こう‐が〔クワウ‐〕【黄河】
黄河
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黄河(こうが、拼音: 、ホワンホー)は、中国の北部を流れ、渤海へと注ぐ川である。全長約5,464キロメートルで、中国では長江(揚子江)に次いで2番目に長く、アジアでは長江とエニセイ川に次いで3位、世界では6番目の長さである。
注釈
出典
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黄河
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中国の黄河(特に下流部)は天井川となっている。中国西部には黄土高原が広がっているが、これは台地のさらに西方から風で飛ばされた黄砂が長い年月をかけて堆積したもので、黄河では乾燥した台地から流れ出した黄砂が長い年月をかけて沈積し、やがて天井川となった。 黄土高原から黄河に供給される土砂の量は毎年約16億トンで世界最大である。黄河は華北平原あたりで流速を落とし、毎年約4億トンの土砂が堆積していき数センチから10センチほど河床が上昇するといわれている。 古代から中国の歴代の皇帝にとって、黄河の治水事業は最大の難題であった。黄河の水を運河に引き入れると、大量の土砂も流入するため河床を押し上げ、船の運航を妨げたり洪水になる問題があった。また、特に元、明、清代は黄河が南流して淮河と合流していたため、淮河下流でも黄河から流入する土砂で河床が上昇して洪水や決壊が発生することが多かったためである。
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