カとは? わかりやすく解説

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か〔クワ〕【×窠】

読み方:か

瓜を輪切りにした形に似た文様または紋所一説に、蜂の巣の形ともいう。窠の紋。木瓜(もっこう)。


か〔クワ〕【×銙】

読み方:か

古代革帯(かくたい)・石帯表面配列されている飾り金具金属または玉石製。


五十音図カ行第1音軟口蓋無声破裂子音[k]と母音[a]とから成る音節。[ka

平仮名「か」は「加」の草体片仮名「カ」は「加」の偏。

[補説] 歴史的仮名遣い合拗音「くゎ」は現代仮名遣いでは「か」と書く。「くゎじ(火事)」は「かじ」、「くゎがく(科学)」は「かがく」など。


[副](主に「かく」と対比した形で用いられあのように

上つ瀬生ふ玉藻下つ瀬流れ触らばふ玉藻なす寄りかく寄り」〈万・一九四〉


【一】[副助]種々の語に付く。

疑問語に付いて、または「…とか」の形で)不確かな意を表す。「どこ—で会った」「彼も来ると—言っていた」

疑い気持ち推定する意を表す。「心なし顔色さえないようだ」「気のせい—彼女のひとみがぬれているように思われる

(「かもしれない」「かもわからない」の形で、または「かも」の形で終助詞のように用いて不確かな断定を表す。「急げば間に合う—もしれない」「やってはみるが、だめ—もわからないからね」

【二】[終助]文末ある種々の語に付く。

質問疑問の意を表す。「君も行きます—」

反語の意を表す。「いいかげんな意見にどうして賛成できよう—」

難詰反駁(はんばく)の意を表す。「そんなこと知るもの—」

勧誘依頼の意を表す。「そろそろ行こう—」「手伝っていただけません—」

多く「…ないか」の形で)命令の意を表す。「はやく歩かない—」「よさない—」

驚き感動気持ちを表す。古語では、多く「も…か」の形をとる。「だれかと思ったら、君だったの—」「なかなかやるじゃない—」

浅緑糸よりかけて白露を珠(たま)にもぬける春の—」〈古今・春上〉

引用したの意味やある事実確かめ自分自身言い聞かせる意を表す。「急がば回れ—」「そろそろ寝るとする—」

【三】[並助]

(「…か…か」または「…か…」の形で)いくつかの事物列挙し、その一つ、または一部を選ぶ意を表す。「午後からはになるでしょう

「都へのぼって北野—、祇園—へ参ったとみえて」〈虎明狂・目近籠骨

(「…かどうか」「…か否か」の形で)疑いの意を表す。「公約実現される—どう—」「資格がある—否—が問題だ」

(「…か…ないかのうちに」の形で)ある動作同時に、または、引き続いて別の動作行われる意を表す。「横になるならない—のうちに、もういびきをかいている」

(「…か何か」「…かどこか」「…か誰か」の形で)最初の「か」の上にある語と類似同類のものである意を表す。「ライター—何—火をつける物を貸して下さい」「喫茶店—どこ—で話をしませんか

【四】[係助]体言活用語連体形連用形副詞助詞などに付く。上代では活用語已然形にも付く。

文中にあって係りとなり、文末活用語連体形で結ぶ。

疑問を表す。

「かかる道はいかで—いまする」〈伊勢・九〉

反語を表す。

桃李(たうり)もの言はねば、たれとともに—昔を語らむ」〈徒然・二五〉

文末用法。

疑問を表す。

石見(いはみ)のや高角山の木の間よりわが振る袖を妹(いも)見つらむ—」〈万・一三二

反語を表す。

「心なきにそありけるほととぎす物思ふ時に鳴くべきもの—」〈万・三七八四〉

㋒(「(も)…ぬか」「(も)…ぬかも」の形で)願望の意を表す。…てくれないものかなあ。

「わが命も常にあらぬ—昔見し象(きさ)の小川行きて見むため」〈万・三三二

[補説] 【四】の「か」は、係助詞「や」と違って疑問語を含む文にも用いられる中世後半になり、係り結びが行われなくなるとともに両者も本来の性質失い用いられなくなり、「か」は副助詞、さらに江戸時代以降並立助詞としての用法も一般化するまた、「か」は「や」の衰退伴ってその文末用法を拡大し現代終助詞としての用法に引き継がれている。


[接頭]主として形容詞付いて、意味を強め語調整える。「—弱い」「—細い」「—黒い」


接尾状態・性質を表す語または語素付いてそのような状態・性質であることを表す。多く、さらにその下に「に」または「だ(なり)」を伴って副詞または形容動詞として用いられる。「さだ—」「しず—」「のど—」「いささ—」


か【下】

読み方:か

[音](漢) (呉) [訓]した しも もと さげる さがる くだる くだす くださる おろす おりる

学習漢字1年

[一]〈カ〉

空間的位置関係の低い方。「下部下方階下眼下地下直下天下皮下

時間順序が後の方。「下記下元下弦/以下」

階級身分程度が低い方。「下院下情下層下等下僚

空間的時間的範囲限定する語。「県下言下時下城下目下占領下

支配影響を受ける側。「管下麾下(きか)・傘下配下部下門下

貴人尊称添える語。「閣下貴下殿下陛下

脇付(わきづけ)に用いる語。「机下虎皮下

上から下へ、高い方から低い方へ移動する。「下降却下降下沈下低下投下落下

中央から地方へ、中心から周辺へ移る。「西下南下

10 上位者から下位者へ渡し与える。「下賜下付下命

[二]〈ゲ〉

[一]1に同じ。「下界下段上下

[一]2に同じ。「下巻下刻下旬

[一]3に同じ。「下品・下郎下剋上(げこくじょう)・下世話凡下

[一]8に同じ。「下山下車下馬下落下痢

[一]9に同じ。「下向下野

[一]10に同じ。「下知宣下

へりくだる。「卑下

[三]〈した〉「下着・下手・下見・下役靴下手下年下軒下幕下目下床下

[四]〈しも〉「下座・下手/風下上下(かみしも)・川下

[五]〈もと〉「足下膝下(ひざもと)」

難読下火(あこ)・下炬(あこ)・下司(げす)・下種(げす)・下衆(げす)・白帯下(こしけ)・下枝(しずえ)・下総(しもうさ)・下野(しもつけ)・下手(へた)

「下」に似た言葉

か【下】

読み方:か

接尾名詞付いてそういう状態のもとにある、その中でのことである意を表す。「戦時—」「意識—」


か【仮〔假〕】

読み方:か

[音](漢) (呉) [訓]かり

学習漢字5年

[一]〈カ〉

本物本式ではなく一時的な間に合わせ一時的な見せかけ。「仮称仮性仮説仮題仮定仮名仮面

一時的に。「仮寓(かぐう)・仮設仮泊仮眠

かりる。「仮借(かしゃ)」

ゆるす。「仮借(かしゃく)/寛仮(かんか)」

[二]〈ケ〉[一]1に同じ。「仮病虚仮(こけ)」

[三]〈かり〉「仮初(かりそめ)・仮寝仮処分

難読仮字(かな)・仮令(たとい・たとえ)


か【×伽】

読み方:か

人名用漢字] [音]カ(漢) ガ(呉) キャ(慣) [訓]とぎ

[一]カ・ガ梵語カ・ガの音に当てた字。「伽藍(がらん)/閼伽(あか)・頻伽(びんが)・瑜伽(ゆが)」

[二]〈とぎ〉話し相手になること。「お伽話夜伽(よとぎ)」

難読伽羅(きゃら)


か【何】

読み方:か

[音](漢) [訓]なに なん いずれ なんぞ

学習漢字2年

[一]〈カ〉物事問いただす疑問詞。「幾何誰何(すいか)・無何有(むかう)」

[二]〈なに〉「何事何分何者・何故」

[三]〈なん〉「何回何時(なんじ)・何時(なんどき)・何人(なんにん)・何人(なんぴと)」

名のり]いず

難読如何(いかが)・如何(いかん)・如何(どう)・奈何(いかん)・幾何(いくばく)・何処(いずこ)・何処(どこ)・何時(いつ)・何所(どこ)・何方(どちら)・何方(どっち)・何方(どなた)・何故(なぜ)・何某(なにがし)・何卒(なにとぞ)・何為(なにをかなす)・何為者(なんするものぞ)


