「次期衆院選注目の佐賀3区 各党の動きは?」
【写真】並んで張られた広津、保利両氏のポスター。次期衆院選に向 け、公認調整が課題となる=唐津市役所前
大連立構想、民主党代表の辞任騒ぎと混迷を深める「ねじれ国会」。 衆院解散・総選挙の時期をめぐってもさまざな憶測が飛び交うが、県 内は佐賀3区で与野党とも候補者の調整や選考作業を残しており、戦 いの構図が固まっていない。年内解散もささやかれる不透明な政局を にらみ、各党の動きが加速しそうだ。
大勢の観光客でにぎわった唐津くんち。3日のお旅所神幸では、自 民の広津素子衆院議員が法被姿で巡行に加わった。その後方には市議 らに囲まれた保利耕輔衆院議員。2人は、にこやかな表情で沿道の市 民にあいさつして歩いた。
3区は、郵政民営化をめぐって造反・復党した保利氏と党本部が 「刺客」として送り込んだ広津氏が競合している。現在は広津氏が原 則的に公認候補となる3区支部長を務めているが、党員からは保利氏 の支部長就任を求める声が強い。
保利氏の後援会「一誠会」は離党に伴い、3区支部がそのまま移行 した形で発足。今も保守系議員の大半が保利氏支持で固まっている。 同会代表世話人の熊本大成氏は1日、県内を訪れた党本部の古賀誠選 挙対策委員長に「3区内16支部は一致結束して活動していく」と伝 え、実質的に保利氏の公認を求めた。
保利氏自身は「騒ぐ時期ではない。まな板のコイのような状態で、 バタバタはしない。自然に流れる」と平静だが、党関係者からは 「(広津氏の)刺客としての役割は終わった」と支部長交代を既定路 線とする声も上がる。
こうした動きに、広津氏は神経をとがらせ「支部長の私が公認を受 けるのが原則であり、小選挙区で勝てるように努力する」と強調。公 認決定に際して党の世論調査などが参考にされるため、「調査に反映 されるよう支持者を増やす。比例で優遇してくれと言う気もない」と あくまで3区での出馬に意欲を見せる。
同党県連の幹部は「基本的には3区支部と決定権をもつ党本部がど うするかだ。古賀委員長は選挙のベテランだから、うまくやってくれ るのでは」と期待するが、今のところ円満解決の道筋は見えない。
対する民主も3区については前回衆院選で社民と協力した経緯を踏 まえ、同党の方針待ち状態。激しい競り合いが予想される1、2区で 自民に勝利するためにも、共闘態勢を崩したくないのが実情だ。
社民も与野党逆転を狙う考えでは一致。13日に開く県連四役会議 で「3区での擁立」を固め、民主との競合を避けるとみられる。順調 に進めば、前回同様に1、2区は民主、3区は社民が公認候補を立て る“すみ分け”が実現。ただ、民主県連幹部は「本部の方針は勝てる 候補。社民の選考次第では、いろんなケースが想定される」と独自候 補の擁立にも含みを残す。
これまで県内3選挙区すべてに候補を立ててきた共産は党本部の方 針に沿い、候補者を絞って戦う方向で検討中。共産がどの選挙区に擁 立するのか、他党も関心をもって見守る。
解散時期については通常国会冒頭の「1月説」や予算成立と引き替 えに解散する「4月説」、サミット後の「7月説」などがささやかれ る。政局を見据えながら、選挙戦に向けた準備が進む。 11月12日更新 佐賀新聞 Copyright(C) Saga Shimbun Co.,Ltd
広津素子先生、佐賀新聞というか佐賀のスターですかねぇ~、よく 話題になってますが。(?)
>3日のお旅所神幸では、~2人は、にこやかな表情で沿道の市民に >あいさつして歩いた う~ん、こういうところには、民主党の候補は、来ないんでしょう かねぇ~、、、。やっぱり、小沢さん(民主党代表)のいうように 「日常活動」をしてないと、選挙のときだけ名前を連呼しても、有 権者は支持してくれないのでは、、、?
でもまぁ、国会議員が、選挙でもないのに、パレードというか祭り にばかり参加してていいんでしょうかねぇ? もっと「政治」に時間を使った方がいいような気もしますが。
>あくまで3区での出馬に意欲を見せる という広津先生ですが、、、。 >「(広津氏の)刺客としての役割は終わった」 という声もあるようで、、、。
まぁ、表向き、3区の公認候補を目指すといってるだけで、裏では、 しっかり、比例の準備をしてるのでは? そうでなければ、痛い目にあうような、、、?
民主と社民は、 >1、2区は民主、3区は社民が公認候補を立てる“すみ分け” などといってますが、どうなんでしょう、社民党が、保利耕輔先生を 敗れる候補を探し出せる(立てられる)とは思えませんけど。
選挙に使うお金を利用して、自民党の党員になってみては? それで、広津先生と保利先生で、公認候補を党員選挙で決めることを 主張して、隠れ民主党員が大量に広津先生に入れて、広津素子を公認 候補にすると。
そうなれば、勝ったも同然?
そうですねぇ~、解散・総選挙は、 >サミット後の「7月説」 というのがいいのでは?
今、選挙となったら、インド洋上の燃料補給がテーマになるでしょう、 どうしても、、、。 正直なところ、どっちでもいいようなテーマで選挙をするのは、民主 党としても、苦しいのでは?
来年7月くらいに、しっかり増税とか税制改正をテーマに据えて、真正 面からぶつかってほしいもの。
まぁ~、今は、守屋事件?とかで盛り上がって、その分、民主党に有 利なのかもしれませんが、時間が経つと、自民党も、増税派と小泉構 造改革にしがみつく財政支出削減派とで、争いになるかもしれません し、、、。(?)
テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済
|