、別れたらどうですかねぇ?
そういえば、連合も迷走してましたよねぇ? 連合「残業代ゼロ」容認撤回へ 政労使合意見送り ↑毎日新聞の記事ですが、残業代ゼロ法案に賛成します!といった かと思うと、やっぱりやめます!と言ったり、、、。(>_<)
連合会長は、神津里季生氏ですか。 まっ、よしりん(小林よしのり氏)に「小池と前原は腹を切れ!」と言 われてましたが、この連合会長も、一緒に切りますか?
あれっ、1段落目には >連合内には選挙後の野党再編の行方を見極めるべきだとの声も出て >いる とありますが。
野党再編って、立憲民主党と日本共産党が一緒になるの?! まさか、それはないですよねぇ~。(^_-) 立憲民主党と希望の党が一緒に? これもないのでは、、、?
まっ、すぐには選挙はないかもしれませんけど、選挙の前に「あっち が良さそうだ」と政党を移って、選挙の結果が思わしくないからと、 「やっぱり戻ります」などとやってたら、安倍っち(安倍晋三・首相)の あてこすりより、有権者の怒りが怖いですよ~。
でもまぁ~、民主党政権の末期、選挙の前に「党の理念が違う」とか 言って、民主党を出ていったのに、去年、帰ってきた人たちがいま すからねぇ~。
その人たちが、また希望の党へ移ったんでしょうから、「郵便配達 は二度ベルを鳴らす」ですかねぇ。(^o^) つうか、「二度あることは三度ある」ですか。
もう、理念とか政策とか言ってても、選挙に受かりたいがためとい うのは、バレバレですよねぇ。 有権者も、そろそろ気づくのでは!?
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