か【佳】

読み方:か

常用漢字] [音](慣) [訓]よい

姿形整って美しい。「佳境佳景佳人佳麗絶佳

すぐれているりっぱな。「佳句佳作佳品

時機がちょうどよい。めでたい。「佳日佳辰(かしん)・佳節

名のり]よし


か【佳】

読み方:か

[名・形動よいこと。すぐれていること。美しいこと。また、そのさま。「味すこぶる—なり」「夕方景色もまた—である」


か【価〔價〕】

読み方:か

[音](漢) [訓]あたい

学習漢字5年

物の値段。あたい。「価格価額安価原価高価市価時価代価単価地価定価売価物価廉価

ねうち。「価値真価声価評価

数値。「原子価


か【価】

読み方:か

化学で、元素・基の原子価イオン電荷価数や、アルコール含まれる水酸基の数を表す。「二—の基」「多—アルコール

数学で、変数の各値についての関数の値の数を表す。「一—関数


か【処】

読み方:か

語素「が」とも》名詞または動詞連用形付いて、場所の意を表す。「奥—」「山—(やまが)」「すみ—」「隠れ—(かくれが)」


か【加】

読み方:か

[音](漢) [訓]くわえる くわわる

学習漢字4年

その上にのせる。足す。「加算加増増加追加添加倍加付加

行為を及ぼす。「加害加護加工加療冥加(みょうが)」

仲間にくわわる。「加入加盟参加

足し算。「加法

加賀(かが)国。「加州

カナダ。「日加

カリフォルニア。「加州

名のり]ます・また

難読五加(うこぎ)・加答児(カタル)・加奈陀(カナダ)・加農砲(カノンほう)・加之(しかのみならず)


か【化】

読み方:か

[音]クヮ)(漢) (呉) [訓]ばける ばかす

学習漢字3年

[一]〈カ〉

前と違った姿・状態になる。「化合化石悪化羽化開化気化激化硬化消化進化・退化同化孵化(ふか)・風化分化変化緑化老化

教育で人をよい方に変える。「感化教化徳化

自然が万物育て働き。「化育造化

化学」の略。「化繊/理化」

[二]〈ケ〉

[一]1に同じ。「化粧化身

[一]2に同じ。「教化能化

怪しい姿に変わる。ばける。「化生(けしょう)/権化(ごんげ)・変化(へんげ)」

名のり]のり

難読時化(しけ)


か〔クワ〕【化】

読み方:か

【一】[名]影響を他に及ぼすこと。

「恵を施し、道を正しくせば、その—遠く流れん事を知らざるなり」〈徒然一七一〉

【二】接尾主として漢語付いてそのような物や事、状態に変える、または変わるという意を表す。「映画—」「合理—」「近代—」


か【可】

読み方:か

[音](呉)(漢) [訓]よい べし

学習漢字5年

よい。よろしい。成績評価では良の次のランク。「可否不可優良可」

よろしいと認める。「可決許可裁可認可

できる。なし得る。「可視・可能・可燃性不可解不可欠不可思議不可侵不可分

…するがよい。それに値する。「可憐(かれん)・可及的

名のり]あり・とき・よく・よし・より

難読可惜(あたら)・可笑(おか)しい・可愛(かわい)い・可哀相(かわいそう)・生半可(なまはんか)・成可(なるべ)く・可漆(ベクうるし)・可杯(べくさかずき)


か【可】

読み方:か

良い悪い二段評価合格を示す。「栄養—」

《「可能」の略》よいとして許すこと。「分売も—」

成績などの段階を示す語。優、良の次。学校成績評価では、及第認められるものの最下位


か【×呵】

読み方:か

[音]カ(呉)(漢)

しかる。どなる。とがめる。「呵責(かしゃく)」

大きな声で笑うさま。「呵呵大笑(かかたいしょう)」


か【和】

読み方:か

⇒わ


か【×嘉】

読み方:か

人名用漢字] [音]カ(漢) [訓]よい よみする

すばらしい。りっぱな。「嘉肴(かこう)」

めでたい。「嘉節

ほめる。「嘉賞嘉納

名のりひろ・よし・よしみ・よみし


か【夏】

読み方:か

[音](漢) (呉) [訓]なつ

学習漢字2年

[一]〈カ〉

なつ。「夏季初夏銷夏(しょうか)・盛夏晩夏孟夏(もうか)・立夏冷夏

古代中国王朝名。「夏暦

中国自称。「華夏

[二]〈ゲ〉なつ。「夏至夏安居(げあんご)/解夏(げげ)・結夏半夏

[三]〈なつ〉「夏草夏場夏山常夏(とこなつ)・真夏

難読夏越(なごし)


か【夏】

読み方:か

[一]殷(いん)以前にあった中国最古王朝始祖は禹(う)。紀元前15世紀ごろの桀(けつ)王が暴政行ったため、殷の湯(とう)王に滅ぼされたという。

[二]五胡十六国の一。大夏のこと。

[三]中国宋の時代北西部タングート族が建てた国。西夏(せいか)。


か【嫁】

読み方:か

常用漢字] [音](漢) [訓]よめ とつぐ

[一]〈カ〉

女が他家にとつぐ。「降嫁再嫁

他になすりつける。「転嫁

[二]〈よめ〉「相嫁兄嫁花嫁

難読許嫁(いいなずけ)


か【家】

読み方:か

[音](漢) (呉) [訓]いえ や うち

学習漢字2年

[一]〈カ〉

人の住む建物。「家屋家宅人家農家廃家民家隣家

血縁集団の生活の場としての家。一家一族。「家事家政家族・家庭家風旧家国家婚家実家主家生家檀家(だんか)・貧家名家

自分の家の。「家兄家厳家父

その道専門にする人。一事秀でた人。「画家作家儒家諸家書家大家兵家専門家

そうした性向の強い人。そういう状態にいる人。「厭世家」「健啖家」「金満家」「倹約家

[二]〈ケ〉[一]2に同じ。「家来(けらい)/公家(くげ)・後家(ごけ)・在家出家他家当家武家分家平家本家宮家(みやけ)」

[三]〈いえ〉「家柄家路家元

[四]〈や〉「家賃家主借家(しゃくや)・平家(ひらや)」

名のり]え・お・やか

難読家鴨(あひる)


か【家】

読み方:か

接尾名詞に付く。

そのこと従事している人であることを表す。「咄(はなし)—」「革命—」「芸術—」「起業—」

そうした性向の強い人、また、そういう状態にいる人であることを表す。「愛妻—」「情熱—」「努力—」「好事—」「財産—」


か【寡】

読み方:か

常用漢字] [音]クヮ)(呉)(漢) [訓]すくない やもめ

少ない。「寡言寡少寡聞寡黙寡欲衆寡多寡

(徳の少ない意から)古代中国で、王侯謙遜していう自称。「寡君寡人

独り者配偶者のない人。夫に死なれた女。「寡婦鰥寡(かんか)」

難読寡婦(やもめ)


か〔クワ〕【寡】

読み方:か

人数または勢力少ないこと。⇔衆。

「—は遂に衆の敵ではなかった」〈芥川老いたる素戔嗚尊

配偶者のない人。やもめ。「—を守る」


か【彼】

読み方:か

[代]

多く「の」「は」を伴って用いる)遠称指示代名詞。あれ。かれ。

「兎追いし—の山」〈文部省唱歌故郷

「—の児ろと寝ずやなりなむはだすすき浦野の山に月(つく)片寄るも」〈万・三五六五〉

「何」と対になって並列される事物漠然とさす。「なんとか—とか不平を並べたてる」「何や—やとうるさい」


か【×戈】

読み方:か

[音]カ(クヮ)(呉)(漢) [訓]ほこ

横に撃って敵を引っかける武器。ほこ。「銅戈

武器戦争。「干戈兵戈

名のり]かた・とも・もち

難読戈壁(ゴビ)


か〔クワ〕【×戈】

読み方:か

古代中国使われ武器。ほこ。


か【日】

読み方:か

接尾助数詞。数を表す和語付いて日数数えるのに用いる。「十—」「三—三晩」「二月七—に降った

「いま幾(いく)—ありて若菜摘みてむ」〈古今・春上〉


か【暇】

読み方:か

常用漢字] [音](漢) [訓]ひま いとま

[一]〈カ〉仕事のない時間仕事のあい間。「閑暇休暇賜暇小暇寸暇請暇余暇

[二]〈ひま〉「暇人(ひまじん)/手間暇(てまひま)」


か【果】

読み方:か

[音]クヮ)(呉)(漢) [訓]はたす はてる はて

学習漢字4年

木の実。「果実果樹果汁果糖果肉結果堅果青果摘果落果

原因があって生じるもの。「果報悪果因果(いんが)・結果効果成果戦果

仏教悟り境地。「仏果

思い切ってする。「果敢果断

予想どおり。はたして。「果然

名のり]あきら・はた・まさる

難読無花果(いちじく)・果物(くだもの)・果敢(はか)ない


か〔クワ〕【果】

読み方:か

【一】[名]

