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地方分権VS河北新報

「地方分権委2次勧告 国出先職員驚き隠せず」

20081210

地方分権改革推進委員会の第2次勧告で廃止対象とされた鹿児島農
政事務所

 地方分権改革推進委員会が8日に麻生首相に提出した第2次勧告は、
国の出先機関の統廃合を進める内容などが盛り込まれた。「廃止すべ
き」とされた県内の出先機関の職員らは「寝耳に水」と驚きを隠さな
い。一方、伊藤知事は勧告内容について完全な廃止ではないことを指
摘したうえで「評価しない」としており、もう一歩踏み込んだ地方分
権の推進が必要としている。

 第2次勧告では地方農政事務所と運輸支局は廃止の方針を打ち出し
た。

 239人の職員を抱える九州農政局鹿児島農政事務所(鹿児島市)。
竹森文彦・総務課長(53)は「事故米問題で農水省の出先機関の信
頼が失われ、職員は一生懸命仕事に取り組んでいる。そんな中での統
廃合勧告で、職員たちの仕事へのやる気がそがれないか心配だ」と懸
念する。出先機関の職員数を約3万5000人削減することを目指し
ており、一部の職員の間では「分限免職になるのでは」との不安も出
始めているという。

 勧告では、日本農林規格(JAS)法に基づく品質表示の規制など
について地方移譲すべきとされているが、竹森課長は「国が担当して
全国統一で行った方が消費者の信頼につながる」と指摘していた。

 47人が働く鹿児島運輸支局(同)でもショックを受けている。羽
仁正昭・首席運輸企画専門官(52)は「寝耳に水。廃止になったら、
現在の業務がどう引き継がれるのか全くわからない」とするが、「今
はいつもの業務をこなすだけしかない」と語った。

 一方、国から権限移譲の受け皿となる県のトップ・伊藤知事は読売
新聞のアンケートに対し、統廃合案について「あまり評価しない」と
回答した。その理由については「内政に関するほとんどの権限を地方
が担う姿が地方分権の最終的な姿」とし、国の役割は外交、防衛など
に限定すべきと強調。

 今回の勧告についても「出先機関を存続または統合する内容にとど
まっており、結果的に出先が温存されることにもなりかねない」とい
う見方をしている。
(2008年12月10日 読売新聞)


↑読売新聞の記事ですが、「鹿児島版」でしょうかねぇ~。
GOOGLE NEWSで見たものなので(たぶん)、地方版だったのかもしれ
ません、、、。

で、地方分権改革推進委員会の第2次勧告
↑(PDFですが)この2次勧告が出て、
>第2次勧告では地方農政事務所と運輸支局は廃止の方針を打ち出した
ということで、「えらいこっちゃ~!」という鹿児島県にいる国の出
先機関の人があわててるという話。(?)

「九州農政局鹿児島農政事務所」の人は、
>「事故米問題で農水省の出先機関の信頼が失われ、職員は一生懸命
>仕事に取り組んでいる。そんな中での統廃合勧告で、職員たちの仕
>事へのやる気がそがれないか心配だ」
と言ってますが。

「やる気がそがれないか心配だ」って、そういえば、田母神前空幕長
も、「日本は侵略国だといわれると、航空自衛隊員が国を守れなくな
る」と心配してましたが、、、。(?)

別に、そういう人には、自衛隊を辞めてもらっても構わないと思いま
すけど、、、。現に田母神前空幕長には、辞めてもらったわけだし。
しかも、7000万円の退職金付きで。(?)

地方農政事務所は廃止といわれてるんだから、やらなくてもいい仕事
なのでは?

>一部の職員の間では「分限免職になるのでは」との不安も出始めて
>いるという
だそうですよ。

「不安」どころか、民間企業では、「派遣切り」や請け負いの解除な
どで、年内にクビ。会社の寮からも出て行ってくれ!といわれてる人
たちもいるんだから、みなさんも、「不安」どころか、そういうのに
備えた方がいいのでは?

つまり、公務員にも労働基本権を認めてもらって、ストライキもでき
るようにすると。その代り、終身雇用はなくなって、「この事務所は
廃止されますから、みなさんは、クビです」といわれたら、出ていか
なくちゃならなくなると。

そしたら、ハローワークに通いましょう!(?)
「そんなこと、できるかぁ~!?」といわれても、民間は、みんなそ
うしてるんですから、、、。

公務員だけ給料は、ものすごく安いわけじゃないでしょ?
民間並みの給料を要求するでしょ?
だったら、扱いも民間並みにしましょう!(?)

