2009-09-23
【ドイツ】連邦議会の総選挙が迫る
来る27日にドイツ連邦議会(下院)の総選挙(基本定数598、小選挙区比例代表併用制)が行われる。現在の2大政党による「大連立」を構成する第2党・社会民主党(SPD、社会主義インター加盟政党)はシュタインマイアー副首相兼外相を首相候補にSPD主軸の新政権樹立をめざしているが、各世論調査ではメルケル首相率いる与党第1党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)に支持率で10%近く水をあけられており、実際は「大連立」の継続かSPDが下野したうえでのCDU・CSUと自由民主党(FDP)による中道右派政権への切り替え・樹立かが焦点となっている。なお緑の党、左翼党もそれぞれ10%前後の支持率で5%阻止条項を突破して議席を獲得する見通しで、左派の両党がSPDの票を侵食する形にもなっている。
=========
SPD中軸の政権樹立は難しい見通しで、過去4年間の「大連立」政府への有権者の評価が焦点となります。記事にも書きましたがFDP、緑の党、左翼党の3つの中小政党が支持を伸ばしており、その帰趨が次期政府を構成する連立の組み合わせを決めることになりそうです。
=========
SPD中軸の政権樹立は難しい見通しで、過去4年間の「大連立」政府への有権者の評価が焦点となります。記事にも書きましたがFDP、緑の党、左翼党の3つの中小政党が支持を伸ばしており、その帰趨が次期政府を構成する連立の組み合わせを決めることになりそうです。
trackback
comment
Powered by FC2 Blog
Copyright © インターナショナル民主社会主義・社会民主主義国際情報 All Rights Reserved.