《(梵)phalaの訳》仏語

原因から生じた結果。⇔因。

過去行為から生じた結果報い。⇔因。

仏道修行によって得た悟り境地

木の実くだもの

【二】接尾助数詞くだもの数えるのに用いる。「(かき)一—」


か【架】

読み方:か

常用漢字] [音](漢) [訓]かける かかる

物を載せるため支柱の上にかけ渡した台。また、。「架蔵画架開架銃架書架担架十字架

上にかけ渡す。「架橋架空架設架線高架

名のり]みつ

難読稲架(はさ)


か【歌】

読み方:か

[音](呉)(漢) [訓]うた うたう

学習漢字2年

[一]〈カ〉

うた。「歌曲歌劇歌詞歌謡哀歌演歌凱歌(がいか)・軍歌校歌国歌賛歌聖歌挽歌(ばんか)・牧歌四面楚歌流行歌

うたう。「歌手歌唱歌舞謳歌(おうか)・高歌放歌

和歌短歌のこと。「歌人歌壇歌碑歌風狂歌作歌詩歌選歌長歌連歌(れんが)」

[二]〈うた〉「歌会歌声船歌元歌童歌(わらべうた)・子守歌

難読]嬥歌(かがい)


か【歌】

読み方:か

漢詩の一体。もとは歌謡形式楽府(がふ)で、のちには「長恨歌」のように、古詩でも作られた。


か【河】

読み方:か

[音](漢) [訓]かわ

学習漢字5年

[一]〈カ〉

かわ。「河岸河口河川河畔運河(うんが)・山河(さんが・さんか)・大河(たいが)・渡河(とか)・氷河(ひょうが)」

黄河のこと。「河清河北江河(こうが・ごうか)」

天の川。「河漢銀河(ぎんが)・星河(せいが・せいか)」

河内(かわち)国。「河州摂河泉

[二]〈かわ〉「河上河岸河口

[補説] [二]普通名詞では「川」を使うことが多い。

難読河岸(かし)・河童(かっぱ)・河内(かわち)・河原(かわら)・河骨(こうほね)・河内(ハノイ)・河豚(ふぐ)


か【渦】

読み方:か

常用漢字] [音]クヮ)(慣) [訓]うず

[一]〈カ〉

うず。「渦動

混乱した状態。「渦中戦渦

[二]〈うず〉「渦潮


か【火】

読み方:か

[音]クヮ)(呉)(漢) コ(唐) [訓]ひ ほ

学習漢字1年

[一]〈カ〉

ひ。ほのお。「火炎火事火勢火力引火炬火(きょか・こか)・情火聖火耐火点火灯火発火噴火猛火烈火

火事。「火災火難怪火近火戦火大火鎮火防火類火

火力を使う。「火食火田

火力を使う道具鉄砲。「火器火薬鉄火

物事差し迫ること。「火急

[二]〈ひ(び)〉「火種火柱火花火元熾火(おきび)・鬼火篝火(かがりび)・口火下火炭火野火花火

[三]〈ほ〉「火影火屋

難読下火(あこ)・火燵(こたつ)・不知火(しらぬい)・烽火(のろし)・火熨斗(ひのし)・火傷(やけど)


か〔クワ〕【火】

読み方:か

火曜日

五行(ごぎょう)の第二位方位では南、季節では夏、五星では火星十干では丙(ひのえ)・丁(ひのと)に配する


か【×瑕】

読み方:か

[音]カ(漢) [訓]きず

玉のきず。欠点。「瑕瑾(かきん)・瑕疵(かし)/微瑕


か【×瓜】

読み方:か

人名用漢字] [音]カ(クヮ)(漢) [訓]うり

[一]〈カ〉

植物の名ウリ総称。「瓜田甜瓜(てんか)」

(「瓜」の文字分析から)女の十六歳。または、男の六十四歳。「破瓜

[二]〈うり〉「烏瓜(からすうり)・白瓜苦瓜真桑瓜(まくわうり)」

難読野木瓜(あけび・むべ)・南瓜(カボチャ)・胡瓜(きゅうり)・黄瓜(きゅうり)・西瓜(すいか)・冬瓜(とうがん)・糸瓜(へちま)・木瓜(ぼけ)・甜瓜(まくわうり)


か【禍】

読み方:か

常用漢字] [音]クヮ)(漢) [訓]わざわい まが

思いがけない災難。「禍根禍福奇禍災禍惨禍水禍舌禍戦禍筆禍輪禍

難読禍事(まがごと)・禍禍(まがまが)しい


か〔クワ〕【禍】

読み方:か

災いふしあわせ。「—を転じて福となす」「交通—」⇔福。


か【×禾】

読み方:か

人名用漢字] [音]カ(クヮ)(漢) [訓]いね のぎ

穀物総称。特に、イネ・アワ。「禾穀禾穂

名のり]ひで・ひいず


か【科】

読み方:か

[音]クヮ)(呉)(漢) [訓]しな とが しぐさ

学習漢字2年

物事系統的に分類すること。分類され部門一つ一つ。「科学科目医科学科教科外科工科専科百科分科文科予科理科

罪を区分した法律の条文また、それで罪を決めること。とが。「科料罪科重科前科金科玉条犯科帳

中国で、官吏登用試験科目。「科挙

俳優動作。しぐさ。「科白

難読科白(せりふ)・莫斯科(モスクワ)


か〔クワ〕【科】

読み方:か

物事区分した、その一つ学問・教育の場で系統別に分類したもの。「英文—の学生

生物分類上の基本階級の一。目(もく)の下位で、いくつかの属の集合からなるが、1属で1科を形成する場合もある。


か【稼】

読み方:か

常用漢字] [音](漢) [訓]かせぐ

穀物植える。「稼穡(かしょく)」

取り入れた穀物。「禾稼(かか)」

働く。かせぐ。「稼業稼動稼働参稼報酬

名のり]たか・たね


か【×窩】

読み方:か

[音]カ(クヮ)(慣) ワ(呉)(漢)

あな。あなぐら。「腋窩(えきか・えきわ)・眼窩(がんか・がんわ)・蜂窩

難読窩主(けいず)買い


か【箇】

読み方:か

常用漢字] [音](呉)(漢) コ(唐)

[一]〈カ〉個別のものを数える語。「箇所箇条三箇日(さんがにち)」

[二]〈コ〉

[一]に同じ。「一箇

物や場所を指す語。これ。この。「箇中/好箇・真箇

[補説] 古くは「竹」の半分をとって「个(か)」と書き、物を数える語に用い、後に形声文字の「箇(か)」に変えた

名のりかず・とも


か【箇/個/×个】

読み方:か

接尾助数詞。数を表す漢語付いてものを数えるのに用いる。「三—月」「五—条」「数—所」

[補説] 「箇」の略体「个」を「ケ」と略したころから、「三ヶ月」のようにも書く。この「ケ(ヶ)」は、「介」から出たかたかなの「ケ」と同形になっているが、起源異なる。


か【花】

読み方:か

[音]クヮ)(漢) ケ(呉) [訓]はな

学習漢字1年

[一]〈カ〉

はな。「花壇花瓶花弁開花菊花献花国花生花造花百花落花風媒花

花のように美しい。美しいもの。「花押花街花顔詞花名花

[二]〈ケ〉はな。「供花(くげ)・香花(こうげ)・沈丁花(じんちょうげ)」

[三]〈はな(ばな)〉「花形花束花火・花見・花道花嫁花輪徒花(あだばな)・尾花草花総花出花初花火花雌花

名のり]はる

難読紫陽花(あじさい)・八仙花(あじさい)・無花果(いちじく)・花魁(おいらん)・女郎花(おみなえし)・燕子花(かきつばた)・花梨(かりん)・花櫚(かりん)・花車(きゃしゃ)・山茶花(さざんか)・胡蝶花(しゃが)・石楠花(しゃくなげ)・茅花(つばな)・浪花(なにわ)・凌霄花(のうぜんかずら)・唐棣花(はねず)


