2007-09-06
【ジャマイカ】中道左派・人民国家党政権が敗れる
ハリケーンの影響で3日に投票が延期されていたジャマイカで下院総選挙(全60議席、小選挙区制)が行われ、初の女性首相となったシンプソン・ミラー党首の率いる民主社会主義政党・人民国家党(PNP、社会主義インター加盟政党)が28議席の獲得に止まって敗れ、保守系のジャマイカ労働党(JLP)が32議席と過半数を制して第1党となり、政権交代が確実な情勢となった。しかし両党の票差は3千票にも満たない僅差だった。今後、ゴールディング労働党党首の首相就任が確実視される。
なおジャマイカ労働党は保守的な労働組合を基盤とする政党だが、名称から受ける印象とは異なり社会主義政党ではない。またジャマイカは国の規模の割には2院制を採用しているが、上院は総督、首相、野党指導者がそれぞれ任命する方式となっている。
なおジャマイカ労働党は保守的な労働組合を基盤とする政党だが、名称から受ける印象とは異なり社会主義政党ではない。またジャマイカは国の規模の割には2院制を採用しているが、上院は総督、首相、野党指導者がそれぞれ任命する方式となっている。
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