徳田秋聲の随筆「鶫・鰒・鴨など」(『灰皿』砂子屋書房、昭和13年)
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では、鰒の肉に味がないというのは「東京で口にした一片二片についての感じだから」と一応断ってはいますね。
01-03 13:55
秋聲も金沢で育った子供の頃は河豚を食べたそうですが、昭和11年末に「美味くない」と言っているのは、その1年前に河豚料理店へ行った際に秋聲も箸を付けて、やっぱり「美味くない」と感じたのかも知れませんね。
01-03 13:23
(「味の味」昭和41年9月)によれば、秋聲は次女の喜代子との婚約が成立した時に寺崎とその父親とを河豚料理で有名な銀座「鳴門」に連れて行ったとあります(昭和10年11月でしょうか)。なんでそんなに不味くて危険な河豚を娘の婚約者父子に食べさせる気になったのか、気になるところです。
01-03 13:22
3日に銀座米田屋で行われた久米正雄、菊池寛らとの「作家ばかりの座談会」(「文芸春秋」昭和12年1月)で河豚の刺身が出た時には「僕は絶対食べません。美味くない」「何も危険を冒してまで食べることはない」と言って箸もつけませんでした。
ところが徳田秋聲の娘婿、寺崎浩の「秋声ごのみ」
01-03 13:21
【秋聲とふぐ料理】
冬は鍋物。体が暖まり、料理と後片付けに手間が掛からない鍋料理はうちでもこの時期よく拵えます。
関西で鍋料理といえば「てっちり」がたいへん好まれます。大阪が本場ですが、京都にも名店がいくつもあります。
秋聲好きの方はご存知のように、秋聲は河豚が嫌いで、昭和11年12月
01-03 13:18
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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