「鹿児島運輸支局」では、
>「廃止になったら、現在の業務がどう引き継がれるのか全くわから
>ない」
と言ってる人がいますが。

そんなことは、その業務を引き継いだ人の考えることでは?
つうか、県の運輸部門も同じような仕事をしてるから「二重行政」に
なって、今回、「廃止だぁ~!」という勧告になったのでは?

最後から2段落目、伊藤祐一郎鹿児島県知事登場。
>「内政に関するほとんどの権限を地方が担う姿が地方分権の最終的
>な姿」とし、国の役割は外交、防衛などに限定すべきと強調。
だそうですが、、、。

でも、そういってる伊藤知事が自治省の出身なんだから、笑える?
自治省時代にも、そんなことをいってたんでしょうかねぇ~、、、?
自治省を辞めて、鹿児島に来たから、そう言ってるのでは?
自治省から総務省になってますか、そこで、事務次官にでもなってた
ら、「国が面倒みなくては、地方はやっていけない!」などと言って
たのでは!?

最後の段落、
>「出先機関を存続または統合する内容にとどまっており、結果的に
>出先が温存されることにもなりかねない」
だそうで。

「なりかねない」どころか、そうなりそうな雰囲気ですよ、、、。今
の感じでは、、、。(?)

では、お待たせいたしました(?)「地方分権」といえば河北新報!
社説です、↓。

----------------------------------------------------------------

「社説:分権第2次勧告/明らかな失速ではないのか」

 地方分権改革を目指すなら、どんな種をまき、どんな足場を築いた
というのだろうか。

 政府の地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会
長)がおととい麻生太郎首相に提出した第二次勧告はこんな疑念と失
望感を地方に抱かせてしまったのではないか。

 勧告の柱は、国直轄公共事業の地方拠点となってきた国交省地方整
備局や農水省地方農政局など国の出先機関の統合だ。

 整備局など6機関の企画部門は地方ブロックごとの「地方振興局」
にまとめ、各局が行う河川・国道の維持管理や土地改良事業などの実
務担当部門は「地方工務局」に移す。

 数値目標は中央省庁の反発を覚悟で掲げたという。自治体と仕事が
重なる八府省の出先職員約9万6000人のうち約3万5000人を
将来削減するよう求め、改革の実効性を重視している。

 この数値目標の設定は「目玉」と言っていいのだろう。

 しかし、目標の中身に実は勧告が抱える問題が潜んでいる。

 3万5000人の削減目標は、全国知事会が昨年末に要求した削減
目標7万6000人の半数以下の水準にとどまっているのだ。

 これは省庁の抵抗を抑えられなかっただけでなく、省庁が抱えるヒ
ト(職員)の一部をモノ(権限)カネ(財源)とセットにして地方に
渡す設計図が不鮮明なため、自治体の理解を得られていないことが背
景にある。

 設定目標が中途半端な結果、振興局と工務局の「地方2局」に約6
万人も残留し、2局は看板の掛け替えにより肥大化した新出先機関で
しかなくなる。

 丹羽委員長が言う通り、3万5000人削減が二重行政排除に向け
「実現性」を重視した目標だとしても、それが肝心の分権改革のプロ
セスにどう組み込まれているのかがはっきりしない。

 分権推進委は2次勧告までに直轄国道と一級河川の地方移管対象を
決めるはずだったが、国交省の抵抗が強く都道府県との調整も難航し、
不調なままだ。

 勧告が目指す出先機関見直しが地方分権改革の一環なのか行政のス
リム化なのか不鮮明なのはこうした事情も背景にある。

 「地方分権のにおいさえ感じられない」というのが、勧告に対する
全国知事会の評価だ。

 東北の知事も「(地方2局は)名前を変えただけ」(秋田)「分権
に逆行するのでは」(宮城)「地方レベルで中央集権が進むのではな
いか」(福島)と一様に厳しい受け止め方だ。

 勧告はもちろん、自治体の仕事を全国一律の法令で国が縛っている
「義務付け」規定約8500項目のほぼ半数の廃止・見直し案を盛り
込み、分権改革推進の色合いを出している。

 しかし、各県知事ならずとも、分権の旗を振り続けてきた分権推進
委の勧告としては全体的に「腰が引けている」との印象を抱かざるを
得ない。

 腰が引けたのは麻生政権の政治力に期待できないとの判断があった
からとは思いたくない。

 政府は勧告を受けて来年3月までにまとめる出先機関見直し計画に、
分権が政治全体の目標であることとを明記すべきだ。
2008年12月10日水曜日
Copyright (C) The Kahoku Shimpo


>地方分権改革を目指すなら、どんな種をまき、どんな足場を築いた
>というのだろうか。
だそうですけど、、、。

河北新報、いきなり哲学的?な話をしてますが。(?)
それじゃあ、逆に聞きますが、河北新報は、どんな地方分権改革を
望んでるんでしょう?