か【苛】

読み方:か

常用漢字] [音](呉)(漢) [訓]さいなむ いら

きびしい。むごい。「苛酷苛税苛政苛斂(かれん)」

いらいらさせるちくちくする。「苛性


か【荷】

読み方:か

[音](漢) [訓] になう

学習漢字3年

[一]〈カ〉

植物の名ハス。「荷葉

にもつをかつぐ。になう。「荷重荷担負荷

にもつ。「在荷集荷出荷入荷

[二]〈に〉「荷主荷札荷物荷役重荷倉荷初荷・船荷」

名のり]もち

難読稲荷(いなり)・荷前(のさき)・薄荷(はっか)・歩荷(ぼっか)・茗荷(みょうが)


か【荷】

読み方:か

接尾助数詞。数を表す漢語付いて一人が肩に担え物の量を単位として数えるのに用いる。「稲三—」


か【菓】

読み方:か

常用漢字] [音]クヮ)(呉)(漢)

おかし。「菓子製菓粗菓茶菓乳菓氷菓名菓冷菓

[補説] 原義は、お茶うけなど食用とされる果実


か【華】

読み方:か

常用漢字] [音]クヮ)(漢) (慣) ゲ(呉) [訓]はな

[一]〈カ〉

はな。「華道

はでで、はなやかなこと。「華燭(かしょく)・華美華麗栄華(えいが)・豪華繁華浮華

輝き。光。栄え。「月華光華国華

すぐれて美しいもの。「詞華精華

白い粉末。「鉛華

中国自称。「華僑華語華字中華日華

(「華」の文字分析から)六十一歳。還暦。「華甲

[二]〈ケ・ゲ〉はな。「香華散華法華(ほけ・ほっけ)・蓮華(れんげ)・優曇華(うどんげ)・万華鏡曼陀羅華(まんだらげ)」

名のり]は・はる

難読華奢(きゃしゃ)・華盛頓(ワシントン)


か〔クワ〕【華】

読み方:か

華やかなこと。はでなこと。


か【蚊】

読み方:か

双翅(そうし)目カ科昆虫総称。体や脚は細く、翅(はね)も細くて2枚あり、吻(ふん)が発達し針状。飛ぶときは毎秒2000回以上も翅を動かすため、羽音周波数は高い。雌は人畜刺し血を吸う。水面産みつけた卵からかえった幼虫水中にすみ、ぼうふらよばれる。さなぎは勾玉(まがたま)形をしていて、鬼ぼうふらよばれる。主に夏に成虫になる。イエカ・ハマダラカ・ヤブカなど種類多くアカイエカ日本脳炎を、ハマダラカマラリア媒介する。《 夏》「叩かれて昼の—を吐く木魚かな/漱石


か【×訛】

読み方:か

[音]カ(クヮ)(慣) [訓]なまり

本来の話や考えなどの内容いつのまにか変わる。「訛伝

正式の発音文字からずれる。なまる。なまり。「訛音訛言訛字転訛

[補説] 「譌」は異体字

難読訛声(だみごえ)


か【課】

読み方:か

[音]クヮ)(呉)(漢)

学習漢字4年

仕事勉強・税などを義務として割り当てる。「課業課税課題課徴金公課賦課

割り当てられ仕事勉強。「課外課程課目学課正課日課放課後

官庁会社事務の一区分。「課長庶務課


か〔クワ〕【課】

読み方:か

事務機構の小区分多く局・部の下にあり、係の上にある。「人事異動で—が変わる」「資材—」

教科書などの内容ひと区切り単元より小さ単位。「前の—を復習する」「第一—」


か【×譁】

読み方:か

[音]カ(クヮ)(漢) [訓]かまびすしい

やかまし騒ぎ立てる。「諠譁(けんか)」

[補説] 「嘩」は異体字


か【貨】

読み方:か

[音]クヮ)(呉)(漢)

学習漢字4年

お金。「貨幣悪貨外貨金貨硬貨通貨邦貨法貨

財産として値うちのある品物。「貨殖財貨

商品品物荷物。「貨客貨車貨物(かぶつ)・貨物(かもつ)/奇貨雑貨滞貨百貨

名のり]たか


か【過】

読み方:か

[音]クヮ)(呉)(漢) [訓]すぎる すごす あやまつ あやまち よぎる

学習漢字5年

通りすぎる。「過客過程過渡一過経過通過濾過(ろか)」

時間がたつ。すぎ去る。「過去過日過般過年度

事態そのままにしてすごす。「看過黙過

ある範囲基準をこえる。「過激過酷過剰過度過半過分過不足超過

あやまつあやまち。「過誤過失罪過大過


か〔クワ〕【過】

読み方:か

[接頭]化学で、標準となるものの原子価表されているよりも、多い割合元素結合していることを示す。「—酸化物」「—塩素酸」「—マンガン酸カリウム


か【×霞】

読み方:か

人名用漢字] [音]カ(漢) [訓]かすみ かすむ

かすみ。もや。「雲霞煙霞

朝焼け夕焼け。「晩霞


か【靴】

読み方:か

常用漢字] [音]クヮ)(呉)(漢) [訓]くつ

[一]〈カ〉くつ。「軍靴製靴半靴(ほうか)・隔靴掻痒(かっかそうよう)」

[二]〈くつ(ぐつ)〉「靴音靴下靴墨雨靴革靴木靴短靴長靴半靴


か【×顆】

読み方:か

[音]カ(クヮ)(呉)(漢) [訓]つぶ

丸くて小さなもの。つぶ。「顆粒(かりゅう)/一顆


か〔クワ〕【×顆】

読み方:か

医学で、骨の丸みをおびた突出部。「大腿骨外側—(だいたいこつがいそくか)」


か【香】

読み方:か

かおり。におい。現代では、良いにおいをさすことが多い。「磯の—」「湯の—漂う温泉街

美し色つや光沢

榊葉(さかきば)の—をかうばしみ」〈宇津保・嵯峨院〉


か【鹿】

読み方:か

シカ古名

妻恋に—鳴く山辺秋萩露霜み盛り過ぎ行く」〈万・一〇〇

「鹿」に似た言葉

読み方:カ(ka

の窠の卵を包容する形を表現した漢民族模様、又は穴をさす。


読み方:ケ(ke), カ(ka

律令制下規定され官人休暇

別名


読み方:ケ(ke), カ(ka

律令制下規定され官人休暇

別名


読み方:カ(ka

律令制の軍団における行動・生活上の単位


読み方:カ(ka), タシラカ(tashiraka), ミカmika), モタイ(motai)

