村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

泉健太代表のもとでの現在の立憲民主党のダメさを、政局ブログの大御所であるkojitakenの日記さんのいくつかの記事を引きつつエブリワンブログの宮武嶺弁護士が書いています。うなずくしかない内容です。

●Everyone says I love you !
「ｋｏｊｉｔａｋｅｎの日記」さんより「立民のマイナス評価を前任の枝野幸男の時のイメージダウンのせいにする泉健太はやっぱりダメな人。立民の低迷には泉に大きな責任がある」
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/10299902895ec4b363616da171bea57b
2023年08月19日


宮武嶺弁護士の記事やkojitakenさんの記事の内容を繰り返すことはしません。リンク先から読んでください。

そこに書かれている泉健太体制の立憲民主党への批判や、泉健太にインタビューしているたかまつななへの批判に加えて、私がここでさらに言いたいのは、日本国・日本人のあらゆるところを、自分・自国の現在と過去のダメなところを客観的に認識し反省とともに改善することを拒否するメンタリティが覆っていて、それが日本のあやゆるところをダメにし続けているということです。

自分が現在行なっていることがうまくいっていないことを客観的に認識できないことがまず日本人や日本人の組織には多いです。そして、それを認識できているとしても、その原因が自分にあることを客観的に認識できないことが日本人や日本人の組織には多いです。それが日本国と日本人のダメなところだと、このブログを通じて日本の政治と社会を観察してきて確信するに至りました。

その最悪の実例の一つは、日本の過去、大日本帝国時代の過ちやアジア諸国・アジア諸国民への加害の事実を認めたがらないのが日本の権力と世論の主流であるということです。大日本帝国なんて、過去の日本だから、その過ちなんて遠慮なく批判できるはずなのに、それができない個人・政党・報道業者が日本に多いこと多いこと。自分の出身都道府県からたとえばとんでもない犯罪者が出たとして、その犯罪者への批判を遠慮してしまう人はいないと思うし、自分がその犯罪者と同じ都道府県の出身だからといって自分を後ろめたく感じる人もいないはずです。大日本帝国の過ちや1945年までの蛮行だって同じことです。

日本出身の犯罪者の行ないを批判することを「自虐的」と感じる日本人はいないはずなのに、大日本帝国の行ないを批判することを「自虐的」と感じる日本人が多いことは、人類学的・社会心理学的・歴史学的な大きな研究テーマではないかと思います。

そこで泉健太体制の立憲民主党に話を戻すと、泉健太は自分の思想や行ないを客観的にモニタリングできないという意味では、多くの日本人と同じ欠陥を抱えています。だからこそ政党の代表に選ばれてしまうのでしょう。だから、泉健太を立憲民主党代表の座から引きずり下ろすだけでは足りなくて、自分の思想や行ないを客観的にモニタリングして反省とともに自己修正できる日本人を一人でも多く増やさなければなりません。

こういう私自身、自分の過去記事のまずかったところを認識しそれを改めて自己改善していく努力を怠ってはなりません。そのための基準は、普遍的な人権思想や反差別思想や現在の日本国憲法に規定されている民主主義社会のあり方などです。

立憲民主党のあり方、その代表である泉健太の自己モニター能力の不足を批判すると同時に、そのような立憲民主党や泉健太のあり方をなんとなく承認してしまう日本人全体も改善が必要です。どちらが優先ということではなく、どちらも必要なことです。

宮武嶺さんとkojitakenさんの立憲民主党批判、たかまつなな批判を読んで感じたことを別の角度から書きました。先は長いですが、かならず日本人のメンタリティの改善は可能だと信じてこれからも書き続けます。

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