頭とは? わかりやすく解説

ず〔づ〕

[接頭]動詞・形容詞などに付いてとびぬけている、度外れている、などの意を添える。「—抜ける」「—太い」

[補説] 「図」「頭」を当てて書くことが多い。


と【登/頭】

読み方:と

〈登〉⇒とう

〈頭〉⇒とう


ず【豆/頭】

読み方:ず

〈豆〉⇒とう

〈頭〉⇒とう


あたま【頭】

読み方:あたま

動物の体の上端または前端部分で、脳や目・耳・鼻などの重要な感覚器官のある部分

㋐首から上の部分。かしら。こうべ。「—を深く下げる」

人間では、頭髪生えた部分動物では頭頂のあたり。「—をかく」「の—をなでてやる」

脳の働き思考力考え。「—の回転速い」「—に入れておく」「—を切り替える

髪。頭髪。髪の形。「—が白くなる」「—を刈る」

物の先端上端てっぺん。「釘(くぎ)の—」

物事のはじめ。最初。はな。「来月の—から始める」

うわまえ。「—をはねる」

主だった人。人の上に立つ者。首領。長。かしら。「—に据える」

人数。頭かず。「—がそろう」

(「ひとり」の下に付き接尾語的に用いて)人を単位とすることを表す。…あたり。「ひとり—千円集める」

10 新聞一面トップ記事題号の左や下を占める。→肩

11 相場最高点天井。「—つかえ」

12頭金(あたまきん)」の略。

13 マージャンで、雀頭(ジャントウ)の俗称

[下接語] 毬栗(いがぐり)頭・石頭大頭金槌(かなづち)頭・金柑(きんか)頭・慈姑(くわい)頭・芥子(けし)頭・外法(げほう)頭・孔子頭才槌(さいづち)頭・散切(ざんぎ)り頭・白髪頭・擂(す)り粉木頭茶瓶(ちゃびん)頭・禿(はげ)頭・ビリケン頭・坊主頭本多頭・薬缶(やかん)頭・野郎頭


つむり【頭】

読み方:つむり

あたま。かしら。おつむ。つぶり。「—をなでる」

頭髪


とう【頭】

読み方:とう

[音]トウ(漢) (ヅ)(呉) (慣) ジュウ(ヂュウ)(唐) [訓]あたま かしら こうべ かみ

学習漢字2年

[一]トウ

あたま。「頭骨頭部出頭台頭低頭点頭禿頭(とくとう)・白頭没頭羊頭

物の先端上端。「頭注咽頭(いんとう)・巻頭舌頭先頭弾頭

物事初め。「初頭年頭劈頭(へきとう)・冒頭話頭

上に立つ人。トップ。「頭首会頭巨頭地頭船頭(せんどう)・番頭

その付近。ほとり。「駅頭街頭枕頭(ちんとう)・店頭路頭

[二]〈ズ〉あたま。「頭巾(ずきん)・頭上頭痛頭脳

[三]〈ト〉あたま。「頭巾(ときん)/音頭(おんど)」

[四]〈あたま〉「頭数頭金(あたまきん)/石頭

[五]〈かしら(がしら)〉「頭文字尾頭波頭旗頭膝頭(ひざがしら)・目頭出世頭

名のりあき・あき

難読挿頭(かざし)・塔頭(たっちゅう)・主税頭(ちからのかみ)・頭垢(ふけ)・饅頭(まんじゅう)


とう【頭】

読み方:とう

【一】[名]

あたま。

黒き—かな、いかなる人の漆塗りけん」〈平家・一〉

集団の長。かしら。おさ。

「右の—には造物所(つくもどころ)の別当」〈栄花月の宴

蔵人頭(くろうどのとう)」の略。

「—の君心掛けたるを」〈源・末摘花

祭礼集会などの世話役

「某(それがし)が祇園の会(ゑ)の—にあたってござる程に」〈虎明狂・煎じ物

【二】接尾牛・馬などの動物数えるのに用いる。「牛七—」


かしら【頭】

読み方:かしら

【一】[名]