前に、麻生首相が、「道州制だぁ~!」という論文を出した時には
>私たちは、道州制が地方分権を前進させるための有効な手段とな
>り得るなら、国民的な議論と検討に値すると考えている。
などと言ってましたが、その後、何か検討したんですか?
その結果は?
何か考えたのなら、結果を示してほしいもの。

「麻生論文」に対して、河北新報がなんと言っていたかは、↓、こ
ちらで読むことができます。

麻生太郎 VS 谷垣禎一 VS 河北新報【2008/03/19 07:03】
http://doughnuts.blog5.fc2.com/blog-entry-1938.html

こうも、言ってましたよ、↓。
>残念ながら、道州制をめぐる国民的関心は盛り上がっていない。
>道州制の是非はともかく、それは地方の死活問題になっている地
>方分権の必要性が浸透していないことの裏返しだろう。

地方分権は、地方の死活問題なのに、その必要性が浸透したないの
なら、もう、地方は、死ぬしかないのでは?
それが、答えでしょう。
分権委員会が何をやっても無駄なのでは?

「ポスト福田」な人々【2008/06/02 22:34】
http://doughnuts.blog5.fc2.com/blog-entry-2042.html
↑こちらあは、福田首相について書かれた河北新報の社説に対して
ですが、、、。
↓私は、こう書いてます。

でも、福田首相は、小泉元総理と違って、国民の支持で首相になった
人ではなく、自民党の派閥が持ち上げた人ですから、国民の支持率が
落ちても、自分から辞めるといわなければ、大丈夫でしょう。(?)

う~ん、ここの社説を読んでると、ポスト福田の最有力候補といわれ
ている人が出てきても、ダメなんじゃないの? そんな気がしてきま
すよ。

残る選択肢は、自民党以外からポスト福田を探すことでは!?

↑福田首相は自分から辞めると言わなければ大丈夫だと書いてますが
言っちゃいましたよねぇ~、「あなたとは違うんです!」と捨て台詞
を残して、辞めちゃいました、、、。

>残る選択肢は、自民党以外からポスト福田を探すことでは!?
といってるのに、自民党内からポスト福田を探すから、今のような
結果になるのでは、、、?

前に、1次勧告を出した時には、こちら、↓。
分権改革、進展中。【2008/06/06 07:29】
http://doughnuts.blog5.fc2.com/blog-entry-2050.html
>分権委は今年末までに国の出先機関の見直しを柱にした第2次勧告
>を、来春には地方税財政の抜本改革を柱にした第3次勧告を出す。
>これを受けて政府は「地方分権改革推進計画」を作成し、関係法令
>をまとめて改正する「新分権一括法案」を来年秋にも国会提出する。

↑河北新報が、こう書いてるので、私は、これ、↓。

まぁ~、「新分権一括法案」でも、結局、中途半端な権限委譲しか
できなくて、あんまり変化がないというか「どこが変わったの?」
「よくなったの?」となって、やっぱり道州制だなぁ~!となる
のでは!?
(そうなのかなぁ~、、、?)

↑、ほらね。言ったとおりでしょ!?
こうなることはわかってたのに、いまさら、「どんな種をまき、ど
んな足場を築いた」のか~?などと言われても「ふざけんなよ~!」
とボビー・オロゴンが言うような言葉しか出てきませんが。

え~と、上から何段目になりますか、、、8段落目、
>3万5000人の削減目標は、全国知事会が昨年末に要求した削
>減目標7万6000人の半数以下の水準にとどまっているのだ。
↑と、これが、問題のように言ってますが、、、。

「全国知事会」でしょ?
まっ、まず、全国知事会が、2次勧告をどう評価したか、↓、こちら。
全国知事会・地方分権改革推進委員会の第2次勧告について
>この勧告では、まず、「義務付け・枠付けの見直しと条例制定権の
>拡大」が盛り込まれ、数多くの義務付け・枠付けについて見直しの
>方針が示された。これらは我々地方自治体が住民や地域のニーズに
>応じた施策を推進し、住民本位のより迅速な事務を執行するうえで
>不可欠であり、委員会の膨大な作業の成果を高く評価したい

と、一応の評価はしてるじゃないですか。少なくとも、河北新報の
ように、「どんな種をまき、どんな足場を築いた」かを見失っては
いませんよ。(?)

