2007-06-09
【フランス】下院選挙あす第1回投票
先日、保守系のサルコジ大統領が誕生したばかりのフランスで明日10日、こんどは国民議会(下院)選挙(定数577、決選投票つき小選挙区制)の第1回投票が行われる。
第1回投票での当選には各小選挙区での総投票数の過半かつ総有権者の4分の1が必要とされる。そのため大統領選挙と同様に各党が候補者を立てる第1回投票は予備選挙的な性格を持ち、保革両陣営での1位候補者が1週間後の決選投票に臨むのが通例となってきた。
各種世論調査によると今回、サルコジ大統領率いる民衆運動連合(UMP)は支持率4割前後、ロワイヤル氏が敗れた最大野党・社会党(PS)は同じく3割弱で推移し、UMPが400議席をうかがう圧勝となるとの予想が出ている。
また大統領選挙で善戦した中道派バイル氏が率いる民主運動(MD、フランス民主連合を引き継いだ新党)は支持率1割弱と埋没し低迷。ほかに一部選挙区に強固な地盤を有するフランス共産党(PCF)や緑の党、保守系EU懐疑派のフランス連合が一定の議席を獲得する見通しだが、穏健派や政党連合に票が集まりやすい決選投票つき小選挙区制の特徴から極右・国民戦線(FN)や極左トロツキスト諸派は議席を獲得できない見通し。
社会党公式サイト(フランス語)
http://www.parti-socialiste.fr/
第1回投票での当選には各小選挙区での総投票数の過半かつ総有権者の4分の1が必要とされる。そのため大統領選挙と同様に各党が候補者を立てる第1回投票は予備選挙的な性格を持ち、保革両陣営での1位候補者が1週間後の決選投票に臨むのが通例となってきた。
各種世論調査によると今回、サルコジ大統領率いる民衆運動連合(UMP)は支持率4割前後、ロワイヤル氏が敗れた最大野党・社会党(PS)は同じく3割弱で推移し、UMPが400議席をうかがう圧勝となるとの予想が出ている。
また大統領選挙で善戦した中道派バイル氏が率いる民主運動(MD、フランス民主連合を引き継いだ新党)は支持率1割弱と埋没し低迷。ほかに一部選挙区に強固な地盤を有するフランス共産党(PCF)や緑の党、保守系EU懐疑派のフランス連合が一定の議席を獲得する見通しだが、穏健派や政党連合に票が集まりやすい決選投票つき小選挙区制の特徴から極右・国民戦線(FN)や極左トロツキスト諸派は議席を獲得できない見通し。
社会党公式サイト(フランス語)
http://www.parti-socialiste.fr/
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