よう‐ちゅう〔エウ‐〕【幼虫】
幼虫
幼虫
幼虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/25 14:31 UTC 版)
幼虫(ようちゅう)は、昆虫、クモ類、多足類(ムカデ類は除く)など陸生節足動物の幼生の総称である[1]。卵から産まれて成虫になるまで(蛹の期間がある場合はそれ以前)の間の成長過程のものを指す。昆虫においては、特に完全変態のものに限って幼虫といい、不完全変態の幼生を若虫(わかむし)といって区別することがある[1]。そのなかでも、等翅目では、初期の翅原基が外部から認められないものを幼虫、後期の翅原基が外部から現れたものを若虫と区別し、総翅目ではさらに若虫の前に翅原基を生じるが、その段階を前若虫と呼ぶ[2]。
- 1 幼虫とは
- 2 幼虫の概要
幼虫 (ボウフラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 16:25 UTC 版)
幼虫は全身を使って棒を振るような泳ぎをすることから、古名の「棒振り」「棒振り虫」が訛ってボウフラ(孑孒、孑孑となった。地方によっては「ボウフリ」の呼称が残る。ボウフラは定期的に水面に浮上して空気呼吸をしつつ、水中や水底で摂食活動を行う。呼吸管の近くにある鰓は呼吸のためではなく、塩分の調節に使われると考えられている。
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幼虫
「幼虫」の例文・使い方・用例・文例
- 幼虫の変態の準備が整ったとき、幼虫の体の中に成虫細胞が現れる。
- 彼の飼っていた幼虫がカブトムシに変態した。
- カブトムシの幼虫
- 少年はセミの幼虫が脱皮するのを息を詰めてじっと見つめていた.
- 幼虫期
- 昆虫の幼虫がさなぎになる
- 腐って、ハエの卵と幼虫で覆われた
- 通常、尾部領域に限られる幼虫の被嚢類の動物の脊索
- 嚢のような分節のない体と幼虫において顕著な尾索をもつ原始の海生動物
- 幼虫の社会
- 幼虫のザリガニ
- 幼虫とさなぎの段階の間で、いくつかの昆虫の成長の不活発な段階の
- さなぎ(繭)の中の昆虫または最終段階の幼虫の
- (昆虫について)幼虫が基本的に成虫のようで、さなぎの段階がない、発達過程にある不完全な変形
- ハチの幼虫や小型のネズミ・爬虫類などを主食とする旧世界産のタカ
- 若虫と成虫」として小さな節足動物の初期段階の餌とするが、幼虫が地上の脊椎動物上で寄生しているダニ
- 激しいかゆみを引き起こすヒトを含めた脊椎動物の血を吸う幼虫ダニ
- ヒドロ虫腔腸動物の平たい繊毛の自由に泳ぐ幼虫
- 木に穴を開ける昆虫の幼虫
- 木に穴を開ける昆虫、幼虫、または軟体動物の総称
幼虫と同じ種類の言葉
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