と同一の作品であることを確かめました。
従って翻訳の底本は他の徳田秋聲名義のマゾッホ訳と同様に、
Leopold Ritter von Sacher Masoch: Grausame Frauen, Band I/Band II, Dresden, 1901.
と結論づけておきます。
原作名も正式には初出版でなく、Band II 所収の »Richter und Henker« となります。
07-05 15:04
【徳田秋聲のマゾッホ訳】
徳田秋聲『拳銃』(「成蹊」明治41年/1908年1月)
https://t.co/mRUjAPD5Mj
ザッハー=マゾッホの『残酷な女たち』のドイツ語原書(Grausame Frauen)を確認し、『拳銃』の原作、»Leben um Leben. Eine Geschichte aus der Bühnenwelt« (1879) は、»Richter und Henker«
https://t.co/jgfhIM7Zdc
07-05 14:56
秋聲のこの発言が「挿絵は小説の伴奏である」という定型文として少くとも2人の挿絵画家に記憶されていたということですね。
国立国会図書館デジタルコレクションを調べると、後年「挿絵は小説の伴奏」との発言例が数件見られます。初出は徳田秋聲ということにしておきましょう。
07-05 07:00
独立した芸術であるには違ひないが、その独立性を持つてゐると同時に、其の一面に於ては小説の説明でなくてはならない。更に進んでは又その小説の描写でなくてはならない。その意味からいふと丁度音楽に於ける伴奏みたいなもので、小説の気分とぴつたり合つてゐないと気持ちが悪い。〉
07-05 07:00
旭正秀が見た古雑誌とは、おそらく大正11年8月の「美術画報」でしょうね。
秋聲の件の発言は「人物は二人以上欲しい 小説家から挿絵画家への注文」(「読売新聞」大正10年3月13日、全集第20巻177-178頁所収)で、原文は以下の通り。
〈小説の挿画に就ての意見はこれを広義に解釈すれば挿画も一つの
07-05 07:00
〖文例2〗
〈何かの古雑誌で、徳田秋聲氏かが、挿絵は小説の伴奏であるてなことを云つたといふことを見たが、大正十一年ごろのことである。そのころからもう相当にこの問題は、問題にされてゐたものと見える。〉
旭正秀「現代の挿絵家」(「書窓」昭和10年12月)
https://t.co/qJ47FnxRa4
07-05 06:59
【挿絵は小説の伴奏である】
〖文例1〗
〈さて、徳田秋聲氏は甞て「読売」記者に『挿画は小説の伴奏である』と、さう語られたやうに記憶する。面白い言葉だと思ふ。〉
井元水明「現代の挿画家」(「美術画報」大正11年8月)、文末に(読売新聞より)とあり
https://t.co/7eX2iN3ruu
07-05 06:40
「お友だちが見えてゐますから、入らつしゃいませんか」との言伝があり、訪れると白鳥邸のホールに徳田秋聲と武林無想庵と主人・正宗白鳥とが盛んに煙草の煙を立てていた……
残念ながら文章に一部欠落あり。
07-05 06:05
氏は順子女史とともに来られたことがある。」
2人は岩野泡鳴の思い出話に花を咲かせ、夕食後、程遠からぬ正宗白鳥邸を訪れる……
上司小剣「白鳥と秋聲」(「文芸」昭和10年11月)
https://t.co/5DdmBejbx3
それから間もない或る日の午後、白鳥夫人から
07-05 06:02
上司小剣「文芸賞と泡鳴追憶の日記」(「文芸」昭和10年10月)
https://t.co/CFSbseQ1rP
×月×日、午後、洗足の自宅に外出から帰ると、
「二階で珍らしく静かな話し声が聞える。あがつてみると、徳田秋聲氏だ。家の者がお相手をしてゐる。足かけ八年前、(中略)
07-05 06:01
これは、元来文学に関する放送に乏しかった第二放送で上記が放送されたことは「怪現象」だとして肯定的に評価している文章ですね。
07-05 06:00
【秋聲出演のラジオ放送】
秋山猛「ラヂオは叫ぶ」(「思想国防」昭和10年12月)
https://t.co/MRnBWU9EXG
「最近の例でいふと小林秀雄氏が純粋小説論といふのをやり、その他徳田秋聲氏に物を訊く座談会があつたのは、異とするに足る近来の怪現象である」
07-05 05:56
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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