2013.10.29 (Tue)
朝日社説が「ヨんさまー!」と
今日の朝日新聞社説を読んで笑ってしまった。
その出だしはこうだ・・・
「その姿をひとめ見ようと、先日の羽田空港に数千人のファンがかけつけた。悲鳴にも似た声がいっせいに上がった。
『ヨンさまー』
韓流スター、ペ・ヨンジュンさんの公式の訪日は2年ぶり。相変わらずの人気ぶりだった」
とても社説の書き出しとは思えない。
娯楽週刊誌の記事か、テレビの芸能ニュースのナレーションである。
社説を拾い読むと・・・
「冬ソナブームに続いて、「KARA」「少女時代」などのKポップが台頭。もはや一過性のブームではなく、日本社会に定着した娯楽文化の一つと言える」
「韓国でも日流ブームが根付いて来ている」
「だが一方で、韓流関係者は、日本の一部に広がる「嫌韓」感情に危機感を強めている」
「国益を守るはずの政治が、素朴な文化交流や関連業界の人々を苦しめる。何とも愚かしい構図というほかない」
そして最後は・・・
「5年前、ヨンジュンさんの俳優活動が韓国で文化勲章を受けた際、こんな功績が語られた。「日韓の政治家や外交官100人分以上の役割を果たした」。的を射た指摘だ。
国家外交のつたなさを、市民の文化交流が補うという政治の甘えの構造をいつまで続けるつもりなのか。15年前の宣言の精神に立ち返り、真剣に関係改善を進めるべきだ」
文化交流は進んでいるのに、政治(国家外交)がつたないと批判しているが、「真剣に関係改善を進めるべき」は韓国なのか日本なのか、両国なのか、相変わらず朝日新聞はおのれの立ち位置をぼかしているのがずるい。
しかし、社説の表題が「冬ソナ10年―ずっと韓流頼みでは」となっているから多分、日本が悪いと言いたいのだろう。
しかし、悪いのは韓国側である。
昨年の李明博前大統領の唐突な竹島不法上陸と天皇陛下侮辱発言、朴槿恵大統領になってからの日本敵視政策と日本を刺激しているのは韓国側である。
一方、安倍首相は首脳会談のドアはいつも開いていると言っている。
「(小淵元首相が)過去に対して『痛切な反省と心からのおわび』を述べた」と言うが、韓国や中国に「痛切な反省と心からのおわび」はまったく通用しないのだ。
むしろ、ますます相手を付け上がらせるだけということに日本政府はいつになったら気が付くのだ。
朝日新聞はいつも上から目線でご高説を垂れ、日本を批判し中韓におもねるという点で明らかに反日メディアのひとつである。
朝日新聞社説(2013/10/28)
冬ソナ10年―ずっと韓流頼みでは
その姿をひとめ見ようと、先日の羽田空港に数千人のファンがかけつけた。悲鳴にも似た声がいっせいに上がった。
「ヨンさまー」
韓流スター、ペ・ヨンジュンさんの公式の訪日は2年ぶり。相変わらずの人気ぶりだった。
主演の韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で放映されたのは03年。「冬ソナ」ブームは、韓国ドラマや音楽の「韓流」人気が巻き起こる起爆剤となった。
今年が日本の韓流10年といわれるのはそのためだ。
冬ソナに続く別のドラマに加え、近年は「KARA」「少女時代」などのKポップが台頭。もはや一過性のブームではなく、日本社会に定着した娯楽文化の一つと言えるだろう。
一方、ソウル近郊の金浦空港でも、日本のアイドルの到着を多くの韓国のファンが待ち受ける。あちらでも「日流」が根付いてきているのだ。
国民同士が互いに関心を持つにつれ、交流のパイプは広がった。日韓の間には今、週に600便以上の飛行機が飛び交う。昨年往来したのは約550万人で「冬ソナ元年」の10年前と比べると倍増の勢いである。
だが一方で、韓流関係者は、日本の一部に広がる「嫌韓」感情に危機感を強めている。これまでも政治に起因する関係悪化に振り回され、時に厳しい逆風にもさらされてきたためだ。
国益を守るはずの政治が、素朴な文化交流や関連業界の人々を苦しめる。何とも愚かしい構図というほかない。
だが、そもそも韓流や日流が生まれる下地をつくったのは政治だった。ちょうど15年前、当時の小渕首相と金大中(キムデジュン)大統領が打ち出した「日韓パートナーシップ宣言」である。
宣言で小渕氏は、過去に対して「痛切な反省と心からのおわび」を述べ、金氏は「和解と善隣友好協力に基づいた未来志向的な関係発展」に踏み出すことを表明。首脳同士の相互訪問などとともに、文化や人的交流の拡大をうたい上げた。
あれから市民の交流は発展したのに、政治のつながりはむしろ後退しているではないか。
5年前、ヨンジュンさんの俳優活動が韓国で文化勲章を受けた際、こんな功績が語られた。「日韓の政治家や外交官100人分以上の役割を果たした」。的を射た指摘だ。
国家外交のつたなさを、市民の文化交流が補うという政治の甘えの構造をいつまで続けるつもりなのか。15年前の宣言の精神に立ち返り、真剣に関係改善を進めるべきだ。
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その出だしはこうだ・・・
