こう‐い〔カウヰ〕【行為】
読み方:こうい
2 哲学で、目的観念を伴う動機があり、思慮・選択によって意識的に行われる行動。
3 権利の得失・移転など法律上の効果を生じさせる原因となる意思活動。
[用法] 行為・行動——「君の行為(行動)は許せない」「軽率な行為(行動)は慎むこと」のように、単に「おこない」の意では相通じて用いられる。◇「行為」は個を動作の主体とする事柄に用いることが多く、「親切な行為」「職務上の行為」「会社の行為」などという。この場合、「行動」に置き換えることはできない。◇また、「行為」を「慈善行為」「寄付行為」のように一般的・抽象的な意味でも使うのに対して、「行動」は身体を動かしての具体的動作を表し、「行動を起こす」「不審な行動をする人物」などのように用いる。◇類義語に「おこない」があり、「日ごろの行い」「よくない行い」のように評価の対象とする意味を込めて用いられる。
行為
行為(「犯罪行為」:actus reus)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/25 06:41 UTC 版)
「犯罪構成要素」の記事における「行為(「犯罪行為」:actus reus)」の解説
全ての犯罪には、「犯罪行為」(actus reus) が必要である。すなわち、犯罪となる行為または不法な不作為がなければならない。人は、犯罪的な考えを理由としては処罰され得ない。この要素が基礎とするのは、証明の基準の問題である。どうすれば他人の考えを判断でき、そして、どうすれば犯罪的な考えをくだらない考えと区別できようか?さらにいえば、法が対象とする領域は、犯罪的な思想の処罰ではなく、当該思想に基づき自発的に行為した者を処罰することにある。 考えとは異なり、言葉は刑法上の行為であるとされ得る。例えば、脅迫 (threat)、偽証 (perjury)、共謀 (conspiracy) および教唆といった犯罪においては、言葉が「犯罪行為」の要素を構成し得る。 不作為もまた、刑事責任の基礎を構成し得る。
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行為
「行為」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女の行為は信念と合致していた
- テロ行為
- 違法行為
- 暴力行為を行う
- 彼の行為は無責任だった
- 彼らの行為を正当化することは不可能だ
- 親切な行為
- 政府は自国でのテロ行為を許すわけにはいかない
- 彼はその賄賂行為を見て見ぬふりをした
- 昨夜の彼の行為はまったく彼らしくなかった
- 彼の行為は残酷で非人間的だと非難された
- 彼の行為は違法とみなされた
- 買収行為
- 彼の行為は正当防衛に名を借りた暴力だ
- あなたの行為は賞賛に価する
- 犯罪行為
- 残酷な行為をする
- 勇敢な行為に対して兵士に勲章を授ける
- 大胆不敵な行為
- 彼の勇敢な行為は称賛に値する
行為と同じ種類の言葉
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