まぁ~、全国知事会も、上に続いて「一方…」と不十分!と指摘も
してますが、、、。
でも、全国知事会ですよ~!(?)

この春、何を言ってたか、覚えてるでしょ!?
民主党が(まっ、国民受けを狙ってかどうかは別にして、、、)道路
特定財源の廃止し、一般財源化する。ガソリン税などの暫定税率は廃
止!と言ってた時には、「暫定税率維持! 特定財源の廃止反対!」
と言ってたでしょ?

でも、あの福田首相でさえ、道路特定財源は廃止すると決めたくらい
ですから、この全国知事会が、どのくらい将来を見通す力のない会か
わかるでしょう!?

全国知事会って、何かあると、それについて、文句を言ってる、、、。
そんな会なのでは、、、?
http://www.nga.gr.jp/news/field/cat13/

↑、何か、地方としては、こういう地方分権を進めてほしいというプ
ランのようなものは、出してもないような、、、。(?)
それで、政府が何かを出すと、「これが足りない、あそこが悪い」と
文句を言ってるような。(?)

まぁ~、自分たちでプランをつくっても、実現はできないんでしょう
から無駄ですか、、、。
だったら、実現できるように、「政府の地方分権改革推進委員会」に
知事の代表を送り込んだらどうですかねぇ~。↓。
委員名簿
↑、猪瀬直樹ような人間がやってるんだから、こんな勧告が出てきて
も仕方ないでしょう。(?)

あっ、専門委員名簿←こういう人もいた!
↑、ここには、県知事が一人入ってますか。(専門委員は二人ですが)

「地方分権改革推進委員会」の委員に知事をねじ込むくらいのパワー
がなければ、地方分権は実現しないと考えた方がいいのでは、、、?

河北新報が言うように、「地方の死活問題になっている地方分権の必
要性が浸透していない」のだから、地方分権が進むとも考えられない
ですよ、、、。
それを承知で批判するのは、やめた方がいいのでは?

猪瀬直樹が委員なんですよ、、、。(?)
道路公団の改革がどうなったか、忘れましたか、、、?
儲からない高速はつくらないとか言ってたのに、分割・民営化した新
しい会社はつくらないが、国と地方がお金を出して必要な道路はつく
らなきゃならないと、結局、つくることになったでしょ?

そんな人間を委員にして、「種まきや足場」を期待する方がおかしい
ですよ~!(?)

機が熟すのを待つしかないのでは、、、?

----------------------------------------------------------------

雇用・能力開発機構:
「支援機構」に統合 厚労省、「廃止」報告から後退

 ◇“骨”を切らせて“肉”を残す

 甘利明行政改革担当相と舛添要一厚生労働相は10日、廃止か存続
かを検討してきた厚労省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」
について、機能の大部分を維持したうえで厚労省所管の独法「高齢・
障害者雇用支援機構」に統合することで合意した。年間15億円に上
る赤字が出ていた職業体験施設「私のしごと館」(京都府)について
は廃止が正式に決まった。

 雇用・能力開発機構の職業能力開発促進センター(61カ所)は存
続させ、要望があった場合は都道府県に施設・人員を移管する。職業
能力開発短期大学校(12校)も都道府県へのヒアリングを行ったう
えで、移管の可否を判断。職業能力開発総合大学校(神奈川県)は
「日本の技術力を上げることに大きな役割を果たしている」(舛添氏)
として存続させる。

 政府の行政減量・効率化会議が9月にまとめた報告書は「職業能力
開発総合大学校の廃止・民営化」を明記するなど「ゼロベースでの見
直し」を求めていたが、10日の合意は同機構の大部分の機能を存続
させるもので、報告書から大きく後退する形での決着となった。
毎日新聞 2008年12月11日 東京朝刊


上の2つは、地方分権の話でしたが、ここは、行財政改革ですか。
ふ~ん、「私のしごと館」は、廃止となるようで、、、。

ただ、独立行政法人「雇用・能力開発機構」は、
>機能の大部分を維持したうえで厚労省所管の独法「高齢・障害者雇
>用支援機構」に統合
だそうで。

「機能の大部分を維持したうえで」統合?
それって、名前が変わるだけということ?
例の「看板の掛け替え」というやつ?

