村野瀬玲奈の秘書課広報室

衆議院選挙の開票も進み与党で安定多数を確保という結果が判明しています。
自民党は議席数は減らしたものの安定多数を確保しつつあります。
減らした議席は補完勢力の維新に流れ、維新が大躍進（ファシズムの嵐）して第３党にという最悪の結果です。
日本の報道業者にも大いに問題があります。
またアメリカの筋金入りのレイシスト「トランプ」は選挙で大統領に当選し、敗れはしたものの昨秋の統領選でも史上２位の得票数を獲得します。もしコロナがなければ再選されていたかもしれません。
アラブ人の土地を侵略し、アラブ人を虐殺し続ける侵略国家、テロ国家イスラエル。こういったことをする政権を国民は選挙で選択しています。
過去にはナチスドイツだって選挙で政権を獲得、そしてワイマール憲法を破壊する数々の国民投票にも国民は圧倒的多数で賛成票を投じました。
例えを挙げればきりがないほど人間は選挙で平和と民主主義を破壊する選択を過去に多々行っています。
人間の愚かさでしょう。
まして日本は開国、信教の自由、民主主義等いずれも外圧でもたらされた国です。
自らの力で民主主義が勝ち取れなかった国です。
悲しいかな、こういった過ちを犯すことが非常に多いと思います。

26日に期日前投票を済ませてきました。今回、私の選挙区は共産党が候補者を取り下げたため自民党と立憲民主党の一騎打ちになり、スガの子分の一人である三谷英弘（自民・元みんなの党）か江田憲司（立民・こちらもみんなの党→維新の党）という、“ギョーセーカイカク”に狂った新自由主義者2人からどちらかを選ばなければならなくなり、正直なところどちらにも入れたくありませんでした。
しかしここは鼻をつまんでエダケンに一票を投じてきました。そう決めたきっかけとして、Kojitakenさんのブログのコメント欄で『（自分の考えに合う）いい候補がいないからといって、白票にするのだけは絶対にお止めください』
『自公維を負かしたいなら、嫌な候補者でも野党へ投票を！』と呼び掛けていた方がいたことで、私もそれに倣ってジミントーを負かすために“嫌いな野党候補”に入れました。今回はこれで良かったと思っています。

今夜の選挙特番は、テレビ東京の「イケガミ特番」を見るつもりです。まあ視聴するというより“監視”ですが（苦笑）。デーブ・スペクター氏が度々指摘しているように、この番組はいつも投票をクローズした後に各政党や候補者のデリケートな話題に触れる“後出し”を得意としていることで知られていますが、年々その手法も通じなくなってきています。
今、タイムリーな話題と言えば「Dappi」でしょうか。今回も選挙後にこの話題を扱うのでしょうが、視聴者のネット上での反応がどうなのかも注視しておきたいです。ちなみにTBSの「報道特集」は選挙直前にこの話題を取り上げています。

最後に触れたいのは、「芸能人と政治」についてです。今回もまた、多くの有名人が政治や社会の関心事にだんまりを決め込み、味気なく思っている人も多いのではないでしょうか。海外の芸能人・スポーツ選手のように自らが持つ社会的影響力をなぜ良い方向に使おうとしないのか。
俳優の菅田将暉さんらが投票を呼びかける動画「VOICE PROJECT」は少し話題になりましたが、その他に名前が出てくるのは“いつものメンバー”ばかり。今回支持する政党、せめて候補者くらいは名前を挙げても良いのではないでしょうか？ このコロナ禍で芸能人だって苦しんだはずです。
業界のドンのゴーサインが無ければ政権批判すらできないようではどうしようもありません。いっちょ前に稼いでいても、精神的・社会的に自立できているとは言い難いですね。

ここからは全くの余談なのですが、書きたかったのでご容赦ください。昨年夏の東京都知事選挙の最中、指原莉乃が小池百合子氏に批判的なネット民を牽制するツイートをした際、なぜか桜井誠の支持者から感謝されるという不思議な現象が起きました。
当時は小池氏の噓に塗れた半生を暴いた「女帝・小池百合子」という本が注目を集めていて、反・小池のネット民が少しでもその内容を拡散しようとまとめサイトを作るなどして張り切っていました。彼女を追い落とす空前のチャンスでしたからね。
それを指原は『張り切ってまとめちゃってる人たちが多いんで、それに惑わされないよーに』などとそうした動きを牽制する発言をしたのです。その際、双方の候補者名を出さないところがあいつらしくて、ずる賢いし腹立たしくもありました。
ここで通常なら小池氏のシンパからの反応があるはずなのですが、どういうわけか彼女より更にタチの悪い桜井の支持者らが好反応。『我が主を援護射撃してくれた！』とでも思ったのでしょうか？
流石に極右レイシストの信者に好かれたとあっては、人気タレントの活動に支障をきたします。その苦い経験もあってか、今年は『選挙に行ってご飯を食べてきました』程度しかつぶやいていません（失笑）。