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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2022/10/31のツイートまとめ

kameiasami

ツルゲーネフ原作『その前夜』Накануне, 1985, (その1)
https://t.co/aL8lvuDLr8
『その前夜』(その2)
https://t.co/XqtWXAQFMI
10-31 23:34

比企子爵は、幼少のみぎり馬に頭を蹴られて脳が悪くなりましたが、これはアニメ版の《天才バカボン》で天才だったバカボンのパパが「バカ」になったのと同じ原因ですね。
10-31 22:20

【馬に頭を蹴られる】
〈「幼少のをり頭を馬に蹴られたのですよ。其からといふものは深く学問をするでもなく、頓と隠居じみて了つたのですが。」
「それでは脳がお悪いのですな。」
「真箇脳が宜くないのです。(略)」〉
徳田秋聲『雲のゆくへ』(七)(春陽堂、明治34年9月)より。
10-31 22:20

「色道大鏡」18に
「急がぬ時は三枚肩、急ぐ時は四枚或(あるいは)六枚、其道路飛ぶがごとくにして」
とあるように、三人、六人で交代に担ぐこともあったようです。
10-31 09:23

【四枚肩】
「内証はしらず光りわたる衣服、四枚肩にても飛ばせる勢なるに」
飛花窓文母「奇談 玉婦伝」巻3「傷二女情」より。
日国によれば「駕籠を四人でかつぐこと。急用の場合や、見た目を派手にする場合に用い、特に遊里へ行くときなどに多く行なわれた」。
10-31 09:22

【しら化け】
「内方心遣ひなるべしとしら化に発言するにぞ」
飛花窓文母「奇談 玉婦伝」巻3「傷二女情」より。
「しら化け」はそらとぼけること。
徳田秋聲の明治30年代の小説で「白化(しらばつく)れる」の文字を当てている例がありますね(『辰』昭和31年9月「国民新聞」)。
10-31 09:20

(鐺が詰まる)は、「刀のさやの先端が詰まって短くなる。転じて、抜き差しならない状態になる。借金などのために、経済的に動きがとれなくなる」こと。
引用の少し後に贋医者が「相口の小尻つまりける」という表現もあります。「相口(匕首)」は堅気の仕事をしていないことを表すのでしょう。
10-31 09:18

【鐺が詰まる】
「思ふ様に夫婦暮もなりかね、しだひにこじりのつまりぬるにもいとはず、妻の徳女は白粉を粧、(中略)色めきわたりけるに、さしもの直八もあきれ果、言葉さがなくいひあへることも折々なりける」
飛花窓文母「奇談 玉婦伝」巻3「傷二女情(二女の情を傷る)」より。
こじりのつまる
10-31 09:18

  1. 2022/11/01(火) 05:01:09|
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