集団的自衛権「閣議決定は違憲」 国民安保法制懇が集会 2014年7月28日 朝刊
集団的自衛権行使容認について議論を交わす(左から)小林節氏、 伊藤真氏、柳沢協二氏=27日、名古屋市で
安倍内閣の集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する憲法学者ら でつくる「国民安保法制懇」が二十七日、名古屋市中区のホールで集 会を開き「閣議決定は憲法に違反している。政府が行おうとしている 関連法改正も違憲性が高い」と批判した。
登壇したのは柳沢協二元官房副長官補や改憲派の小林節慶応大名誉 教授、日弁連の憲法問題対策副本部長の伊藤真氏らで、いずれも国民 安保法制懇のメンバー。約四百人が集まった。
防衛省防衛研究所所長でもあった柳沢氏は「集団的自衛権は、ソ連 (当時)のアフガニスタン侵攻や米国のベトナム戦争など大国の軍事 介入で使われてきた論理」と指摘。「(自衛隊の)イラク派遣が日本 にとっては限界だったと思う。あれ以上はひつぎが帰ってくることを 考えなくてはならないが、政治家にその覚悟があるのか」と厳しく批 判した。
かつて自民党の勉強会に参加してきた小林氏は「憲法を無視する安 倍内閣は倒さないといけないと思うようになった」と強調した。
国民安保法制懇は五月に結成。ほかに阪田雅裕元内閣法制局長官ら がいる。
安倍内閣は閣議決定に基づき、自衛隊法など関連する法律を改正す る方針を示している。 Copyright (C) The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved
「国民安保法制懇 立ち上がる」というタイトルにしましたが、 >国民安保法制懇は五月に結成 ということなので、実際には5月に立ち上がってるわけですが、、、。
安倍っち(安倍晋三・首相)が「集団的自衛権は行使できないのだろう か?」と諮問したという安保法制懇(安全保障の法的基盤の再構築に関 する懇談会)をもじってというか対抗して命名した組織ですかねぇ?
>「閣議決定は憲法に違反している。政府が行おうとしている関連法 >改正も違憲性が高い」 と集会を開いて批判したそうですが。
まぁ~、最高裁の裁判官にアンケート調査をして、「集団的自衛権の 行使は違憲だと思いますか?」と聞いても、答えてはもらえないでし ょうから、「憲法学者100人に聞きました」と、日本を代表するような 憲法学者のみなさんに「違憲じゃないでしょうか?」と聞いてみたら どうかと思うのですが、、、。 私が見逃してるのかもしれませんが、そのような動きはないようで すが。(T_T)
まっ、「日本を代表する憲法学者100人」に選ばれなかった人から恨ま れるのが怖いとか、150人くらいに聞かないと100人分の答えが集ま らないとか、いろんな理由があるのかもしれませんけど、ぜひ、や ってほしい調査ですよねぇ。
いやぁ~、アメリカの連邦最高裁だと、9人の判事が、4人は保守、4 人はリベラルと別れ、残りの1人がどちらにつくかで違憲か合憲かが 決まるとなるのでしょうけど、、、。
もちろん、このように分かれるのは拮抗した場合で、誰がどう見ても それは違憲だろうというものは「違憲が確認された」と、ほぼ全員一致 で違憲となるのだと思いますが。
でも、アメリカだと、みんなが違憲だと思うようになるまで放置はさ れませんよねぇ? 日本では、去年でしたか、婚外子差別違憲判決が出ましたが。 審理に加わらなかった1人を除いて14人全員一致で「違憲!」というん でしょ。
でもこれ、1995年には合憲という判断でしたよねぇ? 1995年には合憲で、2013年には違憲というのなら、2000年から2005年 のどこかなら、8対7くらいで違憲となったのではないかという気もす るのですが。(?)
まぁ、毎年毎年ちょっとずつ合憲から違憲に近づいていくのではなく て、コップに水を注いでいくと、ある瞬間に溢れ出すように、ある日 突然違憲!となるのかもしれませんけど、、、。(?)
どうでしょうねぇ、今最高裁判事をしている人は、「これが最高裁に 来たら、厄介だなぁ~」などと思ってるんでしょうか、、、? 意外と、「こんなの違憲に決っている。早く最高裁に持って来い!」 などと思っていたり、、、?
う~ん、婚外子差別については、1995年には合憲とし2013年になって 違憲としたような日本の最高裁が、果たして集団的自衛権について、 どのような判断をするのか、、、。 楽しみなような、怖いような。(@_@)
3段落目、 >「(自衛隊の)イラク派遣が日本にとっては限界だったと思う。あ >れ以上はひつぎが帰ってくることを考えなくてはならないが、政治 >家にその覚悟があるのか」と厳しく批判した。 という柳沢協二元官房副長官補ですが。
まっ、安倍っちには、その覚悟というのはあるのだと思いますけど。 ただ安倍っちは、それを口にしないんですねぇ。(>_<) この前の記事には安倍っちの性格を「自己陶酔」、、、じゃなくて、 「自己愛が強い」でしたか。そんな分析をする人がいましたが。
もしかしたら、国以上に自分が好きなのかも!?
それはどうかわかりませんが、自衛隊員の危険が増すということは 絶対に認めませんよねぇ、安倍っち。 まぁ、自衛隊員の危険が増すことに気がつかないほどおバカではな いと思うので、やっぱり知っていてそれを言えない、言わないとい うことですか。
でもなんか、中国や北朝鮮に対しては「絶対に負けないぞぉ~!国 民を守ります!」などと言えるんですが、その国民に本当のことを 言えないというのは、どうなんでしょう、それが本当の「強さ」なん でしょうかねぇ?
どうも、海外の「あの人たちはおかしい、間違ってる!」と言える人 たちに対してだけ強いのでは、、、? まぁ、国内でも、「民主党の立ち位置がわからない」とか弱点を持っ てる人たちには強いんですよ、、、。
それって、本当の「強さ」?
4段落目、 >「憲法を無視する安倍内閣は倒さないといけないと思うようにな >った」 という小林節慶応大名誉教授ですが。
でも、その安倍内閣を倒して、民主党内閣にしようにも、今の民主 党は、あまりにも頼りないので、安倍内閣に代わるものがないんで すよねぇ~。(*_*)
あっあと、記事とは離れますが。 どこかの市長が、「徴兵制」になるのでは?と心配しているとか。 まぁ~、ちょっと先走り過ぎという気もしますが、、、。 本当に心配しなければならないのは、自衛隊員の危険が増すとなると 入隊希望者が減って、それでも人材を确保しようとなると、給料を上 げる必要が出てくると。
すると、防衛費が増えますが、青天井というわけにもいかず、人件費 が増えた分、装備品が削られると、、、。 戦車や戦闘機の数が減ったり、イージス艦の配備が遅れたり、、、。
となると、安倍っちは、「抑止力が高まり、日本はより安全になる」と 豪語してますが、実際には、防衛力が弱まる方向へ向かうのでは?
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