おいらん【花=魁】
読み方:おいらん
1 《江戸吉原の遊郭で、新造・禿(かぶろ)などが姉女郎を「おいらの(己等の姉さんの略)」と呼んだところからという》
㋐姉女郎のこと。
おいらん【花魁】
花魁〈高橋由一筆/油絵 麻布〉
主名称: | 花魁〈高橋由一筆/油絵 麻布〉 |
指定番号: | 1672 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1972.05.30(昭和47.05.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1面 |
時代区分: | 明治 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 高橋由一(一八二八/文政一一-一八九四/明治二七)は明治のはじめ、写実的画風を以って、わが国近代洋画に大きな足跡をのこした画家である。彼の作品は、すでに「鮭」(東京芸術大学保管)を指定したが、本図もそれと並ぶ作品で、対象の特徴をとらえながら、写実性の中に本質を追求した制作態度がよくうかがわれる。 |
花魁
花魁
花魁
花魁
- (一)遊廓に於ける上等の娼妓。(二)転じて一般の娼妓をも云ふ。昔時娼婦に附属せる禿が、他に対して自己の附属せる娼婦を呼ぶに、おいらの某が、と云ひしより転じて姉女郎をおいらんと称するに至れる也。
- 吉原遊廓の女郎のことをいふ。ありんすの語法で、おいら(己等)の語尾に「ん」をつけて「おいらん」と刎ねたのである。〔花柳語〕
- 遊女の階級には「お職」といふのがある、毎月の揚代に於て最高点の者を其の店のお職といつて歓迎される、此のお職は家に依つて又「役お職」「馴染お職」「金お職」「台お職」などの別がある。「おいらん」といふのは江戸の呼名で、上妓を指して云つたもので元禄年間からは「太夫」といふ名称が出たといはれてゐる、然し「太夫」は京阪の呼称として起つたらしく慶長年間四条河原で芝居をさせたときの呼名から起つて、同じく最上級の遊女をいふのであるが、現在では尊称として多少混同の傾きがある。
- 吉原遊廓の女郎のことをいふ。ありんすの語法で、おいら(己等)の語尾に「ん」をつけて「おいらん」と刎ねたのである。
花魁
花魁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:54 UTC 版)
一人前の遊女。お歯黒を付けるが引眉しない。 太夫(最上位の女郎、宝暦年間の頃には吉原では自然消滅する) 格子女郎(後に消滅) 散茶女郎 梅茶女郎 呼出し(宝暦以降では最上位の女郎であったが、文政年間末に自然消滅する) 昼三(文政年間末に自然消滅する) 附廻し 部屋持 座席持 河岸女郎 局女郎 端女郎(階級が最下級の遊女。見世女郎、局女郎とも。)
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