飲食物を盛る器の総称


読み方:カ(ka

過大なこと、おおげさなこと。


この群のグループ
特徴
 カ類はハエ目カ科Culicidaeに属す昆虫で、地球上人類誕生するはるか前の1億5000年前には既に存在していたと言われています。現在では、世界3000種以上、日本には100種あまり分布してます。
 カ類の大部分種類吸血性ですが、吸血するのは雌だけで、雄は花の蜜植物の露などを吸って生きてます。幼虫は「ボウフラ」とも呼ばれ水の中生活していますが、発生する水域環境種類によって異なってます。
 カ類は、人を吸血し、それによって「腫れ」や「かゆみ」を与え代表的な害虫です。そればかりでなくマラリアフィラリア黄熱デング熱脳炎など、恐ろしい伝染病媒介するため、世界的に重要な衛生害虫となってます。近年は「西ナイル熱」の国内侵入警戒されており、カ()はそのウイルス媒介者であることから、いっそう注目されています。
 害虫となるカ類には、イエカ類、ヤブカ類、ハマダラカ類などがありますイエカ類は夜間家屋飛来し侵入して吸血ます。主な種類としてアカイエカチカイエカコガタアカイエカなどがありますヤブカ類は墓地などに生息し、昼に吸血ます。主な種類としてヒトスジシマカトウゴウヤブカなどがありますハマダラカ類の代表種シナハマダラカで、農村地帯多く水田湿地から発生します
防除
 排水管側構ゴミ溜まって水はけ悪くなると、溜まり水からカ()が発生しますから、時々注意して清掃行います空き缶や古タイヤ水はけの悪いゴミ廃棄物屋外放置されたままになっていると、そこに雨水溜まりアカイエカヒトスジシマカ発生源なりますから、やはり日頃清掃が大切です。竹の切り株が溜まるとヤブカ類にとって最も適した発生源なりますから、竹林近くにある場合には、竹の切り株を土で覆ってしまうのも1つ方法です。ヤブカ類が多い墓地に行く時には、カ()の忌避スプレー持参し皮膚塗布する暫く吸血被害を防ぐことができます
 屋内によく飛来する場合には、網戸防虫ネット設置して侵入経路遮断します。排水管トラップ機構不具合があると、そこからカが侵入して来ることがありますので、注意が必要です。チカイエカビルなどの下水から発生したものがマンホール劣化したパッキン隙間、壁の排水管貫通口の周囲、壁の亀裂などを通じて侵入してきますので、隙間見られたら修繕するか、パテコーキング剤などで塞ぎます。
 道路際にある雨水マスが、家屋周辺では最もカの発生源になり易い場所ですから、特に注意が必要です。幼虫ボウフラ)は水面付近生活していますので、発生見られ場合には幼虫対策としてIGR剤有機リン剤投与します。下水などはなるべく定期的に点検するようにします。
 下水成虫対策として、格子状場合には、防虫ネット挟んで、上からをすると、羽化成虫出現産卵防げます。ただしネットゴミ除去ネット破損修繕も必要です。下水層の中の成虫殺虫には、マンホール内に蒸散性の殺虫プレート吊り下げます成虫飛んで出て来場合には、殺虫剤エアゾール噴霧ます。
 室内侵入したカ()に対しては、ライトトラップ電撃殺虫多少効果ありますが、これだけ駆除することはできません。家庭用ピレスロイド蒸散はカ()を殺すだけでなく、吸血阻害忌避効果あります
 大量に発生している場合には専門業者依頼します業務用幼虫対策用の殺虫剤下水などに投与すると共に成虫対策として、ピレスロイド剤ミスト噴霧または炭酸ガス製剤空間噴霧行います


読み方:カ(ka

カ科昆虫総称


読み方:カ(ka

カ科昆虫総称


名前 CaKaKha; Qaa

読み方:か

  1. 三。〔荒物商〕
  2. 三。〔料理屋

分類 料理屋荒物

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:カ(ka

ハエ目カ科昆虫総称。人や動物をさして血を吸い伝染病なども伝播するものもい

季節

分類 動物


読み方:カ(ka

所在 千葉県流山市


読み方:カ(ka

所在 滋賀県東浅井郡湖北町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 07:24 UTC 版)

カ科
ガンビアハマダラカ Anopheles gambiae
地質時代
中生代白亜紀後期セノマニアン-現生
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハエ目(双翅目) Diptera
亜目 : カ亜目(長角亜目、糸角亜目) Nematocera
下目 : カ下目 Culicomorpha
上科 : カ上科 Culicoidea
: カ科 Culicidae
学名
Culicidae
Meigen1818
英名
mosquito
亜科

(蚊)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科(学名: Culicidae)に属する昆虫である。イエカ属ヤブカ属ハマダラカ属など35、約2,500~約3000種が世界に存在し、うち日本は100種程度である(東京都福祉保健局による)[1]ヒトなどから血液を吸う吸血動物であり、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。

形態

Culiseta longiareolata (Macquart, 1838) のメス
体長
成虫ハエと同様、2枚のを持ち、後翅は退化して平均棍になっている。細長い体型で、は丸く、は長い。大きさは様々だが、ほとんどは15mm以下である。
消化管
カの消化管は前腸、中腸、後腸の3つの部分に分けられる[2]。前腸には唾液腺、食道などがある[2]。カには胃のほかに腹側吸胃と呼ばれる器官があり、中腸の入り口付近から分岐し、樹液の消化に用いる[2]。胃は中腸に位置しており血液を処理している[2]。中腸と後腸の中間にはマルピーギ管と呼ばれる、老廃物を尿として排出する器官がある[2]

生態

飛行速度
重量はわずか2–2.5mg、飛行速度は約1.5–2.5km/hほどであり、通常でも1秒間に520回以上羽ばたくが、吸血後は体が重くなるため大幅に羽ばたく回数が増え、それに伴い飛行速度は落ちる。カの飛翔距離やそれに起因する行動圏の広さは種によって様々である。
長崎県における調査によるとコガタアカイエカの通常の1日の行動範囲は1km程度であるが、中には1日で5.1kmの距離を飛ぶ個体もあり、また同種が潮岬南方500kmの位置から採集されている。これは風速を考慮すると高知県から24時間、あるいは静岡県から19時間で到達したと考えられている。その一方で、タイ王国バンコクにおけるネッタイシマカの調査では、24時間で37mしか移動していないことが記録されている。
JICAの公表する資料によれば、ハマダラカのうちタンザニアダルエスサラーム市(最大都市)とタンガ市(北部の港湾都市)で流行している土着マラリアの主要な媒介蚊 Anopheles gambiae真水で棲息)と An. merus塩水で棲息)の成虫の飛翔範囲は幼虫棲息地を中心に数百mであるという[3]。また同じハマダラカ類で、一日の飛翔距離は An. funestus で800 m 程度、An. pharoensis で9kmであることが記録されている。
羽音
蚊の羽音は400Hz–900Hz程度であり、種類によって異なる。羽音を利用した誘殺駆除や忌避グッズもあるが、羽音の10倍もの倍音を持つ3–6kHzの音を発する忌避グッズもある。こういった超音波や音波で蚊を避けるグッズは、2007年11月20日、日本の公正取引委員会により、公的機関での実験の結果「効果が認められない」とされ、景品表示法違反による排除命令が出された[4]

餌・吸血

口吻と餌
全てのカはオスもメスも長い口吻を持つ。この口吻は円筒状に巻いた上唇が食物を吸収する管となり、その下面には唾液を送り込む管となっている下咽頭、左右には針状の大顎、小顎が添えられている。そしてその全体を樋状になった下唇が鞘となって保護している。吸血対象動物の皮膚に刺針を差し込む時は、下唇を外部で「く」の字に折り曲げ、吸血後、刺針を再び被う。
通常の餌は、植物の蜜や果汁などの糖分を含む液体である。
吸血
吸血に際しては下唇以外の部分が、小顎先端の鋸歯で切り開かれた傷に侵入していき、毛細血管を探り当てる。メスはを発達させるために必要な、タンパク質を得るために吸血する。吸血の対象はヒトを含む哺乳類鳥類だが、爬虫類両生類魚類から吸血する種類もある。オスはメスと違い、血を吸うことはない。またオオカ亜科の場合、メスであっても吸血を行わない。
吸血の際は皮膚に口吻を突き刺し、吸血を容易にする様々なタンパク質などの生理活性物質を含む唾液を注入した後に吸血に入る。この唾液により血小板凝固反応は妨げられる。この抗凝固作用がないと血液は体内で固まり、蚊自身が死んでしまう。吸血を行う事で体内の卵巣の成熟が開始され[5]、卵の発達にも繋がる。
多くの蚊は気温が15以上になると吸血を始めると言われており、26度から31度くらいで最も盛んに吸血活動を行う。通常の活動期間内であっても気温が15度以下に下がったり、35度を越えたりするようなことがあると、野外では物陰や落ち葉の下などでじっとして活動しなくなる。
刺された痒み
また、この唾液は人体にアレルギー反応を引き起こし、その結果として血管拡張などにより痒みを生ずる。唾液は本来、吸引した血とともに蚊の体内に戻される。血液を吸引し終われば、刺された箇所の痒みは、唾液が戻されなかった場合よりは軽度になるとよく言われているものの、実際には、吸っている間に唾液も血と一緒に流れていくので必ずしも軽度になるとは言い切れない[6]。また、何らかの理由で吸引を中断し飛び立った場合、唾液を刺された体内に残したままであるため、痒みが残る。中和剤は存在せず、抗ヒスタミン薬リドカインを含む軟膏の塗布により抑えることになる。

生活環

幼虫(ボウフラ)

一生のうちで、幼虫成虫完全変態する。卵から蛹までの期間は種や温度によって変わる。イエカの一種 Culex tarsalis は、20℃の環境では14日で生活環を完成させる。25℃の環境では10日である。

