村野瀬玲奈の秘書課広報室

これから、日本の一般国民にとって自民党政治や維新府政や小池都政の腐敗や不透明化や無責任化や国家優先主義や斎藤兵庫県政の行政運営がますます暴政・悪政となるでしょう。長い間「押してください」とはお願いしてこなかったブログランキングのボタンを押していただけると、日本の政治に人道主義を取り戻す改善要求の見える化ができます。読者の皆さんに深く感謝いたします。
　　

大日本帝国がおかしたたくさんの過ちの一つ、太平洋戦争の開戦。1941年の今日12月8日の真珠湾爆撃によってでした。過去の自国の過ちを忘れるべきではないので、書いておきます。

日本が太平洋戦争を始めた12月8日に加藤登紀子さんの大切な指摘。加藤さん、旧満州ハルピンのご出身なんですね。 https://t.co/PXIy51QCda

— 布施祐仁/新刊『従属の代償』講談社現代新書 (@yujinfuse) December 8, 2024

講談社...、ああ、論外取締役デマ工作の弘兼憲史漫画、「社外取締役　島耕作」を沖縄市民運動への事実に基づかないデマによる誹謗中傷の回を掲載したモーニングの出版元でした...。一応謝罪はしたけど、散々批判されてからだから、講談社は自分で謝罪の価値を薄めたんですよね。良書も出している出版社ですから、今はそこには目をつぶって次行きます。

#サンデーモーニング　
加藤登紀子さん
⇒今日は太平洋戦争が始まった日。始まったこと自体にも、悔しいというか何でなんだろうと思わなければいけない日。日本は、原爆投下、ソ連参戦まで戦争を引き延ばした。早く終わらせていれば朝鮮半島が分断されることもなかったのかしれない。 pic.twitter.com/LnJ4alsVcG

— あらかわ (@kazu10233147) December 7, 2024

1941年12月8日、日本の歴史に汚点を残す卑劣な奇襲である『真珠湾攻撃』を実行。以降、敗戦までの間、アジア各地で多くの無辜の民の人命や尊厳を奪い、甚大な被害を残した。日本人の多くが“8/6、8/9、8/15”は覚えても、12月8日という日本の蛮行の日を知らない。

— 姜一星 カンイルソン 강일성 (@8YwGruLKqnZJBun) December 7, 2024

当時、全権を持っていた天皇の側からも大日本帝国政府の側からも大日本帝国臣民の側からも、アジア侵略戦争や対米戦争を止めることができなかったのかもしれません。戦争に反対する人たちは一般世論から白眼視され、警察から弾圧されたわけですから、当時、戦争に反対すること自体が容易なことではありませんでした。

だからこそ、今、アジア侵略戦争も太平洋戦争も過去の日本の大きな過ちであったと、一切の言い訳を拒否して、日本人自身が声を大にして言わなければなりません。そして、当時なぜ戦争に進んだのか、アジアをはじめとする世界と世界市民に与えた大きな被害の内容を日本人が記憶し反芻し反省しなければ、これからの日本人と日本国はまた過ちを繰り返す可能性・危険性が高いと思います。

いえ、攻撃的戦争という過ちだけではなく、あらゆる種類の政治的過ち、特に、自民党政治の過ちを私は言っています。原発再稼働、富者優遇・貧者負担増の税制、トラブルを国民に強制してIT業界・機器業界を儲けさせるだけのマイナ保険証制度、軍需産業優先政治、食料自給率抑制政策、などなどなど、実例はいくらでもあります。うちはそれらを毎日のように記録しています。

このような反省を「自虐」と言って忌避する日本人が多いことは知っています。しかし、過去の過ちを反省どころか過ちの事実を事実として認めることすらせず改善や進歩のための材料にしない個人も集団も国家も進歩することも改善することもありません。だから、こうして、日本の過去の過ちについて何度も書き、一人でも多くの人に知ってほしいと思うのです。

たとえて言えば、会社が事業を行なう時に、製造現場の品質管理、営業体制、財務、社員教育など、会社としてやっていることが適正かどうか、効果をあげているのかどうか、常に自ら検証してダメなところを反省して改める、ということです。それを自虐とは言いません。日本国も国全体でそうすべきだと私は言っているのです。

そして、これは、単に過去の戦争への評価についての話だけではありません。現在進行形の自民党政治や維新不正についての話でもあります。自民党政治や維新府政の問題や失敗に向き合わずにひたすら自民党政治や維新府政を追認するばかりでは、日本は失敗し続け、衰退し続け、滅亡に向かうということでもあります。

自民党信仰症や維新信仰症や民主党政権ディス依存症や野党ディス依存症への警告でもあります。


以下、過去の関連記事です。関東大震災の時の朝鮮人虐殺についての記事ですが、今回の太平洋戦争開戦への認識にも大切だと思う部分を引用します。

■関東大震災における朝鮮人虐殺事件。過去の教訓的史実を消す権力者や国家は、現在の現実について嘘をつき、偽り、自ら誤り、自ら失敗し、いずれ自らを滅ぼす。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9329.html
2023/09/01 04:00

（前略）
後世、つまり今の日本からしたら、数十年前、百年前のことですから、その史実を認めることは別段恥でも何でもありません。歴史の教訓として心に刻み、当時の被害者に謝罪し、当時の被害者を忘れないように追悼し、そのような蛮行を引き起こした日本人の心の中の差別心を克服していこうとするのが文明人としての態度のはずです。

日本人の過去の蛮行を現在の日本人が認めることが全くできないというわけでもありません。豊臣秀吉の居城であった大阪城に行った時、豊臣秀吉による「朝鮮征伐（朝鮮出兵）」についての展示が中にありました。そこには、朝鮮人の耳や鼻を切り落とす行為、つまりかなりの蛮行を秀吉軍が大々的に行なったことについての記述もありました。しかし、愛国的日本人訪問者が「日本人がそんなことをしたわけはない。反日朝鮮人のねつ造だ」などと叫んで展示を取りやめさせようなどとはしていませんでした。

（中略）

自国の先祖が行なった蛮行を記憶し、節目節目で被害者を追悼し、反省とともに語り継ぐことでその国の文明や道徳は進歩します。

その単純な道を歩んで自国と自国民を文明化することが日本人の多くには非常に困難であることに私は強い罪悪感をおぼえます。ある種の日本人に対して、日本国と日本人の過去の蛮行が事実であることを認めさせ、反省とともに記憶してもらうことができないことに深い責任を感じます。

（中略）

日本人と日本国が過去に行なった蛮行を事実として認め、反省とともに記憶し、それに類することを二度と繰り返さないと真摯に誓う日本人が十分な数いないという現状を変えることは、日本国と日本人を文明化するために必要不可欠なプロセスです。

そして、過去の過ちを過ちとしてまっすぐに認識することができない権力者は、自国政府の現在の過ちも過ちとして認識してブレーキをかけることもできません。

（後略）

（引用ここまで）


記事公開後の追記。

83年前の真珠湾攻撃は日中戦争が理由の衆議院の任期延長の間に国民に無断で強行されました。この痛切な反省から非常時の権力の暴走を防ぐ参議院緊急集会（54条）が設けられました。ところが自公、維新、国民は緊急集会を暴論で否定し、緊急事態条項の改憲を押し進めています。https://t.co/JAgsvQtNzK https://t.co/0HXAFKjrbL

— 小西ひろゆき （参議院議員） (@konishihiroyuki) December 8, 2024

　　

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2023/12/30 21:00

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