恐るべし官僚の抵抗力。(?)
これ、統合となっても、「雇用・能力開発機構」の理事長に天下り
してた官僚が、「高齢・障害者雇用支援機構」の副理事長に天下り
するのでは、あんまり、行財政改革とはいえないような、、、?

何人の官僚が天下りするかで、また、厚労省から行く予算が決めら
れるんでしょう、、、?
「看板の掛け替え改革」?

まぁ~、行財政改革は、こんな調子でしょう、、、。
で、公務員制度改革は、、、?
これも、「内閣人事局」を2010年に先送りとか。

「改革なくして成長なし!」と絶叫してたベートーベン・ヘアの変人
がいましたが、まぁ~、その人の言葉はともかく、改革は、進んでな
いようですねぇ~、、、。

こんな調子なんだから、地方分権だけ、トントン拍子というわけには
いきませんよ~。(?)

----------------------------------------------------------------

「出先機関3万5千人削減要求、分権委が再確認へ」

 政府の地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会
長)は16日に緊急の会合を開き、第2次勧告に盛り込んだ国の出先
機関の職員約3万5000人の削減目標について、政府に具体的な対
策を求める要求事項であることを再確認する。

 各省からの出向者らが集まる分権委の事務局が最終的に作成した勧
告の文章では、数値目標部分が「政府に措置を求める対象」から除外
されるような文章が挿入されていることがわかったためだ。

 分権委が第2次勧告を決定した8日の会合では事務局が中心となっ
て作成した勧告原案に対し、丹羽委員長が、出先機関職員約3万50
00人の削減(このうち地方移譲2万3100人)を勧告に盛り込む
よう提案。各委員が了承した。その後、事務局が「突貫工事」で原案
を修正し、丹羽氏が麻生首相に勧告を手渡した。

 最終的な勧告には数値目標を盛り込んだ「出先機関の改革の実現に
向けて」(第2章の4)の最後の部分に、「政府に対して具体的な措
置を求める事項は、5及び6のとおりである」との一文が挿入されて
いた。「5」と「6」は、出先機関の組織改革などに関するもので職
員の削減目標には触れていない。このため政府内では、勧告後、「職
員数の数値目標は、政府が来年3月末までに策定する統廃合計画に入
れる対象ではない」とする見方も広がっている。

 ある分権委の委員は「事務局の官僚は姑息(こそく)な手段を使っ
た」と批判している。
(2008年12月14日03時04分 読売新聞)


↑の「ある分権委の委員」って、猪瀬直樹じゃないの、、、?
なんか、そんなことを言いそうな気がしますが。(?)

猪瀬直樹も、東京都副知事としての仕事もあるでしょうし、給料をも
らってるだから、少しはしてるでしょう?
それに、このところ、たばこの増税に気が気じゃなかったのでは?

それで、事務局の官僚の姑息な手段にまで、目が行き届かなかったの
では、、、?

しかしまぁ~、話は変わりますが、上にも少し書いた、ベートーベン
・ヘアの変人総理のように、改革推進派と抵抗勢力のように、白と黒
に色分けするのも、どうかと思いますけど、、、。

というのも、「政府の地方分権改革推進委員会」は、35000人くらいの
国の出先機関の職員のクビを切れと言ってるんですが、それよりも多
くの6万人くらいのクビを切れ~!地方分権推進だぁ~!と言ってる
のが「全国知事会」ですけど。

その「全国知事会」は、道路特定財源廃止に反対、暫定税率維持に賛
成と、改革に逆行するようなことを言ってる会だし、、、。

たとえば、この必要なくなった国の出先機関の職員を、いったん、県
の職員にするという制度にしたら、、、。
そのときは、県の職員となった、元国家公務員のクビを、スパっと切
れるんでしょうか、全国知事会の知事のみなさんは、、、?

自分のところの職員となると、クビを切るのも楽じゃないでしょう。

政権を失うのが怖くて、解散・総選挙ができないという麻生首相も、
まぁ、本人の立場になれば、少しでも長く首相の座にいたいのは、
わかるような気もしますが、、、。(?)
誰だって、負けるとわかってる選挙はしたくはないでしょう、、、?

でもまぁ、そうやって、先送りしているうちに、太平洋戦争のとき
は、終戦の交渉を早く始めなかったばかりに、東京の大空襲や、沖縄
の地上戦や、最後には原爆が来ましたからねぇ~、、、。

麻生首相も、「先送り・先送り」としているうちに、国民の不満が目
一杯たまって、思いっきりボロ負けするのでは、次の総選挙では?



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テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済

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