人間動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾—つき」「—、右」「—に霜を置く

髪の毛頭髪。「—を剃(そ)る」

物のいちばん上、または先の部分先端。「八歳を—に三人の子持ち

一団人々統率する人。統領。特に、鳶職(とびしょく)・大工左官など職人親方

(「首」とも書く)人形の首から上の部分。特に、人形浄瑠璃人形頭部。「—を遣う

能で扮装用い仮髪。前は顔までかかり、横は両肩垂れ後ろ背丈に及ぶ長いもの。黒頭赤頭白頭があり、役によって使い分ける。「獅子(しし)—」

もつ焼きで、豚の頭部の肉。

【二】接尾助数詞

動物数えるのに用いる。

「鹿の一—にても殺す者あらば」〈宇治拾遺・七〉

仏像数えるのに用いる。

「(仏師ニ)幾—造り奉りたるぞと問へば」〈宇治拾遺・九〉

烏帽子(えぼし)など頭にかぶるもの数えるのに用いる。

「折らぬ烏帽子十—、直垂大口などをぞ入れたりける」〈義経記・七〉

人の上に立つ者、特に大名などを数えるのに用いる。

「あれへ大名一—、瓜核(うりざね)顔の旦那殿、東寺から出た人さうな」〈浄・丹波与作


がしら【頭】

読み方:がしら

語素

動詞連用形付いてそうした時、そのとたん、などの意を表す。「出会い—」

名詞に付く。

㋐その中の第一位の者の意を表す。「出世—」「もうけ—」

㋑その入り口先端などの意を表す。「目—」「波—」

日時を表す名詞付いて、その初めの意を表す。

「月—には東にあり、月の末には西にあると申す」〈謡・藤戸


かぶ【頭】

読み方:かぶ

《「(かぶ)」と同語源》あたま。かしら。

「ははあ、—を離(はな)いたは」〈虎寛狂・惣八


かぶり【頭】

読み方:かぶり

あたま。かしら。


じゅう【頭】

読み方:じゅう

⇒とう


ず〔ヅ〕【頭】

読み方:ず

あたま。かしら。


つぶり【頭】

読み方:つぶり

あたま。かしら。つむり。


つむ【頭】

読み方:つむ

「つむり(頭)」の略。→御頭(おつむ)


こうべ〔かうべ〕【首/頭】

読み方:こうべ

《「髪辺(かみへ)」または「上部(かみへ)」の音変化か》くびから上の部分。あたま。かしら。「—を垂れる」「正直の—に神宿る」


くし【髪】

読み方:くし

(「おぐし」「みぐし」の形で用いる)

頭髪。かみ。

「御—長く美しうて」〈栄花花山尋ぬ中納言

(「首」「頭」と当てて書く)頭。くび。

「御—も痛く、身も熱き心地して」〈源・夕顔


頭(あたま)

相場天井相場上昇しきったところ)のこと、または、当月限のことをいいます

トラス(頭)

割球状で、意匠重視部位多く用いられる頭部形状で、なべ頭より高さが若干低く外径大きい頭。

バインド(頭)


読み方:カシラkashira

(1)人間・動物の頭、物の上部先端はじまり、月・時の初め
(2)一群の長、またかしらだつ人。
(3)琉球村落行政末端につらなった役人


あたま 【頭】

邦語アタマ天玉ではといわれるように、身体中神聖な部分とされる漢字「頭」は立っている(豆)あたま(頁)である。また漢字「天」は大の字になった人間の頭の頂を一印示した指事文字であり、頭は天(宇宙)と関係して考えられている。アリストテレスは、人間の頭が宇宙向いていることに注目している。頭はまた、太陽・王制・権威などの表象ともされる男性の頭が死後口をきく話なども残っている。

かしら〔頭〕

人形の頭の部分総称

読み方:あたま

  1. ①金〔銀〕側時計をいう。②または〔帽子〕のこと。
  2. (一)かずら。(二)座長(三)座員の数。(四)お客の数。

分類 芸能


読み方:あたま

  1. 警察署長典獄。〔第二類 人物風俗
  2. 署長典獄、其他上官人の上位に居るものを云ふ。
  3. 警察署長のこと、闇屋仲間の用語。
  4. 警察署長。「頭」そのままの意。〔不〕

分類 不、闇屋


読み方:あたま

  1. 帽子。〔第二類 人物風俗
  2. 帽子言ふ
  3. 帽子弘前 強窃盗仲間
  4. てんともいう。帽子のこと。〔一般犯罪

分類 強窃盗仲間犯罪


読み方:あたま

  1. 相場高値のこと。〔相場語〕

分類 相場


読み方:かしら

  1. 囃子部屋監督に限る名称。

分類 演劇


読み方:かしら

  1. 組頭の略、転じて組頭でなくても鳶職の者に用いる。

読み方:どたま

  1. 被害多額窃盗犯。〔第三類 犯罪行為
  2. 窃取額の多い窃盗。「あたま」より。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 04:14 UTC 版)

(あたま)あるいは頭部は、動物の体の前方の口器感覚器官中枢神経系が集中して特別に分化した部位である。といった感覚器官や、摂食器官である口器の複合した前面部分は、特にと呼ぶことがある。頭部の付け根はしばしば可動性を有するくびれた部分となり、と呼ばれる。ヒトでは顔と首を除いた部分に頭髪が生えており、この部分だけを頭部の他の部分から区別して頭と呼ぶこともある。




「頭」の続きの解説一覧

頭(かしら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:21 UTC 版)

江戸前の旬」の記事における「頭(かしら)」の解説

本名不明鉄骨鳶一番組の頭。モヒカン(「てえ」と呼ぶ)と河豚大好物。旬の結婚式時にはお練りをした。江戸っ子気質豪快な性格。いつも一番の文字入った半纏着ている。『寿司魂』にも登場しているが、その時父親が頭を務め鉄骨鳶一番組若頭だった。東京タワー霞が関ビル建設携わっている。また、ヒラマサ同様、容姿の変化ほとんどない

※この「頭(かしら)」の解説は、「江戸前の旬」の解説の一部です。
「頭(かしら)」を含む「江戸前の旬」の記事については、「江戸前の旬」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/12/04 00:58 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. あたまかしら人体いただき動物入っている部分
  2. あたま)意味1より転じて動物の首より上の部分
  3. かしら組織
  4. )頭。その下げ方。

接尾辞

  1. トウ動物数える時の助数詞

用法

動物一般は「」を用い、人より大きな動物を「頭」で数える。小さ動物に対しても、これから大きくなることを想定している場合や、親子一緒に数え場合などは「頭」を用いことがある[1]

熟語


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