◇ NYは“新型バブル”の花盛り = ダウ平均は先週647ドルの値上がり。終り値は3万3800ドル台に乗せて、またまた最高値を更新した。好調な雇用統計やISM(サプライ・マネジメント協会)の景況感調査が、明るい材料に。同時に長期金利も1.75%にまで上昇、バイデン大統領の大増税計画も発表されたが、ほとんど無視してしまう。3月には下げたハイテク株が買われ、コロナで打撃を受けた飲食・宿泊・航空関連も反騰した。ニューヨーク市場はいま、膨大な資金に支えられて崩壊しない新型バブルの恩恵を十分に楽しんでいる。
日経平均は先週86円の値下がり。週初には3万円台を回復したが、あと反落した。2月半ばに3万円を超えたが、これで4回押し戻されている。この3週間でダウ平均は1173ドル上昇したが、日経平均は24円の下落だった。日経平均も新型バブルの影響で底堅いが、やはりコロナの再燃と景気の先行き不安が株価の足を引っ張っている。
各国中央銀行によってばら撒かれた、壮大なカネ余り。株式市場で運用せざるをえないから、少々の悪材料には目をつぶる。これが新型バブルの特長で、なかなか破裂しない。この傾向はまだ続きそうだから、ニューヨーク市場の活況は持続する可能性が大きい。東京市場はコロナの勢いしだい。今週も3万円の征服は難しそうだ。
今週は12日に、3月の企業物価。14日に、2月の機械受注。アメリカでは13日に、3月の消費者物価。15日に、3月の小売り売上高と工業生産、4月のNAHB住宅市場指数。16日に、3月の住宅着工戸数、4月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が13日に、3月の貿易統計。16日に、1-3月期のGDP速報、3月の小売り売上高、鉱工業生産、固定資産投資額を発表する。なお16日に、ワシントンで日米首脳会談の予定。
≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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各国中央銀行によってばら撒かれた、壮大なカネ余り。株式市場で運用せざるをえないから、少々の悪材料には目をつぶる。これが新型バブルの特長で、なかなか破裂しない。この傾向はまだ続きそうだから、ニューヨーク市場の活況は持続する可能性が大きい。東京市場はコロナの勢いしだい。今週も3万円の征服は難しそうだ。
今週は12日に、3月の企業物価。14日に、2月の機械受注。アメリカでは13日に、3月の消費者物価。15日に、3月の小売り売上高と工業生産、4月のNAHB住宅市場指数。16日に、3月の住宅着工戸数、4月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が13日に、3月の貿易統計。16日に、1-3月期のGDP速報、3月の小売り売上高、鉱工業生産、固定資産投資額を発表する。なお16日に、ワシントンで日米首脳会談の予定。
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