村野瀬玲奈の秘書課広報室

あと 9月18日や7月7日も、ですね

以前、「日本人」は終わり(8.15)を強調するが、ドイツは始まり(ヒトラー内閣成立の1933年1月30日、等)を重視する、と聞いたことがあります。
終わりを語る(≒間・前は端折る)のではなく、原因となった始めから考察する。
自ら招いた結果の２度の敗戦、首都での凄惨な地上戦、アウシュヴィッツ等の残虐行為の露呈、そして戦後の東西分断という経験をしたドイツだからこその反省的態度(そうなるのにも世代間論争等で時間・労力もかかったそうですが)でしょうね。
一方、「日本人」は、近隣アジア諸国を植民地化し、戦争を仕掛け、そして戦争に負け、その結果占領されたのに、いまだに「終戦」「進駐軍」の文言を使い、そして性奴隷制・徴用工問題等植民地下・占領下での蛮行を否定したがる…

『12月8日の教訓』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9492.html

＞82年前、国民はいきなり世界最強の米国との開戦を知りました。
その八ヶ月前、日中戦争を理由に衆院議員の任期を延長し、戦争継続や南進論に、人権弾圧下の不平等選挙とはいえ国民に判断を与えず破滅に導いたのです。
この反省から参議院の緊急集会を制定。
任期延長改憲は絶対に許してはなりません。

参議院で対応可能ですから、憲法を改正する必要性は存在しません。
それなのに、必死の形相で改憲しようとしているクズどもがウジャウジャいるのです。
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第91回帝国議会　衆議院　参議院議員選挙法案委員会　第2号　昭和21年12月21日

○大村國務大臣　　・・・御承知のように新憲法におきましては、衆議院がありません場合において、國家緊急の案件がありますると、參議院の緊急集會をもつて、ものを處置するということに相なつております、現行憲法におきましては、そのような場合におきまして、緊急勅令というような手段が設けられておりまするが、新憲法におきましては、それがなくなりまして、參議院の緊急集會ということで處置することに相なつております、
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第90回帝国議会　衆議院　帝国憲法改正案委員会　昭和21年7月15日
○金森国務大臣　今御示シニナリマシタヤウナ場合ヲ予想スルコトハ可能デアルト思フノデアリマス現行憲法ニ於キマシテモ、非常大権ノ規定ガ存在シテ居ツタコトハ今御示シニナツタ通リデアリマス併シナガラ民主政治ヲ徹底サセテ国民ノ権利ヲ十分擁護致シマス為ニハ、左様ナ場合ノ政府一存ニ於テ行ヒマスル処置ハ、極力之ヲ防止シナケレバナラヌノデアリマス・・・
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日本国憲法は失敗に学んだ憲法です。
馬鹿に必要以上の権限を与えてしまうと国民の意思を無視して権力を濫用する可能性がありますから、必要以上の権限を与えてはいけないのです。

大日本帝国というお笑いクソ国家は国家緊急権を濫用して国民の命を奪いました。
日本国憲法はその反省の上に成立したものであり、よって憲法上に緊急事態条項を規定してはいけないのです。
お馬鹿どもに国家緊急権を与えれば国家の最高法規は停止されてしまう可能性があります。
つまり、国家権力から個人の人権が守れなくなってしまう可能性があるのです。
日本国憲法は、国家権力を制限することで個人の人権を保障しているのです。