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稲美弥彦(russki83mirovoi9)

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ロシアやイラン、中国などの反欧米国家に関する情報等について説明して行きます。
国内、韓国、欧米メディアの批判や交通政策などについても語ります。


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DATE: CATEGORY:道路の問題点(欧州・アジア)
今回は、ロンドンの交通政策失敗を踏まえてロンドンの反面教師が得られる政策を考えて行きたいと思います。
ロンドンの交通政策は失敗は自転車が公共交通機関利用率を上回る異常事態になっています。
それは果たして交通弱者にやさしい都市だろうか?

そしてロンドンから得られる反面教師などを考えてみたいと思います。

・ロンドンの鉄道運賃を下げずにロードプライシングはやってよいのか?

「ロンドン 自転車事故多い」の画像検索結果
↑自転車優位によりバスの定時性が崩壊する。

ロンドンの鉄道運賃を下げずにロードプライシングをやらずに行うと高い運賃から利用者が敬遠して利用者が減る状況が明らかになりました。
それで自動車を手放した人間は鉄道やバスに流れず自転車通勤に変える人が圧倒的に多くなります。
つまり、ロンドンでは公共交通機関が高い状態でロードプライシングを行った事で自転車通勤だけに変える暴挙が出てきました。

なので対策として、ロードプライシングを対象にしている鉄道・バス運賃は安くして、その上で自転車や自動車を規制する方針が重要だと思います。

・安易な自転車レーン創設は自転車同士の追い越しを前提にしていない。

「ロンドン 自転車事故多い」の画像検索結果
↑自転車同士の追い越しを前提にしていない自転車道。

ロンドンの自転車道で見落としがちなのは自転車同士、特にロードバイク同士の追い越しを前提して動いて居ない事です。
これが何が問題になるかというとロードバイクが車の間にすり抜けなどが横行して自動車や自転車同士の接触事故が増加する状態が目立つからです。
故に、自転車同士の追い越しを前提にしながら、自転車道の整備が非常に大事だと思います。
なので、自転車整備の場合は、自転車道と自動車道にブロックなどで仕切りを作り、それから歩道には段差で区分けした方が非常に安定的と言えよう。

・バスの定時性を乱す程の自転車の多さは、危険すぎる。

自転車が市街地に増えると路線バスの定時性を乱す危険性が高いです。
なので、ロードプライシングに自転車を導入し、公共交通機関の値下げを合わせる事で公共交通機関の利用に転換できると思います。
なので、ロードバイクは自転車道用のバイパスを新しく建設する事が何よりも大事でしょう。

・ロンドンバスの公的ノルマで路線バスが荒い。

ロンドンバスは市の条例により公的ノルマの影響で非常に荒くて安全性が非常に低いです。
定時性を維持すれば報奨金が多く貰える制度ですが、それではバスの定時性を守れるかどうか怪しくなります。
故に公共交通機関の転換を進めるならやはり公共交通機関の値下げが重要です。
公共交通機関が利用しやすくなれば、自転車利用は落ちるが、出来れば定時性をあまり守らなくても安心出来るバスや鉄道運転士制度の方が非常に安定的だと思います。
故に、公的ノルマで高い報奨金を出すよりも安定的な運転士の労働実態を調べる必要性があるでしょう。

・自転車の敷居は上げなくて大丈夫?

自動車の敷居を上げても自転車の敷居を上げないのは非常に危険です。
自動車が持てなくても公共交通機関のシフトにならないからです。
自動車の敷居を上げても自転車の敷居を下げれば自転車だけが増えて非常に危険だと思います。
故に、公共交通機関の敷居を下げながら自転車や自動車の敷居を上げる事が交通事故の抑止につながると言えます。

・公共交通機関を敷居を下げずに、モーダルシフトは成り立たない。

つまり、以上の件から見ると公共交通機関を敷居を下げずにモーダルシフトには成り立たない状況が見え見えです。
公共交通機関の敷居を下げ、逆に自転車や自動車の敷居を上げる事で安全性を生み出します。

まとめ

故に公共交通機関の敷居を下げながら、自転車や自動車の敷居を上げるが交通政策の成功性を生み出しています。
なので、公共交通機関を利用しやすく、自転車や自動車の市街地規制が非常に重要性が高いと言えます。
ただ、自動車を規制すれば自転車だけが増える事をロンドンの交通政策の失敗から参考にすれば良いかなと思います。
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