卵はヤブカ類では水際に、オオカ類やハマダラカ類では水面にばらばらに産み付けるが、イエカ類では水面に卵舟と呼ばれるボート状の卵塊を浮かべ、数日のうちに孵化する。なお、産み付けられた卵や幼虫は産卵誘因フェロモンを放出しており、卵や幼虫がいる水ほど他の蚊が産卵しやすい。特定の細菌も蚊の産卵誘因物質を産生している。
幼虫 (ボウフラ)
幼虫は全身を使ってを振るような泳ぎをすることから、古名の「棒振り」「棒振り虫」が訛ってボウフラ(孑孒、孑孑[7])となった。地方によっては「ボウフリ」の呼称が残る。ボウフラは定期的に水面に浮上して空気呼吸をしつつ、水中や水底で摂食活動を行う。呼吸管の近くにあるは呼吸のためではなく、塩分の調節に使われると考えられている。
生息場所としては、主に流れのない汚れたなどに生息するが、ハマダラカの一部などで知られるようにきれいな水を好む種や、それ以外にも水たまりや水の入った容器の中など、わずかな水場でも生息する種がいる。トウゴウヤブカにみられるように、海水が混じるため海浜部にある岩礁の窪みの、しばしば高い塩分濃度になる水たまりにも生息するものも知られる。また、水田も蚊の生息地としては重要な場である。
ボウフラは環境の変化には弱く、水質が変化したり、水がなくなったりすると死滅しやすい。のような流れがあると生活できないものがいる一方、渓流のよどみを主な生活場所とするものもいる。特殊な環境で成長する種類もおり、樹木着生したアナナス類のの間にたまった水、食虫植物サラセニアの捕虫器内の水、波打際のカニの巣穴内などで成長する種類もいる。
ボウフラは空気呼吸するのに尾端にある呼吸管を使用するが、ハマダラカ類では呼吸管がないため、体を水面に平行に浮かべて、背面の気門を直接水面に接して呼吸する。幼虫のほとんどは水中のデトリタスや細菌類などを食べ、ハマダラカ類では水面に吸着した微生物、イエカ類では水中に浮遊する微生物や細かいデトリタス粒子、ヤブカ類では水底に沈んだ粗大なデトリタス塊を摂食する傾向が強い。オオカ亜科の幼虫は他の蚊の幼虫を捕食する。
オニボウフラ[1](鬼孑孒)と呼ばれる。から伸びた呼吸管がのように見えることに由来する。他の昆虫の蛹と同じく餌はとらないが、蛹としては珍しく幼虫と同じくらい活発に動く。呼吸は胸の「ホルン」と呼ばれる器官を使って行う。

進化史

知られている限り最も確実な最古のカの化石は白亜紀後期セノマニアンミャンマー琥珀から知られている[8][9]。2023年にレバノンの白亜紀前期(バレミアン)の琥珀から記載されたLibanoculex intermedius[10]は後にケヨソイカ科の双翅類であるとされるようになった[11]

人間との関わり

人間を殺している生物一覧英語版。2016年のビル・ゲイツ財団による報告によると最も人間を殺している生物1位とされた[12]

感染症の媒介者

カは人類にとって最も有害な害虫である。メスが人体の血液を吸い取って痒みを生じさせる以外に、感染症の有力な媒介者ともなる。カによって媒介される病気による死者は1年間に75万人にもおよび、2位の人間(47万5000人)を抑えて「地球上でもっとも人類を殺害する生物」となっている[13]マラリアなどの原生動物病原体フィラリアなどの線虫病原体、黄熱病デング熱脳炎ウエストナイル熱チクングニア熱リフトバレー熱などのウイルス病原体を媒介する。日本を含む東南アジアでは、主にコガタアカイエカが日本脳炎を媒介する。地球温暖化の影響で範囲が広くなっている問題もある。カによる病気の中で最も罹患者及び死者の多い病気はマラリアであり、2015年には2億1400万人が罹患して43万8000人が死亡した[14]。こうしたカによる感染症はカの多く生息する熱帯地方に発生するものが多く、マラリアをはじめ黄熱病やデング熱などはほぼ熱帯特有の病気となっている。また、カが媒介する伝染病は特定の種類のカによって媒介されることが多く、マラリアはハマダラカ、黄熱病やデング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカ、ウエストナイル熱はイエカ、ヤブカ、ハマダラカによって媒介される[15]

蚊によって媒介される感染症は、感染源によって3つのタイプに分かれる。家畜や野生動物などからしか人間に感染しないもの、家畜や野生動物および感染した人間から人間に感染するもの、そして人間の間でしか感染しないものである。最初のタイプは日本脳炎などが該当し、野生動物(日本脳炎の場合は水鳥)や家畜(日本脳炎の場合はブタ)から吸血した蚊がウイルスを保持するようになり、その蚊が人間から吸血することでその人間に感染する。このタイプの場合、感染した人間から他の人間や動物には感染しない。2番目のタイプには黄熱病やデング熱などが該当し、野生動物(黄熱病やデング熱の場合はサル)およびそれらに感染した人間から吸血した蚊がウイルスを保持するようになり、その蚊が別の人間を吸血することでその人間に感染する。3番目のタイプにはマラリアなどが該当するが、これらの病原菌は動物は保持しておらず、感染した人間から蚊が吸血することによってのみ病原体が広まる。このため、周囲にマラリア感染者がまったく存在しない場合は、マラリアに感染する可能性はない。一方前二者のタイプにおいては感染経路において人は一部のみ、または全く関与していないので、感染者がいなくとも流行が起きることはありうる[16]

不快害虫

深夜の3~5時あたりでも活動しており、刺された痛み(痒み)や羽音で睡眠を阻害される事もあり、日常生活に悪影響を及ぼす面でも忌み嫌われている。

吸血宿主選択性(蚊に刺されやすい人、刺されにくい人)

血液型
よく刺されやすい血液型と、刺されにくい血液型があると言われる。一般的には、O型が刺されやすく、A型が刺されにくいと言われている。これに関して検証した事例は世界的に見てもほとんど無いが、富山医科薬科大学で研究が行われ、論文が発表された[17]
しかし、血液型性格分類でされる批判と同じく、数ある血液型の中で特別ABO式を基準にする科学的根拠はなく、蚊の吸血行動に影響を与えそうな血液型由来の物質も、現在のところ知られていない。
二酸化炭素・温度
蚊は二酸化炭素の密度が高いところへ、周りより温度が高いところへ向かう習性がある。体温におい、周りとの二酸化炭素の密度の違いなどで血を吸う相手を探している。そのため体温が高く、呼吸回数が多い、つまり新陳代謝が激しい人は特に刺されやすい。生物の呼吸や代謝以外に、刈払機などの内燃機関の排気ガスにも寄ってくる。普段は刺されにくい人でも、新陳代謝量が増える運動をした後や、ビールを飲んだ後は刺されやすくなる。また、足のにおいを好み、足の方に集中する。
吸血宿主である動物が呼気中に排出する炭酸ガス量は、ニワトリは25ml/min、ヒトは250ml/min、ウシウマなどの大型家畜は2,500ml/minであり、炭酸ガス量に対する複数の種類の蚊の反応と、これらの動物への蚊の嗜好性がよく一致することから、関連性があるといわれている[18]
湿度
蚊は湿度にも反応する。例えばをかいて、それが蒸発すると蚊が反応し、刺されやすくなる。したがって、汗かきの人は刺されやすい。汗の中のL(+)-乳酸が誘引物質として認められている[18]
肌・服の色
黒色の服はを吸収しやすいため、黒い服を着ていると刺されやすくなる。白色の服は熱を吸収しにくいので、刺されにくくなる。また肌の色についても、インド人ビルマ人、中国人(華人)の混住するミャンマーではインド人が最も蚊による感染症リスクが高く、体色の違いとともに臭いが関連していると予想されている[18]
羽音の可聴音
成人(25〜30歳以上)になると可聴音の範囲が徐々に狭まり、蚊が出す高音域の羽音(およそ17kHzの低周波音。「モスキート音」と呼ばれる)を聞き取ること(“キーン” “フーン”という擬音で形容される)が困難となり接近しているのがわからず刺されやすくなる。
性別
男性の方が刺されやすい。これは発汗による水分蒸散の量が関連していると考えられる。50人の男性の平均刺咬数は50人の女性のそれより大きいことが実験されている[18]
性ホルモン
月経と関連して、平均刺咬数が多く吸血誘引性つまり刺されやすさに周期性を認めることができることが実験されている[18]
その他の誘引物質
一部の短鎖脂肪酸[18]含硫アミノ酸[18]アンモニア[19]1-オクテン-3-オール[20][21]、その他の体臭[22]

