◇ おカネはどこに消えた? = 日銀の買い入れ資産残高は5月末で159兆円。FRBは昨年9月から本年4月の間に3兆ドルの資産を購入した。日米を合わせると、450兆円に近い資金が市場に供給されたことになる。このカネ余りで株価は急騰してきたが、5月22日から潮目が変わった。
引き潮は先週も継続。日経平均は191円の下げ。ダウ平均も178ドルの値下がりとなった。ところが株式市場から逃げ出したおカネは、債券市場にも商品市場にも流れていない。つまり投資家はFRBの金融緩和が終了することを恐れて、ファンドも個人もおカネを手許に温存し始めたと考えられる。
そのFRBが、今週18-19日にFOMC(公開市場委員会)を開く。その結果しだいで、投資家がいっそうリスク回避の姿勢を強めるか、それともおカネを再び市場に注入するかが決まるだろう。したがって今週の焦点は、このFOMCに集中する。結果は日本時間20日未明に予定されるバーナンキ議長の会見で明らかになる。
今週は17日に、4月の第3次産業活動指数。19日に、5月の貿易統計。アメリカでは17日に、6月のNAHB住宅市場指数。18日に、5月の消費者物価と住宅着工戸数。20日に、5月の中古住宅販売とコンファレンスボードの景気先行指数が発表になる。そして18-19日にはFRBがFOMCを開く。
≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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引き潮は先週も継続。日経平均は191円の下げ。ダウ平均も178ドルの値下がりとなった。ところが株式市場から逃げ出したおカネは、債券市場にも商品市場にも流れていない。つまり投資家はFRBの金融緩和が終了することを恐れて、ファンドも個人もおカネを手許に温存し始めたと考えられる。
そのFRBが、今週18-19日にFOMC(公開市場委員会)を開く。その結果しだいで、投資家がいっそうリスク回避の姿勢を強めるか、それともおカネを再び市場に注入するかが決まるだろう。したがって今週の焦点は、このFOMCに集中する。結果は日本時間20日未明に予定されるバーナンキ議長の会見で明らかになる。
今週は17日に、4月の第3次産業活動指数。19日に、5月の貿易統計。アメリカでは17日に、6月のNAHB住宅市場指数。18日に、5月の消費者物価と住宅着工戸数。20日に、5月の中古住宅販売とコンファレンスボードの景気先行指数が発表になる。そして18-19日にはFRBがFOMCを開く。
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