村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

公共放送から「安倍自民党チャンネル」へと名実ともに変質したNHKは、放射能汚染について危険な現象を「心配ない、基準値以下だ、安全だ」と偽装することはあっても、安全なことを危険だと偽装することはあまりないでしょうから、次のニュースに嘘やごまかしはあまりないと考えられます。したがって、ネットから消される前に、警戒とともに記憶と記録のためにメモ。

●NHKニュース
原発建屋外で最高値の放射線量
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131207/k10013649361000.html
2013年12月7日 0時24分

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質を含む気体を放出する作業、ベントに使われた排気筒という設備を、東京電力が調べた結果、放射線量が１時間当たり２５シーベルトという極めて高い値に上ることが分かりました。
この値は推定値ですが、建屋の外では最も高く、東京電力は作業員の立ち入りを禁止し、対策を検討しています。

東京電力は作業員の被ばく対策のため、福島第一原発の１号機と２号機に隣接する高さ１２０メートルの排気筒の周辺で放射線量を調べました。
その結果、建屋と排気筒をつなぐ配管の地上８０センチの部分で、放射線量が今も１時間当たり２５シーベルトという極めて高い値に上ることが分かりました。
この値は周辺の放射線量から算出した推定値ですが、浴びるとすべての人が死亡するとされる被ばく量におよそ２０分で達します。
排気筒は、おととしの事故で放射性物質を含む気体を放出する作業、ベントに使われたもので、東京電力は「配管内部に放射性物質が付着しているためではないか」と説明しています。
福島第一原発では２号機の格納容器の中で１時間当たり７２．９シーベルトという値が計測されていますが、排気筒の値は建屋の外では最も高くなりました。
排気筒では、周囲の鋼材の骨組みに、地震の影響とみられる破断やひび割れが見つかっていて、東京電力は周辺への作業員の立ち入りを禁止するとともに、補強や解体に向けた対策を検討しています。

（転載ここまで）

福島第一建屋外で放射線量最高値 http://t.co/tlK6v08WnY ・建屋と排気筒をつなぐ配管の地上８０センチの部分で放射線量が、今も125Sv/h ・2号機格納容器内72.9Sv/h ・東電「配管内部に放射性物質が付着」 pic.twitter.com/q3XfYjGG0F

— タニ　センゾー (@Tanisennzo) December 7, 2013

次のブログ記事に関連記事もいくつか記録されています。参考のためにリンクしておきます。

●げんぱつニュース
倒壊寸前のベント排気塔、最高値の放射線量２５シーベルト
http://ameblo.jp/syuukitano/entry-11721020005.html
2013-12-07 13:43:43


このような危うい状態の建造物はいつか倒壊することでしょうが、そうなる前に対策は間に合うのでしょうか。そして、「そうなった時」に正しく広く報道されるでしょうか。不特定秘密隠ぺい法の恐怖、そして、それを強行可決した自公（プラス協力者としての維み）の政治の恐怖がじわじわと感じられてきます。

---

●国会議員への投書のための「議員一覧ポータルサイト」 (1)→http://taro-yamamoto.jp/お知らせ/【反tpp・反秘密保護法！】全国街宣キャラバンス/ ; (2)→http://publistella.jp/
●マスメディアへの投書のための「News for the people in Japan」マスメディア問い合わせ用リンク集→http://www.news-pj.net/link/media.html
●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集　（適宜更新）」経由で→http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html

関連記事

• 原発のトラブルと事故のデータベース (2011/11/06)
• シンガポールが原発導入を見送り　（メモ） (2012/10/27)
• 海外マスメディアが作ったような汚染予測地図を作らずに汚染の疑念を拡大した日本政府 (2011/05/02)
• 福島県議会の福島全原発廃炉請願採択を支持します。 (2011/10/28)
• 一般人への宣伝と世論操作の場、あるいは反原発の人への脅しの場と化した川内原発再稼働についての説明会 (2014/10/08)
• 原発は無責任の集合体」、「原発は国家ぐるみの壮大な粉飾決算」　（メモ） (2014/04/23)
• 原発事故は人間の精神力を壊すことがわかった。 (2011/07/17)
• 保安院のやらせシンポジウム事件は原発政策の正当性を改めて粉砕した。 (2011/08/01)
• 「原発は援助しない」という世界銀行と国連の方針 (2014/05/11)
• 2011年の東電福島原発大事故から教訓を得て脱原発を達成したドイツと、原発依存をますます進めている自民党に政権を与え続ける日本の対比が悲しい。 (2023/03/23)
• 再生エネルギー応援 (2011/09/16)
• 大飯原発３・４号の再稼働に反対する緊急ネット署名　（締切2012年6月7日正午） (2012/06/06)
• 「被ばく強要論」への反論 (2015/04/08)
• 大飯原発再稼働に対する世界からの抗議行動 (2012/06/21)
• 電力会社は競争のない私企業のままでいてはいけない。 (2011/04/08)