文化

俳句では「蚊」「孑孑(ボウフラ)」ともに季語とされる[23][24]滋賀県守山市は湿地が多く、古くは蚊の名所として知られ、人間ほどの蚊が出るという伝説があった。この蚊は狂言『蚊相撲』に登場し、人間に相撲を取ろうと持ちかけて近づき、血を吸おうとするが正体を見破られ、で煽がれて退治される。

血のDNA検査

人の血を吸った蚊の体内に残るヒトDNA型を鑑定することで、吸血2日後まで個人が特定できることを、名古屋大学大学院医学系研究科の山本敏充准教授らの研究グループが実験で確かめた。この研究では、グループは殺虫剤「キンチョール」で知られる大日本除虫菊(KINCHO)の協力を得て、無菌状態で飼育された蚊を入手した。国内で一般的なヒトスジシマカ、アカイエカにヒトの血を吸わせ、一時間後から72時間後まで数時間ごとに体内のヒトDNAを抽出。量や分解の程度を調べるとともに、DNA型による個人の識別を試みた。7人の被験者で検証した結果、吸血から48時間後までDNA型判定が可能だったという。いつ吸われた血か、半日単位で推定できることもわかった。グループは今後、1匹で複数のヒトの血を吸った場合の識別や、経過時間の精度向上を目指し、実験を続ける。山本准教授は「犯罪現場では蚊にも刺されてはいけない、という恐れが犯罪抑止につながれば」と話す。研究成果は2017年6月15日付米科学誌電子版に掲載された[25]

蚊の駆除・忌避・防除

成虫が活動する時期・場所

蚊は水たまりが発生源で、成虫は樹木や草むらで休む[26]ため、その近くは刺されないよう警戒したり、駆除を行ったりする対象エリアとなる。気温が18℃以上あれば活動でき、さらに季節による気温の変化が大きい日本では、成虫はに活発な行動を見せる。日本気象協会アース製薬と協力し、地域ごとに蚊に注意すべき度合いを「蚊ケア指数」として公表していた(2024年3月終了)[27]

化学的防除(殺虫剤)

使用中の蚊取線香
液体方式の電気蚊取(アースノーマット

除虫菊に殺虫効果があるとことは、古くから経験的に知られていた。また、蚊の一部の種は柑橘系の樹木・果実を嫌う習性があり、ネペタラクトンシトロネラ油忌避剤として利用されるほか、夏みかん等の果実の皮汁・果汁を人体に塗布する地方もある。

消費者心理として「天然成分の方が安全」との先入観を抱きがちであるが、天然成分で効果が示されるレモンユーカリ油は、ユーカリ油に含有するシネオールが呼吸・神経への危険性が指摘されているため、3歳未満の乳幼児の使用には注意喚起がなされている[28]

動物には忌避効果のある成分を含む植物を体に擦りつける習性を持つ種もある[29]

を沈めると、ボウフラを弱らせる効果が発見されており[30]、水の中に十円硬貨などの銅片を入れる、水の容器を銅製にする対策が行われたり、洗剤を水に溶かすと、界面活性剤によってボウフラが窒息し死滅することが知られている。

現代的な駆除は、家庭内では主に夜間に蚊取線香蚊取りリキッドハエゴキブリなども対象のスプレータイプの殺虫剤を使用して駆除を行う。日本において蚊などに用いる殺虫剤は医薬品医療機器等法に則り、厚生労働省が承認した、医薬部外品として取り扱われる。

蚊のための殺虫剤は、以下のとおり。

ピレスロイド系殺虫剤
除虫菊の成分を改変した一連の化合物。即効性で、家庭用としても多用される。揮発性は一部の化合物を除いて低い。除虫菊の殺虫成分は分解が早く、殺虫効力の低い異性体が多く混じっており、効力が低いために様々な構造の化合物が開発されている。除虫菊は、かつて蚊取り線香の原材料として使われていたが、現在では全化学合成で生産されている。
忌避性もあるため、開発途上国ではピレスロイド系殺虫剤を練り込んだ蚊帳世界保健機関(WHO)が採用して、普及を目指している。また壁用塗料にも取り入れられている[31]
有機リン系殺虫剤
ピレスロイドと比較して、相対的に毒性が高いため、防除業者用として用いられている。DDVPは揮発性が高いためにビル地下街など、閉鎖空間での防除に利用される。
DEETイカリジン(ピカリジン)
忌避剤であり殺虫力はない。野外活動時に皮膚に塗布したり、特殊な加工により繊維に練りこませて用いる。DEETはアメリカにて1946年に開発され日本では1962年に認可、イカリジンは1985年に開発され、2015年に本邦にて認可された。DEETは海外での動物実験による神経毒性が指摘されている[32]。そのため、国民生活センターでは、厚生労働省や殺虫剤メーカーに対し、DEETの使用について以下のように定めた[注釈 1][33]
DEET12%以下の商品
    • 6か月未満の乳児には使用不可
    • 6か月以上2歳未満は、1日1回まで
    • 2歳以上12歳未満は、1日1~3回まで
DEET30%の商品
    • 12歳未満には使用不可
なお、イカリジンの年齢制限は特に設けられていない。
巷では「DEET不使用」をアピールした忌避剤が販売されているため、DEETがさも危険であるかのように見受けられるが、DEET自体は危険ではなく、用法通りに使用すれば、安全である[33]。とくに、海外渡航への感染症対策にDEET配合忌避剤の使用が推奨されている[34]
BT
土壌微生物Bacillus thuringiensisislaelensis 株は、蚊に対して殺虫効果を示すが、価格が高く、利用できる場面も限られているため、今後の応用が期待されている。
DDT
環境や人体への影響が大きい薬剤である。リスクを考慮してもなお、南アジアなどマラリアによる被害が遥かに大きい地域で、限定的に用いられる。

代表的な駆除器具

かつて日本においては、ヨモギの葉、カヤの木、スギマツの青葉などを火にくべて、燻したで蚊を追い払う蚊遣り火という風習が広く行われていた。また、こうした蚊を火によって追い払う道具は蚊遣り具、または蚊火とよばれ、全国的に使用されており、大正時代まではこれらの風習が残っていた。

蚊の駆除器具として使用されているものとしては、蚊取り線香がある。ただしその歴史自体は非常に新しいものであり、和歌山県出身の上山英一郎線香に除虫菊の粉末を練り込んだものを1890年明治23年)に開発したのが始まりである。蚊取線香の殺虫能力は高く、大正時代末には、蚊遣り火や蚊遣り具に取って代わった。ただし蚊取線香も火を用いることには変わりなく、安全性を高めの処理を容易にするために、蚊遣器と呼ばれる陶器製の容器(ブタをかたどった物が特に有名)に入れて使用することも多かった。

やがて1963年には、アレスリンを電熱によって揮発させ、殺虫効果を得る電気蚊取が開発され、煙や灰が出ないことから、1970年代には普及し、従来の蚊取線香に取って代わった。また、同時期にはスプレー型の殺虫剤や防虫剤も開発され、これも蚊の対策として広く使用されるようになった。

上記のような蚊の駆除器具の代表的な企業としては、上山の興した金鳥(大日本除虫菊)や、アース製薬フマキラーなどがある。

生物学的な防除

天敵用法
ボウフラを捕食するゲンゴロウ類の幼虫
クモなど、 蚊を捕食する動物(天敵)で駆除を行う。ヒトスジシマカなどの昼行性の蚊にはトンボが有効。トンボの幼虫(ヤゴ)も水中でボウフラを捕食する。カエル、その幼生であるオタマジャクシも有効な天敵となる。
ボウフラは肉食性の水生昆虫や小型淡水魚にとって格好の餌であることから、自然保護地域では、メダカカダヤシ(日本では特定外来生物に指定)とウナギの稚魚などによって蚊の駆除が行われている。屋外の池などにはフナなどを生息させて捕食させる。また、飼育下のメダカもボウフラより大きなヒメダカやクロメダカであれば、ボウフラ退治に有効である[35]
遺伝子組み換え蚊の利用
デング熱などへの対策として 遺伝子の組み換えによって、次の世代が成虫になる前に死ぬネッタイシマカを作り出す事に成功している。これらを自然界に放つ実験も2009年から行われているが、これには環境への影響を懸念する声もある[36]
事実ブラジルでは遺伝子組み換えカと野生カが交配して強化されたという説もある。[37]
感染病の利用
蚊を殺す伝染病を感染させることで駆除を行うことができる[要出典]

