2008-04-13
【ネパール】憲法制定議会選挙が行われる
ネパールの新憲法を制定する憲法制定議会の選挙(小選挙区比例代表並立制)が10日、行われた。山深い同国の地勢から開票には数日か数週間かかるとみられているが、事前のネパール会議派(中道、社会主義インター加盟)優勢の予想に反して、元極左ゲリラのネパール共産党毛沢東主義派(マオイスト)が優位に立っている情勢とみられ、マオイストのプラチャンダ議長もカトマンズ郊外キルティプルの選挙区で当選を果たした。
なお新議会で制定される憲法についてはネパール会議派が議院内閣制(象徴的な大統領)、マオイストが大統領制、統一共産党が首相公選制を主張している。また憲法制定議会の開会冒頭で王政の廃止を議決することが主要政党間ですでに合意されているが、王党派の国民民主党など諸党も選挙に参加しており、抵抗する構えだ。さらにインド国境付近の「マデシ」族もインドとのより強い結びつきを求めて新政党など勢力を結集し、侮りがたい勢力を有している。
なお新議会で制定される憲法についてはネパール会議派が議院内閣制(象徴的な大統領)、マオイストが大統領制、統一共産党が首相公選制を主張している。また憲法制定議会の開会冒頭で王政の廃止を議決することが主要政党間ですでに合意されているが、王党派の国民民主党など諸党も選挙に参加しており、抵抗する構えだ。さらにインド国境付近の「マデシ」族もインドとのより強い結びつきを求めて新政党など勢力を結集し、侮りがたい勢力を有している。
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