化石とは? わかりやすく解説

か‐せき〔クワ‐〕【化石】

読み方:かせき

[名](スル)

地質時代生物遺骸地層中に保存されたもの。巣穴足跡などの生痕(せいこん)も含まれる埋没している間に石化して固くなったものも多い。

消滅するはずの古いものが、そのまま残っていること。また、そのもの。「封建時代の—」

石になること。石のようになって動かないこと。

「—するまで此処離れまい」〈露伴露団々

「化石」に似た言葉

化石

読み方: かせき
【英】: fossil
同義語: 古生物  

過去生物古生物)の遺体や、足跡、這{は}い跡、巣穴などの生活のこん跡などが地層中に埋没され、後から掘り出されものをいう古生物遺体や生活のこん跡から由来するものであっても変質して形態的構造的特徴残していないもの(例え石油石炭、りん鉱など)は普通、化石から除外する日本語の化石という用語は、通常“石に変わったもの”の意味予想させるが、英語では fossil といい、ラテン語の fodere (掘るという意味)に由来した掘り出されたもの”という意味で、必ずしも石化したものを意味しない石油鉱業においては坑井資料からも同定可能な小型有孔虫放散虫花粉胞子珪藻けいそう}、ナノプランクトンなどの微化石が、地層対比堆積たいせき環境判定などに広く利用されている。

古生物

読み方こせいぶつ
【英】: fossil
同義語: 化石  

»化石

化石

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第17巻 長篇 10
出版社新潮社
刊行年月1996.9


化石

作者安部公房

収載図書安部公房全集 1 1942.12-1948.5
出版社新潮社
刊行年月1997.7


化石

作者揚羽

収載図書悪魔謝肉祭
出版社新風舎
刊行年月2004.10
シリーズ名新風舎文庫


化石

作者滝川武司

収載図書EME RED 7 COLOSSEUM
出版社富士見書房
刊行年月2006.6
シリーズ名富士見ファンタジア文庫


化石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 08:08 UTC 版)

化石(かせき、英語: Fossil、ギリシャ語:απολίθωμα)とは、地質時代に生息していた生物が死骸となって長く残っていたもの、もしくはその活動の痕跡を指す。




「化石」の続きの解説一覧

化石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 18:01 UTC 版)

頭索動物」の記事における「化石」の解説

カンブリア紀バージェス動物群(5億1500万年前)のひとつとして発見されピカイアナメクジウオによく似ていると言われる。そのため、これが脊椎動物のもっとも古い先祖と言われたこともある。しかし、それよりやや前の澄江動物群から発見されハイコウイクチス当初頭索類ではないかと言われたが、頭に当たる構造確認されたことで脊椎動物考えられる至った。したがって、それらの系統分岐はさらに遡る考えられるまた、同じくユンナノゾーン当初頭索類とされながら、現在では半索動物考えられる至った

※この「化石」の解説は、「頭索動物」の解説の一部です。
「化石」を含む「頭索動物」の記事については、「頭索動物」の概要を参照ください。

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化石

出典:『Wiktionary』 (2021/09/18 02:28 UTC 版)

発音(?)

か↗せき

名詞

(かせき)

  1. (地質学) 地質時代生息していた生物もしくはその活動痕跡多くは古い地層の中の堆積岩において発見される
  2. 考え方などが)古めかしく凝り固まって前時代的ありさま

派生語

翻訳

動詞

-する(かせき-する

  1. (自動詞) 石のように固まって動かなくなる。石化する。主に比喩的に用いる。

活用


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