物理的な防除

物理的忌避

枠から吊るされた蚊帳

蚊の侵入を防ぎながら空気の通りを妨げない物として、窓に網戸、屋内で蚊帳がある。いずれも目が1mm程度の細かな網を蚊の侵入方向に張り巡らせて侵入を防ぐものであり、人間の寝所等の周りに吊るして防御するものが蚊帳、それを推し進めて窓に網を張り家全体への蚊の侵入を防ぐものが網戸である。この成り立ちからも推測できる通り、使用の歴史としては蚊帳の方がはるかに古く、古代から世界中で使用されていた。日本においても中国から伝来し、既に江戸時代には一般庶民の日用品となっていた。その後、昭和時代後期に入りガラス窓とそれを乗せるサッシが普及して気密性が大幅に向上し、蚊の侵入する隙間が窓以外なくなったことから窓での蚊の防御に意味が生まれ、網戸が誕生して急速に普及した。現代においては網戸は、ほぼ日本中の家で採用されていると思われるが、蚊帳は現代の日本ではあまり用いられていない。ただし日本以外の国々、とくに熱帯地域の諸国においては蚊帳は現在でも非常によく使用される。蚊帳の使用は熱帯地域における伝染病の感染を減少させる有効な手段とされ、特に2000年頃に5年間ほど効果が持続する[38]ピレスロイド系の殺虫剤を添加した蚊帳が開発されると、世界保健機関(WHO)や多くのNPOがこれを採用して無償配布や援助を行うようになった。

また蚊は風速1m以上の風が吹く環境下では飛行できない(横風を受けて飛ばされてしまう。ヒトに取り付く事も出来ない)ため、扇風機の風を当てる事でも防除はできる。

蚊の駆除を目的としたものには、紫外線で蚊を誘引し、通電した格子に触れさせ感電死させる電気捕虫機[39](電撃殺虫器[40])があり、同様に紫外線や二酸化炭素で誘引した蚊を風力で捕獲する機器も登場している[41]

侵入した蚊を駆除する方法としては、電気の流れるラケット状の器具「電気蠅叩き」が登場している。

物理的予防

ボウフラの生息場所となる「水たまり」を、可能な限り作らないことが重要である。それが困難な場合には以下の方法がある。

水面をで覆う事でボウフラを窒息死させる事ができ、アメリカ合衆国パナマ運河を建設した際にもこの手法でマラリアの発生が抑えられている[42]
エアレーションで水面を揺らす事でもボウフラを窒息死させる事ができる[43]。これを応用して水面に浮かべる小型機器も考案されている[44]
水にファイバー、繊維状のものを入れることで、ボウフラの9割が羽化せずに死滅するとの実験結果もある[45]
簡単な加工を施したペットボトルを水源に設置してボウフラを閉じ込める罠が考案されている[46][47]

また、水源から離れた場所に設置し、敢えて蚊に産卵させた上で羽化した成虫を閉じ込めるも商品化されている[48]。同じような罠をペットボトルなどで作成することもできる[49]

蚊の生態系における役割

水の浄化

ボウフラは水中の有機物を分解し、バクテリアを食して排泄物を出す。微生物も同じように有機物を分解し排泄物を出すが、呼吸を水中で行うため、バクテリアが増えすぎると水中の酸素が少なくなり生物が住めなくなってしまう場合がある。ボウフラはバクテリアを食べ、呼吸は空気中から行うことで、水環境を浄化する作用がある[50][51]

受粉の手助け

カカオの花

蚊は吸血だけでなく花の蜜を吸って生きており、結果として植物の受粉を手助けしている。なかでも、チョコレートの原料であるカカオは、が非常に小さく複雑な構造であるため、3ミリメートル未満の送粉者を必要とする。蚊の一種であるヌカカ[注釈 2][52]は、カカオの貴重な送粉者である。もしも地球上から蚊が全滅してしまったと仮定すると、カカオの生育に大きな悪影響を及ぼし、人々はチョコレートやココアを嗜むことが不可能となる[53][54]

生態系の維持

ボウフラは、数百種類にわたる魚に捕食されており、もしもボウフラがいなくなると、それらのエサが失われることから、生態系の秩序が乱れ、思いもよらぬ影響が及ぼされることが懸念される。また、トンボアリクモコオロギトカゲカエルなどにも一定の影響を及ぼすと考えられている[53]

人道的見地を排斥した視点からは、蚊の駆逐は人口爆発に加勢し、税負担の増加や国家発展の妨げとなる可能性が示唆される[55]

下位分類

脚注

注釈

  1. ^ ディート・イカリジンの濃度は、強さではなく持続時間を示している。ディート30%で約6時間、15%で5時間、10%で3時間の作用時間としている。また、商品問わず使用上の注意を読み、使用法を遵守して使うことが肝心である。
  2. ^ 「スケベ虫」「干拓虫」とも呼ばれ、鳥取県米子市鹿児島県奄美大島沖縄県久米島などの一部で近年被害が相次ぐ。体長の小ささゆえに網戸をすり抜け、噛まれると強い痒みが1ヶ月間以上続くこともある。

出典

  1. ^ a b 【蚊 防ぐには】上:繁殖抑える/幼虫のうちに除去を『日本農業新聞』2020年7月22日(14面)
  2. ^ a b c d e 三條場千寿、比嘉由紀子、沢辺京子『あなたは嫌いかもしれないけど、とってもおもしろい蚊の話』山と渓谷社、2019年、44-45頁。 
  3. ^ タンザニアにおける日本の都市マラリア対策―15 年の実績と将来への課題― 高橋央、半田祐二朗、山形洋一 JICA 2016年1月22日閲覧
  4. ^ 公正取引委員会 (2007年11月20日). “株式会社オーム電機に対する排除命令について”. 2008年8月23日閲覧。
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参考文献

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/15 18:54 UTC 版)

プロイセン出身者の一覧」の記事における「カ」の解説

ヴィーゼ・ウント・カイザースヴァルダウ - グラッツ(クウォツコ)出身社会学経済学者 フリードリヒ・カイスラー - 俳優文学者 エルンスト・カッシーラー - 哲学者思想史家 アンナ・ルイーゼ・カルシュ(カルシーン) - シレジア・ハンマー(プシェトチュニツァ)出身女性詩人で、サロン代表的人物 カール・ルートヴィヒ・カールバウム - ブランデンブルク・ドリーゼン(ドレズデンコ)出身精神科医 ゲルハルト・キッテル - プロテスタント神学者ヴュルテンベルク出身聖書学者ルードルフ・キッテルの子 カール・ギュツラフ - オランダ伝道教会宣教師シナ学者 フリッツ・キュンケル - シレジア・フォルストハウス・シュトルツェンベルク(ルジャンキ)出身心理学者 ヤーコプ・グットマン - ボイテン出身のラビ・ユダヤ哲学史家で、ブレスラウ・ユダヤ教神学院学び1874年からヒルデスハイムラビ86年からブレスラウラビ、ユリウス・グットマンの父 ハンス・クードリヒ ハンス・クナイフェル - 作家 ヘルマン・グラスマン - 数学・物理学言語学者 リヒャルト・クーラントリチャード・クーラント) - シレジア出身アメリカ数学者 アンドレアス・グリューフィウス - 詩人劇作家 オットー・クレッチマー ヨッヘン・クレッパー - ルター派作家 ロドルフ・クレゼールルドルフ・クロイツェルクロイツァー) - シレジア出身の父を持つフランスバイオリニスト。「クロイツェル・ソナタ」の名前の由来 クレンペラーオットー・クレンペラー - 指揮者ユダヤ系 クローネッカー(クロネッカー)家レオポルト・クロネッカー - リーグニッツ出身数学者ユダヤ系 フランツ・フェーリクス・アダルベルト・クーン - 言語学民俗学者 エルンスト・クンマー - 数学者 ヴィルヘルム・クロル (古典学者) マリア・ゲッパート=メイヤー - 物理学者分割後のシレジアオスカル・ケルネルオスカル・ケルナー) - 来日した エーベルハルト・ゴータイン - ノイマルクト出身歴史家経済史家 クルト・ゴルトシュタイン - カトヴィツェ出身 ヴォイチェフ・コルファンティ アルトゥル・コルン - ブレスラウ出身物理学者 フェルディナント・コーンユリウス

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