村野瀬玲奈の秘書課広報室

日本軍国主義者「安倍晋三」は核武装論者、被爆者の声など聞くつもりは毛頭ありません。
（煙たく思っているはずです）
また、誤った国策の辺野古新基地建設強行の旗振り役、翁長知事に追悼を表する気など毛頭ありません。
（内心微笑んでいます）
ありとあらゆる面で最低最悪です。
まさに６３歳児という言葉がピッタリ。
ご指摘のとおり３歳児の方がまだましです。
こういった人物を選挙の度に圧勝させ、高支持率で支え、首相にし続ける日本社会全体の罪の重さは重大です。

　確かに安倍を見ていると村野瀬さんが仰るように年をとっても『児』という文字をつけたくなるほど、精神年齢が子供以下です。
　ですけど、安倍は我々日本人の悪弊の象徴に過ぎず、実際には我々日本人の精神年齢が江戸時代で止まったままなのではないでしょうか。
　幕末にあのペリーが来航してようやく我々は海外に目を向けましたけど、それは強制的なやり方で目を向けられたという思考が無意識層にあるが為に歪んだ被害者意識が湧き上がっているのではないかと感じます。でなければ、幕末以降からの我々の蛮行と今における居直りを説明できません。歴史教育（特に近現代史）を単なる暗記だけにしたツケが安倍自民党やその取り巻き達による暴走だと思います。

　ちょっと俳句を作ってみました。、
　季語がないのはご容赦ください。


　・　野次言うな　こんな人たち　拘束し

　・　野次言うぞ　安倍が手をすり　足をする

　・　花見酒　税金だから　おいしいな

　・　花見酒　恥を知れとは　言わないで

　・　地元には　公費もてなし　なぜ悪い

　・　じゅん子と　八紘一宇　恋してる

　こんな笑い話があります。

　商人がみそかに掛け取りにきたが，中から声がして留守だという。その声が主人らしいので，掛け取りは障子に穴をあけて中を覗いてみると主人がいる。
　「あんたそこにいるじゃありませんか」。すると主人は腹を立て，「たとえ障子でも，破れば住居侵害だ，けしからん」「あっ，これは失礼しました。すぐに直しましょう」とよく繕い，「へい直りました」「うん，では覗いても見えないか」「ええ，見えません」「見えなければ留守だ」。

　安倍政権が行っているのは，これと似ているのではないでしょうか。

　ローマ帝国にカリギュラという皇帝がいました。残忍なことで知られ，見世物用の野獣の餌に囚人を与えたりしました。祖母のアントニアがそのような行為を注意したところ，「よく覚えておいてください。私は誰にでも何でもしていいのだということを」と言いました。皇帝は全能の神に等しいものと考えられ，誰にでも何をしてもいいと彼は思ったのです。
　こうなってくると，あらゆる悪行，愚行，残忍行為にかかわらず，逆にスキャンダルは成立しなくなります。なにしろ，なにをやっても許されるのであり，失敗はなく，ころぶことはなく,それを見て笑う人もいないのですから。

　自分も処刑されるかも知れないと恐れた２人の護衛隊員がカリギュラを刺殺しました。享年29歳，皇帝在位３年２月でした。妻も刺殺され，幼い娘は壁に頭を打ち付けられて殺害されました。

　安倍晋三は森友事件，加計事件をスキャンダルとしないでやりすごしてきました。花見事件もスキャンダルとしないでやりすごしてしまうのでしょうか。
　地方の議員が公職選挙法違反をすれば逮捕され有罪となる，公務員が公文書を破棄すれば逮捕され有罪となる。
　安倍晋三については同じことをしても全く責任を問われない。
　警察や検察が首根っこをつかまれているので，何もできません。
　現在の日本では，同じ罪を犯しても罪を問われる人間と問われない人間がある，ダブルスタンダードの社会に私たちは生きています。

　憲法審査会で発言の機会を与えられずに石破茂氏は激怒しました。小沢一郎氏もいるのですから，保守系の政治家も連携するなり戦略を必死になって考えるべきではないでしょうか。

　安倍晋三は自分が逮捕されないように，検事長の定年を延長するという違法行為を発表しました。
　定年に関しては国家公務員法で勤務延長がうたわれていますが，検察官法では勤務延長は書かれていません。一般法より特別法が優先するわけですから，都合のいいところだけ一般法の例外規定を使うのは違法です。

　いったいどれだけ悪事を重ねるのでしょうか。

　独裁と腐敗により，「自由と民主主義の女神」の衣服がはがされそうな事態を目撃するような激しい怒りを覚えます。

　今昔物語にこのような話があります。

　巻29第26話　日向守□□書生を殺す語

　今は昔，日向守（ひゅうがのかみ）□の□という者がおった。
　任国にいるうち，国司の任期が終わったので，新国司の着任を待つ間，引継ぎの書類どもをととのえ，書かせていたが，書記のなかに一人，とくに事務能力のすぐれた文字のうまい男がいたので，それを一部屋に閉じ込め，古い記録の書き直しなどを命じた。
　守は腹心の郎等を呼び密談を交わした。郎党はやなぐいを負い弓に矢をつがえて書記の前にたちふさがった。
　郎等はたいへんに気の毒だが，主人の仰せとあらば断わるわけにもいかない，
と言ったところ，書生は80歳ほどになる老母と10歳ほどの子がいるので，最後に一目会わせてほしいと頼んだ。
　書記が老母に別れのことばを告げると，郎等と馬の口についていた者どもも泣いて涙を流した。
　郎等は書記を引き立てていき，栗林の中に連れ込んで射殺し，首をとって帰っていった。
　思うに，日向守はどのような罪をこうむったことだろうか。虚偽の文書を書かせたことでさえ罪が深いのに，まして，書いた者を罪もないのに殺すなど，その罪の深さは思いやられる。これは重い盗犯と同じだと，聞く人は皆憎んだ，とこう語り伝えているということだ。

　安倍晋三もこれと同じようなことをしていると思います。森友問題では改ざんを命じられて良心との葛藤の間に一人の公務員が自らの命を絶ちました。

　花見問題に関連して，ANAホテルが，宛名白紙の領収書は出さない，主催者に対して領収書を渡し，出席者ひとりひとりに領収書を渡すことはない，一般の利用客でも政治家でも扱いを別にしたことはない，と書面で回答しました。
　すると自民党からは，もうANAホテルを使ってやらないと言いだしました。
　まるで子どもが，「先生にチクったから，もう遊んであげない」と言っているようなものです。
　自民党全体が幼児化しています。