「その姿をひとめ見ようと、先日の羽田空港に数千人のファンがかけつけた。悲鳴にも似た声がいっせいに上がった。
『ヨンさまー』
韓流スター、ペ・ヨンジュンさんの公式の訪日は2年ぶり。相変わらずの人気ぶりだった」
とても社説の書き出しとは思えない。
娯楽週刊誌の記事か、テレビの芸能ニュースのナレーションである。
社説を拾い読むと・・・
「冬ソナブームに続いて、「KARA」「少女時代」などのKポップが台頭。もはや一過性のブームではなく、日本社会に定着した娯楽文化の一つと言える」
「韓国でも日流ブームが根付いて来ている」
「だが一方で、韓流関係者は、日本の一部に広がる「嫌韓」感情に危機感を強めている」
「国益を守るはずの政治が、素朴な文化交流や関連業界の人々を苦しめる。何とも愚かしい構図というほかない」
そして最後は・・・
「5年前、ヨンジュンさんの俳優活動が韓国で文化勲章を受けた際、こんな功績が語られた。「日韓の政治家や外交官100人分以上の役割を果たした」。的を射た指摘だ。
国家外交のつたなさを、市民の文化交流が補うという政治の甘えの構造をいつまで続けるつもりなのか。15年前の宣言の精神に立ち返り、真剣に関係改善を進めるべきだ」
文化交流は進んでいるのに、政治(国家外交)がつたないと批判しているが、「真剣に関係改善を進めるべき」は韓国なのか日本なのか、両国なのか、相変わらず朝日新聞はおのれの立ち位置をぼかしているのがずるい。
しかし、社説の表題が「冬ソナ10年―ずっと韓流頼みでは」となっているから多分、日本が悪いと言いたいのだろう。
しかし、悪いのは韓国側である。
昨年の李明博前大統領の唐突な竹島不法上陸と天皇陛下侮辱発言、朴槿恵大統領になってからの日本敵視政策と日本を刺激しているのは韓国側である。
一方、安倍首相は首脳会談のドアはいつも開いていると言っている。
「(小淵元首相が)過去に対して『痛切な反省と心からのおわび』を述べた」と言うが、韓国や中国に「痛切な反省と心からのおわび」はまったく通用しないのだ。
むしろ、ますます相手を付け上がらせるだけということに日本政府はいつになったら気が付くのだ。
朝日新聞はいつも上から目線でご高説を垂れ、日本を批判し中韓におもねるという点で明らかに反日メディアのひとつである。
朝日新聞社説(2013/10/28)
冬ソナ10年―ずっと韓流頼みでは
その姿をひとめ見ようと、先日の羽田空港に数千人のファンがかけつけた。悲鳴にも似た声がいっせいに上がった。
「ヨンさまー」
韓流スター、ペ・ヨンジュンさんの公式の訪日は2年ぶり。相変わらずの人気ぶりだった。
主演の韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で放映されたのは03年。「冬ソナ」ブームは、韓国ドラマや音楽の「韓流」人気が巻き起こる起爆剤となった。
今年が日本の韓流10年といわれるのはそのためだ。
冬ソナに続く別のドラマに加え、近年は「KARA」「少女時代」などのKポップが台頭。もはや一過性のブームではなく、日本社会に定着した娯楽文化の一つと言えるだろう。
一方、ソウル近郊の金浦空港でも、日本のアイドルの到着を多くの韓国のファンが待ち受ける。あちらでも「日流」が根付いてきているのだ。
国民同士が互いに関心を持つにつれ、交流のパイプは広がった。日韓の間には今、週に600便以上の飛行機が飛び交う。昨年往来したのは約550万人で「冬ソナ元年」の10年前と比べると倍増の勢いである。
だが一方で、韓流関係者は、日本の一部に広がる「嫌韓」感情に危機感を強めている。これまでも政治に起因する関係悪化に振り回され、時に厳しい逆風にもさらされてきたためだ。
国益を守るはずの政治が、素朴な文化交流や関連業界の人々を苦しめる。何とも愚かしい構図というほかない。
だが、そもそも韓流や日流が生まれる下地をつくったのは政治だった。ちょうど15年前、当時の小渕首相と金大中(キムデジュン)大統領が打ち出した「日韓パートナーシップ宣言」である。
宣言で小渕氏は、過去に対して「痛切な反省と心からのおわび」を述べ、金氏は「和解と善隣友好協力に基づいた未来志向的な関係発展」に踏み出すことを表明。首脳同士の相互訪問などとともに、文化や人的交流の拡大をうたい上げた。
あれから市民の交流は発展したのに、政治のつながりはむしろ後退しているではないか。
5年前、ヨンジュンさんの俳優活動が韓国で文化勲章を受けた際、こんな功績が語られた。「日韓の政治家や外交官100人分以上の役割を果たした」。的を射た指摘だ。
国家外交のつたなさを、市民の文化交流が補うという政治の甘えの構造をいつまで続けるつもりなのか。15年前の宣言の精神に立ち返り、真剣に関係改善を進めるべきだ。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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